英国顛末記2001

英国顛末記 序1
明日は出発日だと言うのに、まだ荷造りもしていない・・・と、いうか正確には明日ではなく、今日の12時には飛行機の中に居るはずだ・・・が、今俺が居るのは某劇団のアトリエ。。。真っ暗で暑い。暗いから灯体(照明器具のこと)をつけると暑い。消すとなんにも見えない。。。(苦笑) その上暑いのはあんまり変わらない。
何してんだかなあ。しかも照明のことは今回噛んでないしなあ。一応弟子みたいなもんだから、少しは相談に乗るけどデザインってのはオリジナルじゃないといかんと思うし、俺が手を出しすぎたらバランスがおかしくなりすぎる。
演出部(舞台部の演出部ではなく、演出家集団的な在り方として)の最長老になってるものなあ。。。ま、望んでしたことだ。仕方がない。っていうかまあ楽しいからいっか。。。(またかい・・・)
だが、現実は容赦ない。
パンツ一つですらまだ旅行用の鞄に詰め込んでいない。人生かなり行き当たりばったりで生きてるつもりだが、ここまでのことはしたことはない。
明日は出発だって言う思いを抱えて、眠れずに過ごし寝不足丸出しの顔で出発するってのが今までの俺のやり方だったと思う。。。
まあ、悔やんでも仕方ない。今できることはやっておかないといけないな。
決まってない動きが数カ所、トーンの問題で解決しなくてはいけないことが数カ所。
それと、何より今の俺に求められてるのは、ここに存在すること。
ま、明後日から(というか、明日から)日本からは旅立つわけだから、今はやらないと。自分で選んでやろうとしてることだからやはり何があってもここで投げてはいかんよな。
そんなことは微塵も考えずに考えて、投げ捨てて、やばいなあ、楽しいなあ。俺ってやっぱりダメ人間で、その上芝居キチ◎イなのね・・・・
なんて考えてるうちにタイムアウト。後は任せて行くしかないな。
眠い目をこすりながら、チャリんこけっ飛ばして、だらだらいろんなこと考えながら話しながら、YとAと名残を惜しみつつ帰宅(午前5時(笑))
とりあえず、何するべきかわからないのでシャワーに入る。。。
なーんか、忘れてないか??
なんて一抹の不安を残しつつ荷造り。ま、着替えとタバコとライターとiBook.後、財布とパスポート。これでまあいいかなぁ。持ってかないといけないものが多いし。面倒だから、もう出ちゃおう(笑)
(なんとかなならんのか・・・この行き当たりばったり加減は・・・)
とりあえず、何も考えず。目白までタクシー。既に体力は底を尽きてる・・・

英国顛末記 序2
とりあえず、目白に到着。
こっから山手線に乗って。。。NEX(成田エクスプレス)に乗るために新宿へ。。。
日暮里からスカイライナーで成田へ。。。。
って、どっちで行くか決めてないことに気が付いた(汗)
やばいじゃん。。。と、思いつつ先に来た山手線の池袋、上野方面行きに乗る。ここでも行き当たりばったり全開(笑)だって、先に来たんだもの・・・なんて、自分に言い訳してる間に気が付いたら田端。乗り過ごしたかな?とか思って焦る。降りなくて良かった・・・ともかく、日暮里到着。
15分待ちで来そうだ。駅の売店でチャンピオン購入。スカイライナーで読もうって思ったが、体力切れで寝てしまう。危うく、成田第2エアポートで降り損ないそうになりつつ、空港内へ。
よっしゃー成田ー!!
っていうか、ここまで長いって?ま、気にしない気にしない(笑) 成田に着いて、とりあえず発着便ボードを見る・・・あれ?
時間変更?・・・14:15・・・おれってトランジットだったよなあ・・・ま、最初4時間トランジットだったのが、縮まるってことか?・・・いや、まさかモスクワ泊まり?・・・いやじゃー(>_<)どんな美人でも、体毛が濃いから横から見るとヒゲが見えて切ない感じなんてー(偏見)・・・とか、なんとか言っても仕方ないので、時間でも潰すかねえ・・・まだ航空券もらってないし。
(この間0.5秒)
開き直って、航空券貰いに行くが、よく考えたらまだ8時半なんで俺が乗るアエロフロート・ロシア航空(そうです。実はロシア航空なんです(>_<)結構怖い感じ)のカウンターは開いてない。とりあえず、鞄抱いて1時間仮眠。ついでに買い物を済ます。あっち使う電話のコネクタの変換と、パスポートケース、ウェストにくっつける財布。
アエロフロートは・・・っと。あったあった。順調じゃないの。さくっとチケットをもらう。遅れてるんで、あっちのGのラインに行って詳しくは聞いてね。と言われて移動。カーゴに入れる荷物チェックに行く。。。が、やっぱりまだ早いので受付してませんとのこと。。。でも、5分じゃんかー中に入れてくれよー(>_<)と、だだをこねても仕方ないので5分待って中に・・・と、まだ受付が開いてない(笑)時間にルーズだから早め早めに。。。って早すぎじゃい(笑)しばらく(30分(苦笑))待つとアエロフロートの札がかかった。よし行くか。。。しかし、さっきから少しずつ時間が飛ぶのは落ちてるのか?俺は・・・
受付。チケットを渡すと、モスクワトランジットですよね?と確認される。「少々お待ち下さい。」ん?なんかやな予感。。。
「飛行機が遅れますので、トランジットの時間が短くなります。そのためカーゴに入れると乗り換えできないかもしれないので、手荷物扱いにしますので機内に持ち込んでください。」
うー、重いのにー。と、思いつつ。「はい」って言って荷物を預けられずに不満そうな顔してたら
「お時間おそくなりまして、申し訳ありません。お食事のチケットを発行しますので、こちらでお食事でも。。」
って、食券をもらったラッキー(^^)
とは言っても時間が早い・・・後約4時間なにしてればいいんだろー・・・ご飯にはねえ。まだ11時だし・・・ここで両替してないことに気が付いた。とりあえず両替に並ぶ・・・

英国顛末記 序3
長い・・・・っていうか、遅い・・・・(この文章のすすみも遅い(笑))
両替時間長いよー。ブツブツって思いつつ。並ぶ。。。。両替完了!
ま、でもおかげで時間潰れた。とりあえず一服。(-。-)y-゜゜
さて、昼飯。1500円分の食券もらったから、適当に食べようっと。。。。しまった、寝てないから食欲が。。。無い。。。ま、寿司でも食って行くか。で、寿司にする。あまり美味しくない。成田で寿司はだめらしい・・・(当たり前だ)
飛行機まで時間があるので、仮眠。気が付いたら、出国受付開始してたので、出国審査に行く。なんの問題もないので、通過。
まーだ、時間あるので免税店に行ってジバンシィのFWD購入。結構気に入ってるのだけど半年近く切らしてた。
D96ゲートから飛行機に乗るので移動。この時点でまだ13:30。
飛行機の時間は14:15まだ45分ある。でも、チケットには13:45から搭乗開始だから、ちょうどいいか?とか、思いつつみんなにメール書く。速攻返事帰ってくる。やっとこ国外に行くのねっていう実感がわく(笑)なんか京都辺りに旅行に行く感じだった(笑)
14:15・・・まだ、飛行機到着しません。。。どうした?アエロフロート・・・・乗り換え時間40分の俺大ピンチ?
