9/7
コペンハーゲンから。。。
easy jetのゲートまで来た。
信じられないけどこっからUKが始まってる。いきなりQだ。どうしてこうイギリス人は列を作りたがるのだろう。仕事の手の遅さも関係あるに違いない。
rasy jetはイギリス資本の会社なのだからだろうか。
なんとか並んで機内へ。格安Jetなので機内食なんてものはない。
自分でメニューで頼んで現金精算だ。
なんかお腹が減ったのでsoup with breadを頼む。やはりまずい。基本だな。
でも、別に食べられない味ではない。
というか、同乗の仲間に味音痴なのではないか?と聞かれるが、日本では結構うまいもの好きなはずなのだが…
諦めなのか、なんなのか結構平気だ。
コペンからロンドンのスタンステッドまでは約1時間半。短いあっていう間だ。
とか言ってる間に着いた。
入国審査で引っ掛かる。一昨年にツアーでアーティストビザで入国してるので、それで引っ掛かったらしい。結構うざい。疲れてたので切れたら、帰りのチケットを見せてくれってことになって、見せたらそのまま通してくれた。なら、グダグダ言うなよなって感じだ。
空港から、市外に向かうバスに向かう。
既に、11時。
0時45分。londonのmarble archっていう所に着く。本来ならこっから大体3,40分でleytonの友達の家に着くのだけど、電車はギリギリ終わってた。
ナイトバスで移動。スーツケース持ってナイトバスはイヤだなぁ…
なんとか、目的地の近所まで着く。
地図で見ると結構近そうなのだけど、歩いたら1時間かかってしまった。
こっちの友達にこってり絞られてから、床に就いた。3時。
ふー、初っぱなから怒られた。
9/8
leyton一日目。
毎日の早起き生活のせいか、朝の8時には目が覚めてしまった。
仕方ないのでご飯を食べることにした。
友達(以下Y)と一緒に朝ご飯を食べる。っていうか、パンを適当に。
んで、Yは仕事に出かけたので、僕も散歩に出かける。
2年前に居た所なので、懐かしいので近所をぶらぶらする。
友達達は前はもう一つ先の駅のleyton stoneの駅の近くの家だったけど、今度は一つ手前のleytonに引っ越したので、懐かしいleyton stoneまで遊びに行く。
tescoに行く。
食材を若干とlondonの地図。後、トラベルカードを買う。
なんか無駄に時間がかかってしまった。13時だ。
まあ、そんなもんか。戻ってきたら、もう1人の友達(K)が起きてて、一緒に昼飯を食べる。なんとなく、政治の話とか、いろいろと話をした、2年ぶりなのに毎日会ってたみたいに話してるのが楽しい。Kはいいやつだ。
シャワーを浴びてから、散歩がてら、ASDAっていうスーパーに買い物に行く。無駄にでかいサミットみたいなもんだ。
明日からの食材を買って帰る。夜ご飯が出来てた(^^)
飯食って、テレビ見て、就寝。
一日目はなんのイベントもなく、終了。
9/9
2日目。
のんびりと二日目。
朝飯をKと食べて、ダラダラしてたらYも起きて来て、結局2度朝ご飯を食べる。
まあ、いいんじゃない…
今日はとりあえず洗濯して、多分、DesignMuseumに行く予定。
と、家を出たはいいがPLASAっていう舞台関係のテクニカルの見本市を見に行くつもりだったのを忘れてた。
DesignMuseumの前にちょろっと行こうって思って行ったら…
いけません…これはいけません。。。
入り口のRegistrationでApplicationFormっていうのを書いてて気が付いたのだけど、私の本業はDesignerでした。ツアー中からStageManagerのつもりで居たけど、いやあ忘れてた。
Lightingの本と資料になりそうな写真をガンガン撮り。もともとテクニカルの機材には詳しいので、説明を聞くまでもなく、いろいろといじっていじり倒してきた。
日記に書いても面白くないので、書かないけど、新しい面白い機材も沢山あった。うーん使ってみたい。
照明のコントロールをする機械の資料をもらおうと思ったら、売り切れでないそうなので送ってくれるそうだ。日本まで。すげーなあ。
今更、照明の基礎とかの教本も買った。もちろん英語。
ここのところ、新人に説明することも多くなったので、私は技術の基礎をちゃんとした方法でならってないので(日本人の照明家はほとんどそうだと思うが)ちゃんと勉強したいなと思った。
こっちの大学に入るのが一番いいのかもしれないなとも思ってる。演劇を学ぶってこともしたい。
なんとなく独学でやってる分の演劇の知識で日本のその辺の演出家には負けないし、もちろん、専科の大学生にも負けるとは思わないので、日本の大学に行くのは意味がないだろうと思う。
と、言うわけで、見本市がすげーおもしろく。結局気が付いたら既に6時。
DesignMuseumは閉まってます。
仕方ないので、時間つぶしにシェイクスピア・グローブに行ってスケジュールをもらって、そのまま一応DesignMuseumに向かって移動。
TATEの前を通ったらすげーでかいバルーンのオブジェが展示してあった。Funnyだったので写真撮っちゃった。
TowerBridgeの近所にこないだから、アメリカのmagicianがつるされてるので、それを見にいく。というか、Kからの命令で見てこいとのこと。
まあ、今の時期のlondonの旬の話題であることには変わりないしな。
正確には吊るされてるというか、44日間吊るされたガラスケースの中に閉じこもって断食をするって企画らしい。水のみで44日。
こっちのテレビでは結構大きく扱ってる。
それから、バスで戻ってChinaTownに行く。んで、Bun(まあ、菓子パンみたいなの)を食べてぶらぶらして帰宅。
なんか足が疲れた。
10/9/03
3日目
今日は目が覚めたら、昼でした。
眠い。なんか疲れたみたい。
本来は休みなんだもんな。休もうって…
昨日、DesignMuseumに行くって決めてたんだった。
っつうわけで、DesignMuseumに行った。
Peter Saville Showってグラフィックデザイナー?の展示だった。
Factory Recordのデザイナーだった人。Yoji Yamamoto,GIVENCY、Dior、とかのデザインでも有名。
適当に流して、また、見本市に顔を出そうと思ってたのだが、キャプションを読まないと話にならないので、子細にみていったら2時間弱もかかってしまった。
作品自体も面白かったけど、時代や、本人の背景もわからないと見れないから。
キャプションを真面目に読んでおかないと、いけないので結構ハード。
見終わって少しスタバでダラダラして帰宅。
Yが早めに家に戻ってたので二人でご飯作って食べて、ダラダラとダイニングで話をして寝た。
11/9/03
4日目
目が覚めたら、昼近くてびっくり。
今日は2時からのグローブ座のマチネを見にいくつもり。
リチャード2世をやってる。この回を見損なうと帰国前に2本立てでリチャード2世、3世を6時間連続で見る羽目になる。それは体力的にきついので急いでいかないと。
Kも起きてて、Yはおでかけ。
Kにみそ汁とご飯を用意して、朝飯を済ませて家を出た。
なんと、雨が。自他共に認める尋常じゃない晴れ男なのに。Kに傘を借りて家を出た。
駅まで歩きながら、もしかしたらロンドンで初めて雨の日に外出かなと思った。
今まで一度も雨に降られたことは無かったからな。
と、電車に乗って目的の駅に着いておりて見たら雨が止んでいた。
ああ、そう言えば、今日はグローブ座のヤードで立ち見をするつもりだったのだった。
自分の晴れ男っぷりにすこし怖い思いもあるな。
こういう時に雨が降ったことはほとんどないのだ。
補足しておくと、シェイクスピアグローブは吹き抜け構造になってる劇場で、半野外劇場だ。
舞台の前がヤードって言われる立ち見の場所になってて、そこから空が見える。