14:25・・・まだ来ません(苦笑)やばいです。
14:30・・・搭乗開始。あっぶねー(笑)っていうわけで、やっとこ飛行機に乗れた(笑)
うーん、ぼろい。なんていうかぼろい。なんていうかガタガタしてる。。。。思いっきり不安。
ま、悩んでも乗るしかないので乗る。しかし、カーゴに行くはずの荷物が機内持ち込みってのは・・・邪魔だ・・・ま、キャンプ用のでかいザックだからいいけど・・・とか、思ってたら、
ロシアでフライトアテンダントのねーさんに怒られる。どうやら、荷物邪魔だってさ。「may be this seats passenjers…」こっから先は発音が難しいのか、俺が耳が悪いかで不明。だってカウンターで荷物持ち込めって。。。でも、英語でロシア人と口論しても仕方ないのでほっておく。っていうか、荷物ちっちゃいので、上に入れることになった。
14:50・・・やっとこ滑走路に移動開始。ホントにトランジットできんのかなあ・・・
しかし、滑走路走ってるだけで、この揺れって言うのはどういうことなんだろう・・・キャビン中央のパネルガタガタ揺れまくり。あんまり飛行機は利用しないけどあまりにもあんまりな揺れ幅だよなあ、5センチくらいは揺れてるぞ・・・・とか、考えてる間に離陸。すごい音だ。ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・あぶねー・・・・
とか、思っている間にどうやら無事に離陸。
周りの乗客は日本人は少ない。みーんなロシア人らしい。アテンダントとの間での会話を聞いてもさっぱり分からない。しかし、ロシア語ってなんであんなに行きが抜ける音が多いんだろう。。。スパシーバとか。。。サヴォイとか。。。ヘタな役者の息を必要以上に抜いて喋ってるみたいな言葉だ。シュゥッっていう息の音がうっさい感じ。ダースベーダーのようだ(笑)一応日本語でもアナウンスしてくれるのだが、シュッホンジッツワシュ(本日は)て感じでひっじょーに聞きにくい(笑)面白いから、いいんだけど。一生懸命話してるし文句言ったらあかんよな(笑)

英国顛末記 序4
ドリンクサービスが回ってくる。怪しいピーナッツと、飲み物は好きなもの。下戸じゃなければウォッカでもって思うけど、どうもそんな気分ではないし、しかも考えてみたら既に36時間近く起きてるんだった(笑)そんな状態で酒なんて飲めるかー!下戸だし・・・結局怪しさいっぱい夢いっぱいな感じのオレンジジュースを頼。。。。んだはずだった。。。何故か俺の前にはトローリとした質感がなんとも言えない感じを醸し出してるトマトジュースが!。。。どういう事なんだろう・・・発音悪かったんかなあ・・・・なんか、そういう問題じゃないのかなあ・・・・まあ、いいか。喉乾いてるし。って思って飲んだら結構旨かった。但し、これが機内一発目でなく、他の飲み物があれば(笑)ちゃんとジュクしたトマトを絞った感じのトマトジュースが美味しいが口直しがないのはかなり辛い。なんせ、ずっとトマト味(笑)うー。
やられてても仕方ないので、とりあえず仮眠。してたら、起こされた。ご飯らしい。うーん。さっき寿司喰ったよなって思いつつ食べる結構良い感じの機内食エビとアスパラのカレーライス。ぷりぷりのエビがうまい。。。
しかし、西に向かって飛んでるので日が沈まない。っていうか、ずーっと明るい。高度が高いからとかではなく、太陽と一緒に飛んでるのでぜーんぜん日が沈まない。仮眠ばかりとってたので、眠くなくなってきたので、映画でも観ることにする。が、フランス映画だったので、今一なかんじ。しかもあんまり面白くない。空港で買った地図の読めない女、話しを聞かない男を読む。
映画終わったかな?っと思って、画面を見ると田舎のビジネスに泊まったときに見るローカルCMのようなロシア航空の系列会社のCMを見る。ここまでださいと素晴らしい感じだ。深夜に1人でぼけーって見るとも無しに見てる感じがしてしまう。しかし、ださい(笑)
とか、思ってたら今は亡きJason-scott-lee主演のターザンが始まった。当然字幕なし、英語か、副音声ロシア語しかも感情なし(笑)英語で見る。普通に面白い。やっぱりハリウッドって最高!(笑)
とか、思ってる間にも機内にはゴーっていう爆音がしてる。どっかに穴でも開いてるんかなって感じ。ま、いいけど。飛んでるし。そういやこの飛行機って見たことない形してるよな。ロシア製(旧ソ連製?)なのかしら。
今度はライトミールが出てきた。なんか、閉じこめられて動けないで飯ばっかくわされてる感じ。ブロイラー?(泣)
またもや仮眠。
機体下降し始めたどうやら、もうすぐ着陸らしい。さて、現地時間で今は。。。19:15・・・あれ?
俺ってトランジットだよな?チケットを見る19:55・・・いまから着陸して・・・乗り換えて・・・あれ?
短くないか?っていうか危ないじゃん・・・
モスクワに一泊?もしくはヒースローで一泊?どっちもやだなあ・・・ベッドでそろそろ寝たいよ(泣)既に、ベッドに最後に入ってから48時間目前なのに・・・まさか、このままモスクワ止まり?・・・そういやこの飛行機ってローマ行きだよな・・・まさか、直でローマ行ったりしないよな・・・ローマか・・・イタリアもいいかなあ(笑)・・・・いや、どうすんねん。ポンドしか持ってないぞ・・・ま、クレジットカードでなんとかなるかな(苦笑)・・・
(0.5秒経過)
ま、いっか。なるようにしかならんわな。(爆)
着陸。
普通に着陸した。19:40・・・やっぱり時間ギリギリ。
とりあえずダッシュで移動。。。。って、俺は何処でトランジットの手続きすればいいんだ?まさか電車のようにはいかんよなあ・・・ま、とりあえず一本道ダッシュで移動。。。。「london!…london!」叫んでるロシア美人のおねーさん発見。どうやら、トランジットの時間ないから、乗客を捜してるらしい。ラッキー。
空港内の係員にくっついて、移動。荷物チェックを適当にされて。チケットをもらう。

英国顛末記 序5
なんとか、乗れた。
今度はボーイング747。普通だ。怪しいロシア製の飛行機じゃない。席もまともな感じの座席だ。よかった(泣)
しかし、タイトロープ感ばりばりだな。良い感じだ。living on the edgeな感じ。生きてるって感じするよな?・・・あれ、俺変?結構楽しいんだけど(笑)追い詰まり具合がとっても良い感じ。楽観的な性格してなかったらおかしくなるな。。。こんな状態は。。。
新しい機体なので、何処を飛んでるかっていうアナウンスが画面に出てきてる。良い感じだ。。。。しかし、画面がどうもずれてる感じ(笑)航路が下の方で画面からはみ出てる(笑)中途半端感満載だな(笑)いいぞ。しかも、静かだし。やっぱりあんな爆音しっぱなしってことはないよな・・・ま、飛んだし着いたからいいけど(笑)
滞在15分のモスクワを見ながら離陸。雲の中に入ってしまったから、全然見えないのが少し残念。どうもトーンが暗い感じがするのは気のせいだよな?あ、でも現地時間で20:00だからもう夜なんだよな。緯度が高いから夜でも結構明るいんだなあってことか。
外見てもずーっと雲でつまらないなって思ってたら、今度は画面でjanet jacksonが踊ってた。良い感じ。にーちゃんどうも最近見ないけど、同じ顔でちょっと前のmichalな感じだからいいな。janet好き。少し満足したので仮眠。(寝てばっか(笑))
寝てたら、なんか周りがゴソゴソ動いてるのに気が付いて目が覚めた。また、ご飯だ(笑)
ホントにブロイラーだな(苦笑)ま、食べるけどね。なんか、ロシアのスニッカーズみたいなお菓子が付いてきてる。ロシア航空なのにボルシチとかは無いんだなそう言えば(笑)ま、いいけど。
チキンのグラタンが薄味だけど、うまかった(^^)
食べ終わってまた仮眠。目が覚めたら、雲がはれて、海が見えたどうやらnorth seaらしい。アムスが少し見えた。海岸線が薄いの見てやっぱり海面が高いんだなって思った。って、しばらくたったら、あっていう間にブリテン島が見えた。(笑)そか、海峡って行っても短い距離なんだよな。フランスとか、オランダとか、近いんだよなって変に実感した。まもなく着陸らしい。
ロンドン近辺に来て高度が下がる。まるでサービスのようにウィンブルドンのセンターコートの近所を飛んで回って、ヒースローへ。
着陸許可が出ないらしくぐるぐる回る。ロンドン遊覧飛行状態(笑)良い感じだ。
しかし、現地時間で既に20:00なのに空が明るい。
町並みを見ながら、日本の町並みって汚いなあって思った。なんていうかこっちは統一感のある感じの質感や町並みで暖かい感じがする。やっぱり都市はある程度の質感の統一がないと汚いっていうか、やりっぱなしの街になってしまうんだなって思った。ま、こっちは石の文化。日本は木の文化だもんな。仕方ないか。でも、こないだ谷中に行ったときはなんか日本にのいい形を見た気がしたな。
なんて、都市考現学ちっくな事考えてる間に着陸。
入管に向かう。。。実はタバコの持ち込みが規定の2倍持ってきてることに気が付く(笑)ま、関税取られるだけだよな(おいおい)とか、思って入国管理に行くと並んでるし・・・すげー列。しかも、稼働率3分の1受付3つに1つしか動いてない。。。さばけてないよ。この人数。。。
周りを見たら、お、日本人?って思ったら大体韓国の方々だった日本人はほとんど皆無だった。うーん。しかし韓国語ってガヤだと日本語に聞こえる(笑)
1時間経過・・・
無事に入管通過。なんの問題もない感じ(笑)blackの可愛い入国管理のおねーさんと談笑してたら通過できた(笑)いいんかイギリスこんなんで(笑)しかもタバコもノーチェック(笑)
ふー到着・・・って、こっから地下鉄乗ってこっちの友だちの家に行かないとなんだった。。。でも、飛行機につかれたのでコーヒー飲みたーいって思ったので速攻カフェに移動。1ポンド60ペンスのカフェラッテを飲みつつ地図を見て地下鉄への道順確認。勿論タバコも吸いつつ(笑)一息ついたのでkamran(こっちの友だち)の家に電話。シェアしてるyasminが電話に出た。終電に乗り遅れないようにねー。って言われて。地下鉄の駅に移動。やべーundergroudのチケットの買い方っていうか、表示の見方が分からない。日本式の書き方とは全然違うぞー・・・と、思ったらticketの販売機に日本語ボタンが付いてた(笑)なんて優しいんだろう。日本も見習っておけーって思いつつ。ホームへ。
ピカデリーラインに乗ってホルボーンへ。そっから乗り換えてセントラルラインでleyton sotoneへ。
ピカデリーラインには乗れたけど、ちょうどロンドンの中心通って反対側だから遠い感じ。日本だったら、羽田から綾瀬に向かう感じかな。。。
途中の駅でいつまで経っても、電車が出ない。ぜーんぜん電車駅に止まりっぱ。困ったなって思ってたら。周りのみんなも困ってるみたい。参ったねーっとか談笑してたら、反対のホーム電車来て「こっちからあっちに乗り換えてください」ってアナウンスが入ったので、みんなで移動。なんだかなあ。無事にホルボーンに到着。ここから乗り換えて・・・って、乗り換えは問題なく完了。
しかし、混んでる。遊んだ帰りの人たちと同じ電車だから、みんななんとなく酔ってる感じがする(笑)
あ、そう言えば乗り換え待ってる間にナンパしてるにーちゃん見た(笑)。面白いので見てた(笑)英語の細かい所は全然分からない(なんせ中学、高校、大学の一般教養で習ったことしか分からない、しかも忘れつつある感じ)。でも、それじゃあかんだろーな感じの声のかけ方だった。案の定振られてにーちゃんいじけてどっかに行ってしまった(笑)ナンパする方も、される方もリアクションは国は関係ないんだなって変な所で感心した。
無事にleyton stoneに到着。駅の近所だから、もらった地図見てだらだら歩いて到着。0:00ジャスト。うーん長い移動だった。
しかし、イギリスまで来てるはずなのに、どうも国内におでかけしてる感じが抜けない。英語を周りが喋ってても大して気にしてないし、普通な感じ。まるっきり緊張感ないし。(笑)ま、どこに行っても俺は俺か(笑)
みんなにメール書いてから、やっとこ50時間ぶりくらいの布団に向かった。

英国顛末記 1日目
11:30 9時間の時差がまったくない感じで目が覚めた(笑)
普段通り何も予定していない日の動き方だ。昨日の夜にyasminさんにまだ家の鍵がないから、出かけるんだったら一緒に出ないと出かけられないよ。あたしは9:30にはでるけどと、言われていたが結局目が覚めた時間はその時間の2時間後。
長旅の疲れと言うよりは、その前からの予定の無茶加減の方が比重が多きそうだ(笑)
食卓の上には朝の間にyasさんが食べ物を残していってくれた。ありがたい(^^)だけど、昨日あんだけブロイラーのように喰わされたのでお腹はすいてない。一応、クロワッサンがあったのでそれを喰いつつ、紅茶を飲む。(こっちは水が硬いから、とっても紅茶が美味しい日本みたいに渋くならないから時間おいても飲めるし。良い感じ(^^)〕
ま、そういうわけで今日は一日家にいて、メール書いたり、書き物したり、ラジオ聞いたりしていた。
暇つぶしに外に出て、写真を撮ったりもした。ただし鍵がないので扉はあけっぱなしにしておくことに。ま、写真撮るのも家の前だけだし・・・
後で扉が勝手しまってしまった。
ここの家のドアにはドアノブと言うものが存在しないので、締め出し状態(苦笑)
友だち戻ってくるまで、散策するには時間がありすぎたし、ちょうどポットでお湯沸かし始めた所だったから中にもどらなくては、、、でも、鍵はない。
5分経過
あ、2階のトイレの空気取りの窓が開いてたな。
仕方ない。2階から入るか・・・
雨樋をつたって2階へ。そこから、mission impossibleよろしく窓の中に頭からずるずるー・・・
ん?あ!扉のドアストッパーに服が引っかかった。。。
あー、今見つかったら、こんな間抜けな格好(上半身だけ、体を部屋に突っ込んで下半身は家の外。ちょうどお尻から下が窓の前にぶら下がってる感じ)でfreeze!!とか言われたらどうしよう(泣)なんでもいいから待ってくれよー(泣)って感じだよななんて愚にもつかない事考えてる間に入れた。ほっとしたのもつかの間。遠くからポリスカーの音が・・・ファンファンファンファン。。。。。
あ、やば。。。って、思ったけどどうやら俺じゃなかったらしい。よかった。
18:30・・・kamさんと、yasmin帰宅。ひとしきり談笑の後、食事。
サラダの具にするために材料を切る。まったく切れない包丁で大根のかつらむきをしようとしたが、ままならずただの大根の千切りになってしまう。
結局、イギリス初日の外出は家の玄関から、塀を越えて裏側の2階の窓までで終わる。何やってんだか(笑)

英国顛末記 2日目
あんまり寝られない。時差ボケではなく確実にただの睡眠障害。
暇なので、ひたすらみんなにメールうってみる。
10:00・・・寝っ転がってるのに飽きたので、起きあがり昨日のサラダ用の大根の千切りの残りから大根の味噌汁を作ろうとするが、出汁が見つからない(笑)出汁のない味噌汁なんて食えたものではないので、出汁になりそうなものを冷蔵庫からあさる。
煮干しを発見したので、それから出汁をとることにする。味噌は既に冷蔵庫内にて発見済み。
家主達はまだおきて来ないので、適当に味噌汁を作りつつ、メールチェック。
yasmin起動。起きてきて一緒に朝ご飯をつくる。どこからか、豆腐を出してきて奴を作ってくれた。
なんとなく朝食の準備が整った所で、kamranが起きてきた。(実際には、起こしたが正解かも)結局朝食のメニューは、大根の味噌汁と、卵焼き(甘いの)、奴、米。うーん、日本の朝ご飯だ(笑)良い感じである。なんとなくご飯を食べ終わったら片づけをしつつ今日の行動のミーティング。(昨日書き忘れたが、昨日の食卓の話題はノミ退治のことと、蜷川カンパニーを見に行く話し。)
そろそろ温かくなる時期なので、今の内にノミ退治をしないと大変な事になるそうだ。どうやら、俺はナイスタイミングで現れたことになるらしい(笑)。作業自体はそんなに面倒ではないのだが、みんなあまり乗り気ではない作業なので作業に取りかかるのが遅い。