周りの席と舞台は全部一応屋根がついてるのだ。
そんなところで見るつもりなのに、雨なんてことはあり得ないよな。
ボックスオフィスでチケットを買って(ヤードは£5。一番安い。でも舞台の目の前で見やすい)、中に入る。
時間がぎりぎりだったので買えないかなと思ったけど、朝の雨のおかげで少し人が少ない。
始まってすぐに、
「あー、英語が…」
前に見た時も思ったけど、全然分からない。
関係ないんだけどね。内容も大体知ってるし、でも、きっと分かったらもっと面白いんだろうな。
芝居の内容はここでは割愛させてもらって。
一幕の最中にいきなり私の近所に立ってた高齢のおじいさんが、倒れてしまった。
その瞬間、びっくりすることがおきた。
まず、舞台の上の芝居が止まった。
一時停止みたいにして、その後、出演者の一人が係員に声をかけて人を呼んで、なおかつそのおじいさんに、
「大丈夫?」
と、声をかけた。
結局、係員の人たちがおじいさんを車イスに乗せて、別の場所に移動していった。
そして、おもむろに一時停止が解けて芝居が再会。
声をかけた役者は戻ってすぐに怒って泣くシーンだったのに、普通にさっきまでのことが無かったかの様に演技していた。
すごい。
別な意味で感動。他の観客も感動していた。思わず拍手しそうになったけど、芝居が続いてるのでみんなも止めたようだ。
芝居の最後の所で不覚にも泣きそうになってしまった。
日本で芝居を見てるときに泣くことなんて今までの人生で一回しかない。
かれこれ15年前のことだ。
ロンドンでしかも言葉も分からないのに、なんだか切なくて泣きそうになった。
主役のリチャード2世が暗殺され、その後のシーンで棺が次の王の所に運ばれてくる。
王は刺客にたいしてとても怒って、みんなが去る。(なんで怒ったのかとかは台本を各自みてください。)
最後のカーテンコールで、リチャード2世と次の王が手を取り合って楽しそうに踊ってるのを見て、なんか物悲しくなった。
楽しかったなあ。
言葉がそれなりにしか分からなくても楽しめるんだよね。
さて、腹が減った。
夕食をその辺のお店で買って食べた。
ちなみに、チキンのSpring Roll。ドーナツ、ティ。今日の夕食だ。
しばらく時間をつぶして、Wappingと言う所に行ってダンスを見る。
5分くらいの短いダンスだ。
こっちはあまり面白くなかった。
家に戻る途中で買い物をして帰る。
カレーを作って、ちょっと食べてから就寝。
12/9/03
5日目
段々昼に起きるのが普通になってきてる。とても良くない。
昨日作ったカレーを食べて出かける。
少し財布が軽くなってきたので、弁当を作った。とりあえず、トマト、ベーコン、レタス、スクランブルエッグ。あれ?BLTサンドじゃん。これと、林檎を一つ。
Fallow’sに向かう。有名なFlyFishingのお店だ。そこでお師匠さんにお土産を買いにきた。
有名店なんだけど、品ぞろえはあまり良くない。っていうか日本の方が全然良い。日本製のものも多かった。
唯一こっちでしか買えそうもないものは竿だけで、竿は£500くらい(10万くらい)。うーん、お土産に一つと言える身分になりたいものだ。
結局キーホルダーを買った。
Harrod’sへ行く。
友達に日本で売ってない化粧品を買ってきて欲しいって言われてたので、どうも金のにおいがする所は苦手なんだけどな。
結局見つからないで、無駄足だった。せっかく嫌いな所に行ったのにな。
ついでにSerpentine’sGalleryに行った。
なんか今一つ。面白いと言えば面白いけど、まあいいんじゃないって感じ。何もinspireされない。
そのままHydeParkをぶらぶらしてみた。
リスがちょうど夕食の時間らしく、ドングリとかを物色してた。
じーってこっち見られたから、
邪魔しないよ。こっちはこっちで勝手にしてるから、君は君で勝手にしてなよ。って思った。
自分に関係なくても、彼らはそこに存在して、自分もそこに居るんだな。
哲学?