ノミ退治の作戦を立てつつ、kamranに蜷川カンパニーのチケットを取ってもらう。何故か一番前の席が取れてしまった(笑)今日は楽だから厳しいかねえと言ってたのに。£12だったし、ラッキー。一番前の席が安いのは、字幕が見えないかららしいので、おれらには関係ないしラッキーだね。
ここに来て、ノミ退治のための殺虫剤散布(バルサン炊いてるんだと思ってくれればいい)の間。どこかで時間を潰さないといけないことに気付く。kamranとyasminは、隣の家でミーティングらしいので、1人でお出かけ。
leyton stoneはlondonの郊外に位置してるので、なんとなくのんびりした感じ。駅前の商店街に行ってシェーバー買ったり、お菓子買ったり、なんか雑貨見てみたりする。途中、黒人の男の子がビデオを熱心に見て何借りるのか悩んでた。weekendだから、家族で見るのかな。あんまり熱心に見てるのがなんか良い感じ。買い物してて気がついたけど、英語使わなくても買い物が出来ることが判明(笑)
1£ショップっていう所が結構お気に入り。(イスラム系の人の店だから、店の中の会話はほとんど英語じゃない)後、旅行用の鞄も安く売ってたから、持ってきたザック邪魔だから捨てちゃうかなあ。壊れてるし。14£で良い感じの旅行鞄発見。多分買うな(笑)昼飯のパンと、その他シャンプーとか生活雑貨を買って帰宅。
家に戻って来たけど、kamranとyasminはまだミーティング。ノミ退治の後処理で全部の窓を開けなくていけないけど、中は今猛毒地獄(笑)息を止めて、中に入って、端から窓を開けに行く。ふー(ー。ー)やれやれだぜ。なんとか、窓は全部開けて換気をしてる間暇なので、お外で日記を書いてたらkamranとyasminに怒られた。ibookなんて人様に見せて外で日記書いてんじゃないってさ。確かにそうだ。
二人とも戻ってきたので、家中にモップをかける。薬品が家中に散布されてる状態だから、なんとなく目がしばしばする。隣の家のpatさんが余ってるベッドを取りに来たけど、なんともない様子。恐るべしイギリス人(笑)
とか、なんとかやってるい間に蜷川カンパニー見に行く時間になってしまう。
こっちは日がめちゃくちゃ長い。18時半とかは昼の2時3時くらいの明るさだ。それに騙されてダラダラしてしまい、kamranとギリギリだねとか言いながら家を出た。
barbican cetreに到着。新しくって綺麗な感じの建物だ。Royal Shakespeare Companyもここにある。中のスターバックスでサンドイッチと、tango(こっちのオレンジジュースの炭酸入り、なんかみんな旨そうに飲んでるから買ってみたけど、味が濃い(泣))を買ってお腹を軽く満たして中に。
barbican theatreは緞帳がすごい。なんと、金属製(笑)それが、上下に開くんだよね。かっこいいぞ。劇場のサイズはコクーンくらいかな。すり鉢状になってり客席なのでかなり見やすい。とは言っても、センターツラ前かぶりつきなんであんまり関係ない。ちなみにこの席は£12。字幕が見えないから安い席だったらしい。楽日なのにね。ちなみに、日本ではsold out。
と、こっから演劇人らしくレビューをしようかなって思ったけど。面倒だな。ま、一応少しだけ。
今回は、三島フューチャーらしく「卒塔婆小町」と「弱法師」の二本だて。一本大体45分くらいで短い感じのが二本って感じだった。劇評なんてのはがらじゃないけど、一応やっておくべきだよな・・・
まず、「卒塔婆小町」
内容は三島由起夫の小説読むこと(笑)
やっぱり蜷川さんって、幕開き一発目のインパクトがすごいなって思った。アーチ状の椿。それと奥に沢山の椿の木。5つの放射状に並べられたベンチ。そのベンチでいちゃつくカップルがベンチ一個に一組ずつ。胸もんだり、股間に手に入れたり少々淫猥な感じがまた良い(笑)ひたすら綺麗な絵が暗転開けに現れた。そこに延々と上から椿の花がくるくる回りながら落ちてくる。絵的にとっても綺麗な舞台。まさに耽美。
だけど、ビターン。ビターン。って耳障りな音。
どうやら、椿に重りがついてるらしく、落っこちてきて床にぶつかった時に音がしてる。なんか、せっかく綺麗な絵なのに、って感じ。少し興ざめ。
喋り方や間の取り方が少々長目の古いタイプの演劇的技法で構成されてるので、リアリティっていうのはかなり低い。画面の絵だけでモノが伝わってくる感じ。少し歌舞伎っぽい舞台だと思った。
惜しむらくはかぶりつきで見る芝居ではなく、少し離れた所から全景を見ないと今ひとつ美しくない感じの芝居なので、席が悪かったなって思った。全景の構成でいろんな事を語るっていう、役者のポジションとか居るエリアに意味があるので、かぶりつきだとちと辛い感じ。
でも、耽美なのでそれに溺れとかないと(笑)芝居というより素敵な絵を見てる感じ。
この「卒塔婆小町」に出てくる役者は全員男なので、それがより耽美を増長しててとっても良い感じだった。
この後、15分休憩で次の演目に。
「弱法師」(よろぼしって読みます。一応)
舞台にとてつもなく高い壁に囲まれた部屋が出現。奥にめちゃでかい窓があって、その差し込みで舞台の全景が見えている感じ。センター奥に机。上下に1組ずつの椅子と小机。センターに椅子が一脚。下手に扉がある。
奥の机に関根恵子さんが居る。
またもや、幕開き一発目がとても綺麗。関根さんって幾つなんだろう・・・でも、めちゃ綺麗。ビジュアル的な面だけなら、もうメロメロって感じです。いや、本気で。
蜷川さんて美的センスがすごいよなあ。継続してじゃなくて、その瞬間の美しさには圧巻される。ホントにすごい。
こっちも演劇的技法としては、台詞が絶対に被らない感じの「卒塔婆小町」と同じタイプの演出をしてる。
ちなみに、「弱法師」の主役は関根さんじゃなくて、藤原竜也。
「卒塔婆小町」も「弱法師」もどっちも文学的表現で見せるタイプのモノの舞台化なので、言葉で何よりも美しいとか、しわがなくなってくとか、っていうウソがちりばめられてるのに妖艶な少年をリアルに見せようと思ったのかどうか知らないけど、何故か藤原竜也。ま、パターンなんだけどさ。配役の仕方は・・・
関根さん対藤原くん・・・
勝負は目に見えてる感じ。どうがんばってもちょっとビジュアル綺麗なだけの少年でしかない藤原竜也が年増の色気には勝てないわけで・・・女ってすごい・・・ほぼ完全に関根さんに喰われた感じ(笑)・・・いいなあ、俺も喰われたい・・・違う違う(笑)
「弱法師」って怖い話しなはずなんだけど、裏が無くできあがってしまってあんまり伝わってこなかった。役者の力量での差もあるけど、もう少しなんとかならんかったのかなあ。話しが変わってるやんか・・・それが演出意図だとしたら、俺はまんまと騙されてる感じだが。
ただ、今回も絵は綺麗(笑)とにかく綺麗づくし。
終わって、今日は楽日なのでスタンディングオベーションしてもらってた。って感じ。
楽日の大楽のかぶりつきのセンター二人はムスッとして拍手はしてるっていうのは、少し意地悪だったかな。でも、面白くなかったんだもの・・・
それにしても、内容分かんないで「きゃー、藤原くーん!!かっわいーーーー!!」止めてくれ・・・(泣)
かなり、やられ気味で劇場を出た。kamranはつまんなかった。と、一刀両断な感じだし。何故かそれを弁護しつつ夜の街に繰り出した・・・が、テンション下がり気味なのでクラブに遊びに行く元気も無く、結局バーガーキングに行ってお腹を満たして帰ることに。イギリス一本目がこれかい・・・ま、仕方ないかっていうか、綺麗だったのはとっても綺麗だったからとても良かったな。
家に帰って疲れて電池切れでバタン・・・

英国顛末記 3日目
今日はカイトを上げに行く予定。
なんか、日課になりつつある朝ご飯作成をyasminとだらだら話しながらする。yasminの今日の予定は友だちとDesignMuseumに行ってMexicoのアーティストの作品を見にいくらしい。kamranお疲れのようなので、そっちに混ぜてもらうことにした。気まぐれに予定を変更するのもどうかと思うが、明日から1人で動くことが多くなりそうだから、今のうちに誰かと一緒に行動するのもいいかなって思った。