とか思いつつ、大英博物館へ。
とりあえず、歩き疲れたので、カフェでコーヒー。
ここは日本人多いなあ。そして、いつも思うけどここはアナウンスが悪いよな。どこに行けばいいんだ。どこに行けば見たいものが見れるんだろう…
ちなみに見にいきたいのはMedicine Man。端っこの方でちょこっとやってる感じだった。TimeOutに書いてあるのと違うじゃん…もっと沢山カルトなものとか展示してあると思ったのにな。
結局展示してないものまでうつってる映像のインスタレーションが一番面白かった。
ちなみに展示してたものは、義手、義足、ディルドー、仮面、人体模型、薬の瓶とか、いろいろ。少し魔術的なものって感じの宣伝だったのに、結構興ざめ。なんせ、量が半端なんだよな。
8時半に閉館なので、追い出される。
金曜の夜なので、街をぶらぶらしてみるけど、何もやってない。音楽やってるかなって思ったのでレスタースクウェアに行ってみたけど、何もなかった。
ふー。
仕方ないので帰宅。
13/9/03
6日目
今日は、The Taming of the Shrewを見にいった。また、シェイクスピアグローブだ。
土曜日なので、観光客でごった返していた。
時間を見誤ったし、天気もとても良かったのでSold Outかな。
案の定Cue(列)が出来てた。
始まって5分くらいで、Yardのチケットが売り出されたので入れた。
ふー。
ちなみに邦題は「じゃじゃ馬ならし」
題名見ても意味が最初わかんなかった。Shrewってのはじゃじゃ馬って意味もあるんだけど、トガリネズミって意味もある。おかげで少し混乱した。
今回はWomen’s Companyなので、女の人しか出ない。ちなみに前回見たリチャード2世はMen’s Companyなので、男しか出なかった。
主役っていうか、ペトルーキオの人がすごい良かった。今回の話はペトルーキオとカトリーヌがメインになってて、面白かった。じゃじゃ馬ならしを女の人だけのカンパニーでやるってこと自体もとっても面白い。
もちろん、演技力も普通じゃないから女の人が男を演じてるとか、そういうことが関係なく見られる。
すごいよな。これは前のリチャード2世にとっても言えることだ。まあ、女の人が男を演じるよりも、男の人が女の人を演じる方がよりコミカルにとらえられがちなので、その辺の枠を超えるのは難しいだろう。面白いのはいいけど、真面目なシーンの時に笑われても辛いしね。
あ、それでそのペトルーキオ役の人のすごいのは完全に見てる最中に男のセクシーな感じが出てるのだよね。日本の宝塚ちっくになってないのもすごかったけど。男に見えるんだよな。多分、メイクしてなくて衣装きてないといい女なんだろうなって思った。
いいものを見た。
その後、飯食ったりいろいろとして、それからイタリアンカフェに行ってラテ飲んでたら、いきなり日本の歌が流れてきた。しかも水木一郎とかなんかその辺。なんだなんだ?って思ったら、ルノーのCMだった。やるなルノー。思わず大爆笑してしまった。
みんなに少し変な目で見られてしまった。いやー、だって面白かったんだもの。
残すところ後4日。火曜にはリチャード3世を見る予定。チケットをもう買ってしまった。
楽しみだ。
14/9/03
7日目
さて、今日は予定は特に入れてない。
さすがにオフなのに疲れても仕方ないので、休みにして外に出る予定を極力避けた。
昼過ぎにTescoに買い物に行く。ついでに地元の古いバーに行く。
ダーツが置いてあったので、30分くらい遊んできた。ちなみに下戸なので飲み物はレモネード。置いてあるダーツがぼろぼろのダーツで曲がってた。ここ2週間ばかりまともにダーツを投げてないのでうまく飛ばない…結局、シングルブルにしか当たらなかった。からっきしだ。
気を取り直して、Tescoで買い物。今日は日曜なので着いてしばらくしたらもう閉店。慌てて買い物を済ませて、出てくる。同居人のYのためにビールを24本入り二ケース買って帰る。結構重い。
その後、だらだらとスープを作る。
じゃがいもとニンジン、ほうれん草、コリアンダー、タマネギ、ベーコン。
なんとなく東南アジア風味のスープが出来た。結構うまい。
もう一品、パスタを作る。ゆでたパスタに柚子胡椒をからめた。これもうまい。但し、少々辛い。
スープは大量に作ったので恐らく明日当たりにはトマト缶を足してトマトスープになってる予定。
ただの冷蔵庫の大掃除だと言う説も有力…苦笑
後はなんとなくテレビを見たりして過ごす。
run lora runをやってたので見る。
久しぶりなので話を覚えてなかった。結局最後まで見てしまう。
そして、午前1時。うーん、お休みだったなあ。
明日は月曜でギャラリー関係はほとんどお休みなので、明日もルーズな一日になるだろう。
後、数日で日本だ。
金と仕事の心配さえ無ければ後1週間くらい居たい。ま、不可能だけど。
さて、寝よう。
15/9/03
8日目
いよいよ大詰めなのだけど…
今日は予定なし 笑
Yの友達のお姉さんでキュレーターをめざしてる人に照明のことを聞かれたので質問に答えに街まで出る。
結局カフェで2時間弱。照明の講義をすることになった。
アートの照明ってあまり仕事にならないので専門職での仕事とか、フリーランスで出来る仕事ではない。僕もたまたま仕事がそういう場所であって、会社員だった時に2年間ばかりやってたから分かるのだけど、普通の照明さんはあまりやらないからなあ。
専門の本とかって出てるのかと聞かれたが、照明の本自体が日本では数が少ないので無いよとしか言えないのも辛いよな。
実際無いし。
僕自身、照明の実質的なところはお師匠に習ったことと、この間の照明の展示会(2日目参照)で買った本で勉強した。(実は1976年からの重版の本で、これが最初に入った会社に置いてあったのを時間を見ては一生懸命読んでいたので、それが僕のライティングの基礎になっている)
結局、3時待ち合わせでそれから4時間近く照明やアートのことを話した。有意義な時間だった。
別れた後は若干ぶらぶらしてから帰宅。
昨日作ったスープをトマトの缶を足して、トマト風味に変更。
なんか減らないスープになってる。
明日は芝居だ。
昼間、うまく行けばカレー屋にいける。楽しみ。
ロンドンも後残す所2日間。短いな。
帰ったら仕事が待ってる。
うーむ。
16/9/03
9日目
起きたら昼過ぎ。
ダラダラしてしまった。
結局、カレーは食べに行けなかった。
明日かな。
3時過ぎに家を出て、劇場に向かう。リチャード3世を見に行く予定。
現金がないことに気が付いて、慌てて銀行へ。ついでに今日の夜のご飯も買いに行く。
イタリアンカフェに行って、サンドイッチを作ってもらう。でき上がってもらった直後にトーストしてくれることに気が付いたけど、後の祭りだ。っていうか、面倒だったので、そのまま出てしまった。
隣のCafeNEROに行く。(こっちで多いイタリア系のコーヒーショップ。安くてうまい。スタバとは比べ物にならない。)
コーヒーとサンドイッチが今日の夜ご飯。それだけだと寂しいので、ついでに林檎も露店で買った。
さて、劇場へ。
今日のリチャード3世はまたもやWomen’s Companyだ。
こないだのじゃじゃ馬ならしとほとんど出てる人は一緒だ。カトリーヌやった人が今度はリチャード3世。実は僕の中での彼女の評価結構低い。一応、有名な女優なのだけどいまいち演技が固いと思う。どうしても乗れないんだよね。但し、技術的なことはとてもすごい。
オープニングが素晴らしかった。
まず、ヘンリー4世?とマーガレットと重臣達が踊りながら舞台正面奥の扉から出て来て、彼らが一番前まで来て振り返ってまた、奥の扉に向かって行くと、中からリチャード3世が出てくる。そんで有名な冒頭のシーンが始まる。リチャード3世の独白だ。
見せ方として素晴らしい。
ただいかんせん英語が分からない。と、言うか、分かっても言葉が古くて単語が聞き取れても意味が分からない。シェイクスピアの芝居をこっちで見る時には十分な下調べがいるのだよな。と痛感させられた。ま、仕方ないのだけど。
台本をきちっと頭に入れて観た方がきっと面白いのだろうなと思う。
だけど、役者の表現力がすごいのでなんとなく観れてしまうのもすごい。
さて、中盤のかったるい所はすっとばして、例の戦闘シーン。物語の最後の戦いのシーンだけど、これがかっこいい。
ほとんどダンスで構成されていて、一応チラシとかにもここが売りって書いてあった。
リッチモンドとリチャードの戦いだけがリアルに戦ってて、それ以外は亡霊、兵士達が入り乱れて踊ってる感じ。身体表現が綺麗で感動した。