朝ご飯を食べながら、発覚したことが一つ。yasminと一緒に居ると楽チンだなって思ったら、yasminはA型だった。O型のルーズな俺にはちょうどいい感じ。行動のアラームみたいになんか言ってくれるから楽チン。ちなみにkamranも俺と同じO型(笑)
朝ご飯食べながら、そんな話しをしてるところにkamran登場。かなり寝癖がすごいことになってる。あんまり寝られなかったらしい、、、やっぱりカイトは無理だな。
ま、そう言うわけでDesignMuseumに出発。
写真を撮って、7Days TravelCardを作る。(一週間電車とバス乗り放題の便利なチケット。)これで、何処でも行けるぜ(笑)
待ち合わせのLondon Bridgeに着くと、kcoとmiyuがもう来てた。どっちもyasminの友だち。なかなかパワフルなおねーさまがた。パワー負けしてる感じ。
一緒にてくてくDesignMuseumに行く。
london dungeonの近所を通る。どうやら、アトラクションらしい。結構面白そうだけど、1人で入るのはあじけないよなあ・・・
途中、イタリア系のおばちゃんが£1でアイス売ってた。(なんでここでジェラートって書いてないってきがつかなったんだろ・・・)ビジュアル的に良い感じだったのに騙されてkcoが「食べたいー!」
結局みんなでぞろぞろアイスを買う事に、vannira、chocorate、strawberry、lemon。kcoとmiyuはvannira。yasminはstrawberry。俺はlemonの合成着色料に一瞬引かれたが、vanniraの魅力に負けてみんなブーイング。
「それじゃ、面白くない。。。」
いいんだもん。vannira食べたかったんだもん。lemonにも惹かれたけど・・・
とか、なんとか言いつつThames沿いに歩いてDesginMuseumに到着。白い綺麗な建物だ。
実はここに来るまで、誰もなんのどういうアーティストか知らない(笑)
受付で初めてLuis-Barraganって人らしいってことをみんな知る。
みんなstudent visaなので(俺以外)、いいなあって思ってたら、何も聞かないでstudentにされた(笑)確認しろよな。ま、£1儲かったのでよしとする(笑)
中に、入るといろんな設計図やエレベーションの山。
そう、luis-barraganって建築家だったのね(笑)
いくつか見てる間に、前の職場に置いてあった建築の本に載ってる人だったことに気がつく。水と影を沢山上手に使う建築の人なことを思い出す。
ほかのおねーさまはさくさくみて進んでたけど、俺的にかなり大ヒットだったので一個ずつ子細に見てた。自然光の採光のし方や、その光の影の使い方。とっても勉強になった。
お気に入りは影で大きな十字架が礼拝堂に浮かぶ教会の建築。すっげーきれー。
展示物の中に、マック使ったモノがあった。こういう美術館のPC使ったinteractiveものは大抵ダメダメなもんが多いから、ふーん・・・って思いつついじったらはまった(笑)
どういうモノかっていうと、建築図面の中に矢印が書いてあってそこにターゲットを移動させて、クリックすると、そこから見た写真が画面に表示されるっていうもの。簡単なものなんだけど、色遣いや構成がとっても上手。何よりそうやって見ると、図面に立体感がっていうか、現実感がわき上がってくる。これだけでも見たかいがある感じ。
とか、思ってたら。kcoに呼ばれた。
「virtual realityだよ」
ん?なんのことやらって思って、ついていってみた。奥の方の映像のインスタレーションについた。
「ちょっと待ってね。この中の庭みたいな所の映像があるから、その時に一緒に歩くとホントに歩いてるみたいになるから」
騙されたと思って、みんなで並んでやってみる。。。
ホントだ(笑)確かに歩いてる感じがする。でも、これって正しい見方じゃないよな。
振り返ったらギャラリーが居た(恥)。。。後でみんなやってたりするかなぁ。。。
その後も子細に見続けて、結局1人だけ2時間近くかけて全部の展示を見た。おねーさまがたは、上の階の常設展を見に行ったりして、その間待っててくれた。(いいひと(^^))ま、あんだけ。俺がはしゃいで見てたら待つしかないよな・・・
design museumの常設展はIndustlial designが中心で、Roheやmacintosh、Eamsの椅子とかが沢山展示してあった。(一個持って帰りたい感じ(笑))
奥の方にちょこんと柳宋里の椅子があって。ちと嬉しかった。
一通り見終わったので、下の売店(?)に行って本を見たり。postcardを見たり、、、Luis Barraganの作品の本があったけど、高すぎて買えなかった・・・これ買ったら確実に重量オーバーだよな・・・諦めて他の本を見回してたら、tashenの20th designとlondon style発見。なんと£5。安い・・・即買うことに。1人で来たら結構味気ない感じだったかもだけど、おねーさまがたのおかげで楽しく過ごせた(^^)
んで、お茶でも飲んでくかいってことになって。shopの隣のcoffe standでお茶を飲む。yasminの頼んだfilter coffeeが超long dripになっててまずそうだった(苦笑)やっぱりこういうとこでは、latteとかのが無難らしい。
london bridgeの駅まで、戻って。おねーさま達とは別れて、londonの電気街に移動。undergroundだけじゃなく、trainとbusを駆使してみた。結構簡単。trainで、charing crossまでそっからundergroundに乗り換えてtotteham court roadまで、この辺が本や街と電気街らしい。16:00には閉まるらしいので、即USBケーブルを探す。
初めて買い物でまともな英語を使わないといけなくなった。こっちの電気屋はケーブルとか盗まれないようにか知らないけど、カウンターの向こうに隠してあるので説明してモノを出してもらわないといけないのだ。なんとかっていうか何の苦もなく買えてしまった。いい加減な発音でも許してくれる英国人は優しい。(ちなみに電気屋のおっさんはイスラム系のおっさんだった(笑))
電気屋出て、町歩き用の鞄が必要な事なので、£5の鞄を買いに行く。
£8の龍の鞄か、£5の祝福ってプリントしてあるのか、どっちにするかで30分店先で悩む(笑)結局、有って書いてあるワンショルダーを買う。結構良い感じの鞄だ。これでmapとか、visor持ち歩けるな。
そのあと本屋周り。結構面白い。俺程度の英語力でも(中学、高校、大学の般教。これ以外は一切勉強してない)なんとかなるもんだ。
本屋でいろいろ見たけど、買うものがない。っていうか、買ったらあかんし・・・荷重制限が・・・
そのまま、covent gardenまで歩く。
ちょうど日曜なので、stand up comedyの芸人が広場でやってた。簡単な英語を使ってるのでものすごい楽しめた。ってもしかしたら、日本の英語教育って結構いいのかも。。。とか思ってしまった(笑)だって、大概の事はなんとか分かるし。
大笑いしてる間に、お腹が減ったことに気がつく。っていうかこの時点で既に18:00。(londonは日が長いから明るいからって油断してるととんでもない時間になってる。)
covent gardenから、holbornまで移動。そこで、undergroundが止まってたので、仕方ないのでbusに乗りに行く。しょっちゅうundergroundが止まってる。。。まだ3日だけど、慣れた。
holbornで降りて、busに乗ろうと思ったけど混んでるので、散歩しつつ腹ごしらえ。
twinpyっていうハンバーガー屋に行って中で喰おうと思ったけど、後10分で閉まるぞ。って言われてしまった(苦笑)なので、takeawayで食べるからって言ってporklib sandとdiet pepsiを買う。店のオヤジと駄話しつつ、食い物ゲット。ノリのいいおっさんだった。(実はここのオヤジもイスラム系(笑)どうやら、イスラム系のオヤジに縁があるらしい。)
そっから、liverpoolまでbusで移動。tesco(量販スーパー)に行って室内履き用のサンダル買おうと思ったけど、閉まってた。日曜だもんなあ・・・仕方ないので、帰宅。
leton stoneまで、戻ってきたけど店は全部閉まってる。悔しいから散策してみたら、またもやイスラム系の店が集まってる所につく。(今日はイスラム日和らしい)適当にうろつくがなんも面白いものが見つからず。戻ろうと思ったら。歩きで二駅戻ってた(苦笑)
仕方ないからbusに乗って駅の近所まで戻ってから、今度こそ帰宅。
お疲れkamranに出迎えられてから、二人で少し喋ってたらyasminも帰宅。
みんなお疲れモード(笑)
またもや電池切れで寝てしまう。。。

英国顛末記 4日目
電池切れになって、寝てるせいか体調が良いなあ。とか、思いつつ今日も味噌汁。具は思いつかないので、わかめのおみそ汁になりました。
今日はyasminは仕事で忙しいらしい。ばたばたと出かけていったのを見送りつつ、kamranが起きてくるのを待って朝ご飯(でも、既にお昼が近い(笑))
昨日の夜にkamranが買ってきたchinnese-takeoutと味噌汁とご飯。なんか日本の食卓って感じだ。
ご飯食べて一息ついたら、洗濯。
どうやら、こっちに来ても晴れ男全開らしく。毎日晴れてる。曇りか雨が多いロンドンで、(尚かつこの時期は年間降水量がとっても多い時期)毎日晴れてるってのはとってもすごい事らしい。ロンドンでも晴れ男だ。
洗濯終わったら、Leicester-Squareにあるhalf-price-ticket-boothに行ってチケットを買いに行く。何を見るかは未定。ここでも行き当たりばったり。見たい演目は特に決まってない。ただ見たくないのは分かってるlion-king,les miserables。別に日本で見ればいいし、、、
結局、Chicagoを見ることにした。でも、half-price-ticket-boothには置いてなかったので、チケット屋に行ってチケットを買った。half-price-ticket-boothは売れ残りのチケットを半額で売ってる所なので、Chicagoは人気があるってことか。
Chicagoの開演時間は20:00。今の時間は15:00。。。早い早すぎる。後5時間かあ、、、映画でも見るかな?と、tomb-raidersを見ようと映画館に行くが、まだやってなかった。でっかい、lala-kloftは居たのになあ・・・
とりあえず、national-galleryに向かってみる。Vermelをやってるみたい。とりあえず、中に入ってticketを買おうとしたら、16:30には閉まるけどどうする?って受付のにいちゃんに言われたので、んじゃ止めとくよ。ありがとう。ってな、感じで常設展を見に行く・・・
広すぎ・・・1500~1900年代までの絵が沢山飾ってある。宗教画、風景画、人物画、静物画。何見ていいかわからない感じ。心の準備もなく一個ずつ見て行くには広すぎる。だーっと流して見て。それから気に入った作家の所に戻る感じでみた。El grecoのキリストという名への崇敬っていう分かりにくい題の絵と、Pierre Bonnardのベッドに居る裸婦っていうのがお気に入り。後者の絵はなんかリアルな淫靡な感じたまらない。匂い立つような情交の後のベッドでポーズしてる裸婦がとっても美的にいやらしい。いやらしくてイヤだと言うのではなく、またElectしそうな感じのいやらしさでもなく。なんていうか、淫靡なんだけど汚くない感じ。綺麗な淫靡なんだよね。間違ってもアダルトビデオのような感じではない。
一通りざっと見た所で、これは腰をすえてもう一度来ないとダメだということに気がつく。
この時点でまだ17:00。時間あまりまくり、、、困ったな。
ChicagoをやるAdelphi-Theatreに行って見る。当然まだ開いても居ない。当たり前だ。。。
仕方ないから、横の坂道登って行ってcovent-gardenに行く。くるっと回ってみたけど、見栄えのするものはない。Leicester-Squareにも居た自転車の大道芸人が移動してきてた。今日は月曜だから、客は昨日に比べて全然少ない感じ。
ぶらぶらしてたら、henna-tatooの露店に行ってtatooを入れる。(2週間から4週間で落ちるそうだ)唐草文様みたいな感じで結構良い感じかも(笑)30分と13分聞き間違えて、露店のおにいちゃんに困った顔をされる。所詮そんなもんさ俺の英語力は(苦笑)henna-tatooしめて£10なり。
18:00。。。そろそろ夜飯の時間かなってことで、Coffee-Republicに行く(starbucksみたいなもんさ)中で食べると50pぐらい高いので(100pで£1=\185)take-outにする。こっちでは席料を取られるらしい。
chicken-pastaとiced latteを買って川の近所の公園に行って食べる。結構美味。
Freeの雑誌のTNTを拾ってきて、読みながらご飯。明るいから全然読める。でも、英語読むのは時間がかかる。。。
19:00になったので、少し移動。ご飯食べたし、暇なのでwaterloo-bridgeを渡ってみる。橋の下にQueenMary号を停泊して作ってある船上パブが見えた。とっても可愛い女の子が居たのでしばらく見とれてしまう(笑)
橋を渡ってみたけど、あんまり面白くないんで戻る。
川向こうに観覧車(俺のもっとも嫌いな乗り物)があった。この観覧車なんと片軸。片方しか軸がない。川と反対側にワイヤーで引っ張って建ってる。いやーん・・・見てるだけで怖い。。。あのワイヤー切れたりしたら、そのまんま観覧車ごと川に落ちるのかあ・・・うーん・・・
とか、おもいつつAdelphi-Theatreに戻る。
さすがに開演30分前なので開いていた。俺の席はupper circleなので、一番上の席。ちょうど見下ろす感じで見ることになる。舞台奥の方が見えないが、貧乏旅行なので仕方ない。だって、下の席は£40以上するんだもの・・・
席につくと、本当に見下ろしてますーって感じの席だった。少し失敗したかも(汗)ピンルームの近所の席だったので、上手い下手がすぐにわかって面白い席だな。まさかこんな席に日本の照明さんが座ってるとは思うまい(笑)
何回かアナウンスが流れた後に、そのまま開演。
まさにショーです。ミュージカルっていうよりは、もろにダンスショー。ストーリーなんてあるけど、分からなくても全然おっけい。正直蜷川カンパニーのん百倍面白かった。中学程度の英語力でも最低限のGagは通じるし、それがわからなくても体の動きの面白さ。声のトーンで大体何言ってるかわかるからとっても良い感じ。
真ん中に、バンドスペースがあって(しかもBigBand)そこで演奏してる。ステージはせいぜい奥行き5mくらい使えてるか使えてないかってかんじ。でも、そこでダンサー踊る踊る。すっげー。って感じ。
っていう感じで1時間で休憩。売り子のおねーさんがiceを売りに来たのでice食べて、食べ終わったら開演(笑)
2幕も勢い変わらず。幕開きが面白かった。客電ついてるので、そのままステージが開いてショーが少しあってから客電ダウン。かなり良い感じ。
ホントにミュージカルっていうよりは、ダンスエンターテイメントだった。
カーテンコールが終わってから、客電ついてみんな帰るかなってなったくらいにバンドが最後の演奏。途中の一番激しい曲をアレンジして、各パートにソロがついたのを演奏して、幕が降りる。その間一階席は大フィーバーしてた。uppercircleはみんなサクサク帰ってったけど、俺は残って見てた。面白かった。ホント。
終演して、Adelphi出たのが大体22:30。喉乾いたなあって思ったけど、日本みたいにやたらと自販機があったりしないので仕方ないのでbusに乗る。気がつくとbusも使いこなしてる(笑)結構こっちのbusは難しいのさ。使い方が、何処に行くか覚えないととんでもない方向に走ってくから。
ま、なんとか帰宅。
またもや電池切れて死亡。

英国顛末記 5日目
今日も今日とて、朝ご飯は味噌汁。具はタマネギと豆腐。なんか、味噌汁作るの飽きたなあ。。。