こっちのソードの殺陣もきちんと覚えたいなと思った。かっこいいんだよね。体の外を回してソードを振り回す感じの殺陣はなんとも映える。日本の日本刀の殺陣よりも野蛮な感じだけど、面白い。
ちょうど、日本にいる時になぜかロマン=ポランスキーのマクベスをやってて、それも最後のマクベスの殺陣がかっこよかったな。
切れない剣で強引にぶったたく感じなんだよね。野蛮だ。
帰ったら、どっかで習おうかな。
さて、結局今シーズンの3本を観た結果の自分の独断と偏見の順位としては、リチャード2世、じゃじゃ馬ならし、リチャード3世って感じ。
自分自身が男芝居がやはり好きなので、どうしてもリチャード2世が一番面白かったなと思ってしまう。
主役のマーク=ライアンスが好きだってのも贔屓の引き倒しになりそうだけど、、、
こんな感じかな。
劇場にツアーで一緒だった通訳の子がたまたま見に来てて一緒になったので、若干夜のロンドンを徘徊して、帰り方を教えて帰ってきた。2時近くになってしまった。
疲れた。
明日のこの時間にはきっとナイトバスを待ってるんだろうな…
ここにいるのも残す所あと30時間を切った。寂しいな。
17/9/03
Last Day
昼過ぎに起きる。
今日はCurryを食べに行く。
いつもCentreの方にしか行かないので、今日はYとKと一緒にLondon NorthEast Tourに出かける。
ってわけで、いつも乗るバスと逆に向かってバスに乗る。
段々と周りの景色がインドっぽくなってくる。英語で文字が書いてあるのに、読みに無理やり合わせての文字なので、意味がまるで理解できない。白い人や黒い人が全然いない。
バングラな感じになってきたな。ケバブとかしか売ってないし…
ってわけで、インドの食堂のようなカレーのレストランに入る。なんかデリみたいな感じでカレーが並んでる。適当に三つくらい頼んで、ひーひー言いながらカレーを食べた。
結構量が多い。それでいてかなり安い。3人でかなりいっぱい食べて£20なので、かなりお得。
しかし、腹がいっぱいで動けない…苦しいなあ。
と、思って隣を見たら、皿一杯。恐らく僕らの3人分を一人に一つずつ3人組のおっちゃんらが喰ってた。信じられない…どこに入るんだ…恐るべしIndian
腹がいっぱいすぎて動けないのでコーヒーを飲みながらダラダラおしゃべり。しかし、一時間くらいだらだらしてても腹が膨れて辛い。
とりあえず、いつまでも居ても仕方ないので腹ごなしの散歩に出かける。
また、バスに乗ってWaltham Stowって所に行く。
また、ここがすごい。
マーケットが立つのだけど、意味不明なマーケットなんだなこれが。Kお勧めのスポット。
雑多人間達のエネルギーが溢れてる。
インド人がやってるオリエンタルフード店(要は中華食材とか置いてある)とか、カフェなんだけど、ケバブが食えるとか、コーヒーとケバブは合わないのにな。
ちょっとなんか変。
長いマーケットの道。これがまた変なんだよな。道の両サイドはお店がずーっとある商店街なのだけど、その内側の車道部分に延々と露店が出てる。つまり、ダブルでお店が立ってる感じ。わからんでもないが、よく考えると変だよな。
ちなみにオリエンタルフード店は基本は中華食材ばかりなのだけど、かなりアヤシイ日清の焼きそばとかカップ麺とか売ってる。ドラゴ○ボールのカップ麺とか。なんか、すげー。
上海豆腐ってのも結構秀逸。上海って書いてあるのに、木綿とうふって平がなで書いてある。うーん。何を間違えたのだろう。
後は、サバの缶詰め。フィリピン産なのだけど、でかでかとSABAと書いてある。もちろん日本で見たことはない。さらに不思議なことにSardineって書いてある。これはサバ?イワシ?どっち?っていうか、SABAで意味が分かる人が居るのか?とか疑問だらけ。
んで、また歩いてると、すごいもの発見。
Sex Shop。大人のおもちゃ屋なんだけどね。
すげーよ。だって、考えて見るとこれって中野とかの商店街の真ん中にいきなり大人のおもちゃ屋さんがあるってことになるわけで、なおかつ昼間に営業してる!!うーん。すごい。すごすぎる。しかも、客が居る。サンダルつっかけたおばちゃんとか入ってる。
もちろん普通に大人のおもちゃ屋なので、ディルドーとかも売ってる。
うーん。イギリスは懐が深い?
そんなイギリスでは、こんな商店街でも100mに一つずつPubがある。
これも不思議だよな。こんなにバングラなのに。
ってなわけで、商店街とかを冷やかし疲れたので、Pubへ。
Pubなんだけど、簡単に大体中にあるものは決まってて、スロットマシンが1,2台。スヌーカー(ビリヤード)が一つ。ダーツボード(!!)。お決まりのジュークボックス。微妙に古い曲が流れてる。ある意味流行りにのってるとも言えるかも、だって80’sとかだし。
んで、カウンターがあって、椅子席もいくつかあって、だらだらと昼間からオヤジどもやおばちゃんがビール飲んでるわけ。
つうか、君たちはいつ働いてるの?公園に行けば結構な数の人(しかもオヤジ多数)がサッカーに興じてるし。
Pub堪能してる間におなかの調子もよくなってきたので、帰ろうかなってことになった。
YとKはこっちで暮らしてるので(当たり前だ。そこに居候に来てるんだから)食材とかを買いに行くので一緒に行く。日本に持って帰る紅茶とかをゲットにしに一緒に行く。
10日も居たせいか、思わず食材を探しはじめてしまいそうになる。今日の深夜には家出るのに。なんか切ない。
まあ、そんなこんなで帰宅。んで、パッキング。
戻ったらRealWorldが待ってる。
18/9/03
Epilogue
パッキングが終わったからと言っても、まだ何も始まってない。これから大変なことが始まるのだ。
1:00
もちろん深夜1時。25時でもいい。どういうわけか、こんな時間にバス停に居る。危ないよな。
2:00
ナイトバスに乗ってる。客は酔ったオヤジと僕。ONLY!!!!しかも、僕のかたわらにはスーツケース。
3:00
またもやバス停。但し、ロンドンの真ん中辺り。えらい寒い。人が居ない。さっきガキんちょにからまれた。あ、白タクだ。何々?。。。乗らないって。
4:00
空港に向かうバスの中。眠い。
5:00
チェックインカウンターに居る。朝っぱらで機嫌が悪そうなおばちゃんに重量オーバーでやいのやいの言われてる。うっせー。
6:00
なんとか入れた。スタバでコーヒー飲んでる。ゲートが開かない。
7:00
飛行機の中。まだ飛んでない。安いだけあって狭いぞEasyJet!足が前の席にどうやってもあたる。さっきゲートでおばちゃんに細かく差別された。パスポート見て顔色変えるなよな。前の前の人…sir. 前の人….madam. 俺……..。微妙だよ。ま、そういう国だ。
8:00
どっかの国か、海の上…カクン…ZZzzzz…..
10:00
コペンハーゲンのパスポートコントロールに居る。感じのいいおっさんだ。
11:00
空港のラウンジに居る。カウンターはまだ開かない。退屈。外何もないし。
12:00
チェックインカウンターに居る。荷物を預けた。ヘビーって札ついてる。さっき、別のカウンターで引っ掛かったので、荷物を手荷物にかえて、再度チャレンジしたところ。勿論別のカウンター。さっきのははずれ。しかし、昔ニューヨークで買った靴を捨てるはめに。まあ壊れてるんだけど。なんかな。
13:00
カフェに居る。またもやコーヒーを飲んでる。しかし、デンマークは物価が高い。コーヒー600円。まだ飛行機まで時間があるな。
15:00
Boarding Gateに居る。日本の新聞が並んでる。朝日新聞をとりあえず読んでみたりする。
しかし、当たり前だけど日本人だらけだ。日本に行く飛行機だもんな。しかも直行便。
16:00
飛行機の中。見損ねたミニミニ大作戦を見てる。結構面白いな。
20:00
記憶が飛んでる。眠い。
24:00
うーん。眠いのだけどなぜか寝られない。FindingNEMOを見た。なんか泣きそうになった。切ないな。いい映画だった。やるなピクサー。確かまだ日本公開してなかったよな。お勧めだ。英語で見たので細かいところが分からないので、公開したら見にいくかな。
26:00
すでに時間がわからない。ジムキャリーの映画を見るBLUCE ALMIGHTY っての。
これもまだ公開してない。またもや英語オンリー。かなり面白い。なにげに簡単な英語を使ってくれてるからな。飛行機乗ってる時にいつも映画を見てて、確かトゥームレイダースも飛行機の中で見た気がする。英語だけで見るのも結構面白いんだよね。勉強になるし。
28:00
既に何時なのかわかんない…
10:00 19/09/03
着いた。長かったな。いろいろと。結局飛行機の中寝てないし。さて帰ったら風呂入って寝よう。
俺、お疲れさま。