炊飯器の近所に何故かおにぎりが置いてある。これって食べてしまうべきか。それとも誰かのお弁当なのか。
悩んだ末、ご飯は沢山あっても冷蔵庫に入れておけばいいやってことにして米をといでご飯を炊く。
ご飯が炊きあがった頃にyasminが起きてきたので二人で朝ご飯を食べる。おにぎりはやっぱりお弁当だった。食べなくてよかった。yasminは今日もお仕事。夕方までは帰ってこない。夕食何作ろうかって話ししつつyasminを送り出す。ちょうど入れちがいでkamranが起きてきた。朝ご飯の用意をしてあげて、ご飯を食べさせる(なんかお母さんのようだ(笑))
今日からkamranは出張でおでかけ。週末までは帰ってこない。行きたくないよぉと泣き言を言ってるの聞きつつ、朝ご飯の片づけ。今日は何しよう。
お昼前にkamranは仕事に出かけた。俺もさすがに連ちゃんでお出かけで少しお疲れ。今日はおやすみして寝てようかと思ったけど、食材とかいろいろないので近所のtesco(ダイエーとかジャスコみたいな量販スーパー)まで、買い物に行くことにした。yasminの自転車を借りてtescoへ。
久しぶりの自転車は気持ちいい。tesco到着。ホントになんでもある(笑)まさに地方のダイエーのようだ。ここに居れば一日遊んで居られる感じだなって、そうも言ってられないので、まず、まな板を探す。先日のノミ退治の時のmisstakeでまな板にカバーするのを忘れた。このままで使うのもどうだろう。ってことになったので、新しいまな板を購入。近所にknifeのsharpner発見。お、これであの恐ろしく切れ味の悪い包丁を研げばいいかなあと思ったが、値段見てやめる。(sharpner£13、包丁£8うーん、かなり微妙な感じ。大体今あるのは研いでもそんなにもたないと思うし)
雑誌の所をフラフラ歩いてたら、Time-Out発見。(現地のぴあとか、東京ウォーカーみたいなもの)とりあえずget。これで、日本で買った地球の歩き方は完全に無駄になりつつある(苦笑)
なんとなく一回りして、必要そうな食材は大体get。いざレジへ。
なんか、良い感じのレジ。ギミック好きの俺にはたまらないものが。レジにベルトコンベアーがついてる。買い物かごから出して商品をそこに並べるとレジのおばちゃんが、コンベアー動かして手元まで動かす。ささいなことだけど、なんかいい。ベルトコンベアーは使いやすそうだし。
会計になって、カード出したらカードにsignするのを忘れてたので、おばちゃんに怒られる。他のカードを持ってるか?っていうので、別のsign書いてあるカードを見せたら、そっちのsignでいいから書いてね。後には結構長い列が出来ていた。悪いなって思って後の人に謝ったら、いいよ(^^)焦らないでいいからね(^^)。leyton stoneの人はいい人だ(T^T)
ちゃんとこっちにも書いておきなさい(^^)って、レジのおばちゃんも優しい。またね(^^)って言われて、tescoから帰宅。
一端家に戻った。
でもまだ、時間に余裕がありそうなのでkitchenに書き置きをyasminに残してhyde-parkのserpentine-galleryに行く。
serpentine-galleryでは、yasminお勧めのRATCHEL WHITEREADの作品を展示してある。RATCHEL WHITEREADは空間をmoldするartistだ。1993にTurner Prizeを取ってる。
どんなもんかなって思って、見に行った。途中でnational-history-museumとか、science-museumがあってめちゃ呼ばれたけど我慢した(笑)hyde-parkのほぼ中心にserpentine-galleryはある。なんとなく古い感じの瀟洒な建物だ。どっちかっていうとmodern-artって言う感じではない。
でも、中はmodern-artなんだよね。このgapが面白い。なんとなく異空間的な作りだ。
作品数は少ないけど、展示の仕方は今までで一番面白く一番センスがいい。ほとんど自然光だけで照明をまかなっていた。ま、そんなもんか。日が長いしね。
rejinで作った、椅子と机が一番のお気に入り。透明でとっても綺麗。触りたい欲求を抑えるのに必死ってかんじ。luis-barraganも感動したけど、rachel-whitereadもすげー。どうやら、シンプルっていうのに弱いらしい。ゴテゴテしてるのは嫌いなんだよね。
その後hyde-parkを一通り散策して帰宅。今日は夜ご飯をyasminと作って食べる約束してたので、いつもより早く帰ってきた。
朝食の席で、今日はpastaにしよう。って決めた。なので、昼間tescoにお買い物に行った時も適当に使えそうなモノを買ってきた。。。んで、いざ作り始めようと思ったら。。。。pastaが1人分しかない(苦笑)仕方ないので、近所のイスラムショップ(別にそういう名前ではないイスラム系の人がやってる店なだけ)に行ってpasta購入。
kamranが旨そうって言って買ってきたトマトとかが結構残ってるので、トマトのpasta。しかし、週末まで帰ってこないのに旨そうだからってそんなに日持ちしないもの買ってきてどうする・・・kamran・・・でも、そんなあなたが大好きさ(笑)
ちなみにyasmin麺担当。俺ソース担当。
とりあえず、ニンニクをオリーブオイルに浸す。それから、そこに細く切ったタマネギを入れる。タマネギが透き通るまで炒める。トマトをサイの目に切ったのをそこに入れ。さらに、オイルサーディンと、ツナを入れる。塩、こしょう、醤油、みりんで味付けをして出来上がり。塩とこしょうは多めがいいかも。(pastaに絡めるから)
以上、簡単クッキングのお時間でした(笑)
と、まあそんなことをして、一袋のpastaをyasminとたいらげ動けなくなる。今日は早めに寝よう。

英国顛末記 6日目
味噌汁に飽きた・・・ので、今日はパンにした。onion gratan soupになるはずがコンソメが見つからなかったので、ただのタマネギとベーコンの炒め物になった(苦笑)それに目玉焼き。とても質素な朝食だ。
今日の予定は昼から99 great portland st.にあるclub BBCに行ってコンベンションを見る。
コンベンションに出るのは、yasminの友だちのchikaの友だちのyukari。うーんどういう繋がりやねん・・・まあ、友だちの友だちって所だ。ちなみにcri babiってバンド。
12:00から開始っていうか、lunchの予定で13:00からplayのはずなんだけど・・・まだ、誰も来てなかった。(さすがlondon)なので、その辺ブラブラしに行こうと思ったら、staffに捕まった。参ったな・・・
誰か知り合いでも居るのか?って聞いてきたから、chikaって人とここで待ち合わせてliveを見るんだけどって言ったが、考えてみたらchikaはstaffではない。yukariの友だちだ。困った。日本語でだって説明しにくいことなのに・・・大体、俺はまだchikaの顔もyukariの顔も知らない。だって今日初対面なのだから・・・
と、困って途方にくれてると、staffのおねーさんがこっちに日本語分かる人がいるわよ。って言って連れてってくれた。っていうか、そういうことじゃないんだけどなあ・・・
んで、連れてかれた先には可愛いjapaneseのおねえさんが居た(笑)英語モードからいきなり日本語モードには切り替わらないので困った。日本語が詰まる(笑)ま、状況を説明するのが面倒なだけなのだが。
chikaとここで待ち合わせしてたのだけど、まだ当のchikaは来ていないみたいなので困ったなって言う話しを枕にダラダラいろんなことをyukariと話しした。面白い人だ。結構好きなタイプの人でよかった。俺は人の好き嫌いが激しいので、特にやる気のないのは嫌いだけど、間違ってる感じで突っ走ってるのは嫌い。お高いのも嫌い。そのどれでもない。やっぱり可愛い人は性格がよい説は有力だ(笑)
ま、そんなこんながあってリハーサルに入ったんで、適当に座ってみてた。でも、なんかこの感じは・・・そう、なんとなく照明さんの血が騒ぐ。状態だ。思わず仕込み図書いてしまった(笑)
なんとなくQの感じまで考えてる。うーん、間違えてるな。遊びに来ただけなのに・・・でも、ちょっと面白い感じの曲だから照明やってみたいなって思った。昼間の一階の窓際にステージがあるから明るいのは明かるいけど、いかんせん逆行。せめて前からのフォローは居る感じだ。ま、欲を言えばきちんと仕込んだ方が面白いのだけど・・・
んで、リハーサル終わったくらいにchika登場。初めて会っても分かるよとyasminに言われてたけど、その通り。パワー一杯。しかもうざくない。今日はよい日だ。面白い人に二人も会った。これだけでも儲けもの。
playが始まった。13:00少し過ぎたくらいの時間だ。4曲しかやらなかったけど、結構面白い。ジャンル的にはJ-POPって感じだ。JoanJettの例もあるので、いいのかもしれない。SUZI QUATROの国だしな。普通に乗れる(^^)一番前のラインで踊ってた俺だった。
曲が終わって少しchikaと喋る。照明のデザインをやってる話しとかをしたら、こっちはそういうののデザイナーとかはあんまり居なくて、テクニシャンの方が多いそうだ。照明デザイン志向の人が居ればいいのにって言ってた。
yukariが控え室から出てきて、話しに混じる。二人がかりでこっちに来てその仕事すればいいのにって言ってくれる。ただ英語がネックなんだよなって言っても、英語の学校に通いながら、照明の仕事をすればいいよ。だってさ。おねーさまがたはパワフルだ。
確かに美術館の照明とかってかなり今一。コンセプトワークの一環になってない照明はとても寂しい。ただ明るいだけだし。でも、それは日本でも同じこと。これを仕事として成立させるにはまだまだ努力が必要だ。
こっちに来るのも悪くないなあって思いつつ。会場を後にする。仕事しながら、こっちで暮らせたら面白いだろうなって思うけど、軌道に乗せるまでが大変か。語学留学しにくるのはありかなって思った。こっちの空気は暮らしやすいしね。
busに乗ってTATEmodernに行く。遠い。。。northからsouthだから当たり前だけど、、、(池袋から品川までバス移動だと思ってくれればいい(苦笑))
なんとか乗り継いでTATE modernに到着。shakespeares-globeが隣なので、とりあえず行ってみる。Box-Officeに行ってみたけど今日明日のチケットはsold out(T^T)なので、諦めてTATE modernに行く。
TATE modernは工場跡を建物そのまま、中身だけ美術館にしたっていう面白い建物。威圧感ばっちりの建物の中はとてもお洒落なモダンアートの美術館。入り口からしてカッコいい。吹き抜け部分には、工場の時に使っていたであろうクレーンがまんま残ってる。すげー。
中は7階立てになっていて。一階はエントランスとショップ、チケットセンター。2階はCafe。3階から5階はギャラリー。そのうち4階はExivisionで特設展。6階はメンバーズルーム。7階はレストラン。
ここに来れば思う存分一日遊んで居られる。但し、今日はついたのが15:00・・・ちょっと失敗。
展示の仕方が他のgalleryやmuseumとは全然違う。キュレーターの目で見て、統一感を出してるので、年代とか作家とかで区分されていない。作家目当てで見に来るとちと辛いかも。でも、この展示のコンセプトはとても面白いし、見やすい。これでもっと英語が分かればinstruction-cardもちゃっちゃっと読めて面白いのになあ。。。
ぐるーっと3階から順番に見ていく。このmuseumにはnational galleryにもあったPierre Bonnardや俺の大好きなDaliがある。
展示物の中にアンダルシアの犬もある。知る人ぞ知るカルト映画だ。15分の短編なんだけど、Daliが撮ってるのでちっちゃいモニターに釘付け。でも、痛いのが嫌いな人にはお勧めできない。だって、眼球をカミソリで切るっていうシーンとか、手に穴空いてて、そこから蟻が出てくるとか、、、気持ち悪いことこの上ない。。。でも、全体的なトーンは面白いんだよね。俺は好き。あんまり何度も繰り返してみるようなもんでもないし。。。
その映画の近所にエビ電話もある(笑)エビ電話。超有名なDaliの作品。電話の受話器がエビになってるやつ。何考えてるんだろう・・・って思うけど、この作品にはもう一個裏がある。電話の受話器の料理だ(笑)エビのかわりに電話の受話器が料理されてテーブルにのってる絵。Transferの面白さだな。
自分的に圧巻だなって思ったのは、ドガの睡蓮の絵と、モダンアートの雨って作品が両側に展示してある部屋があって、この部屋がすごい。何がすごいって黒いボードに白の絵の具を飛ばして書かれた雨の絵の反対側に睡蓮。見てみないとこのすごさは伝わらないと思う。うわーすげー。って感じ。しばらく惚けて両サイドが見える位置から見てしまった。
とか、なんとかしてる間に閉館の時間。3階部分は流してみただけ、5階はほんのちょっとだけ・・・結局全然見れてない・・・また、日を改めて堪能しにくるしかないな。national-galleryに続いて惨敗。
TATE modernを出て。またnorthに戻る。Regent’sParkにあるOpenAirTheatreに行く。
ここでは夏の間子供向けの野外劇場が開かれる。結構広い。俺は自分が晴れ男でよかったなって思った。だって野外だし。
見たのは、love’s labour’s lost(恋の骨折り損 シェイクスピア)お外で20:00から3時間。£8.50の一番安い席で見ました。知ってる話しだから理解出来たモノの知らない話しだったら分からないや(T^T)大体shakespeareは英語難しいよ・・・と、思いつつも笑いながら3時間楽しみました。広いオープンシアターなので、ちゃんと声が反響するように出来てるのもすごいし、きちんと滑舌のよい役者、発声もばっちり。すげー。さすがイギリスって思った。面白かったけど、悔しい3時間は過ぎて、ちゃんと英語を勉強しようと思ったのでありました。
ちなみにお話は去年映画にもなってるので、そっち見てみてください。(きちんと英語が理解できなかったのであらすじ書く気にならない・・・)
23:00。さすがに日が長いとはいえもう日は暮れてます。真っ暗の中みんなでぞろぞろ駅に向かって帰宅。少し疲れた。
帰ってきて、yasminと少し話ししてから帰宅。やっぱりこっちに住んで英語勉強しようかなあ・・・俺の性格じゃ日本で英語勉強するとは思えないし・・・

英国顛末記 7日目
今日は味噌汁復活。具は大根。
yasminはお仕事なので早めにおでかけ。ちょうど滞在期間の中間なので、少しお疲れ。
ご飯食べたら洗濯して、そのままメール書いたり。陰陽師読んだり。今日はおやすみモードだな。でも、夜にはダンス見に行くけど。メール書いたり、テキスト書いて過ごす。
途中で、Uion Dance CompanyとShakespears-Globeのチケットをnetでget。netはとても便利だ。いや、ホントに。
結局、夕方の18:00までボーっと陰陽師を読んでしまった(苦笑)ま、休暇休暇。
19:30に家を出て、wappingのwapping hydraulic power stationに行く。今まで中心街ばかりだったのが、少し郊外に行ってみることになる。
駅を降りると、なんか寂れたっていうか、寂しい感じの駅前。大通りもないし、商店もない。多分住宅街なんだと思う。
住所はwapping wallっていう所にあるらしいけど番地が書いてない。大体、この辺りは俺が持ってるmini-mapの外なので地図がない。。。wapping laneをwapping wallと勘違いして、30分くらい彷徨う。。。
busの停留所でwapping wallを発見。歩いてきた方向とまったく逆だ。バスに乗ろうと思ったけど、そんなに距離がないと思うのでテクテク探しながら移動。なんか、工場のような所に着く。間違えたと思ったけど、何度見てもちゃんとwapping hydraulic power stationと書いてある。しかも中は廃工場を改築した感じのいいレストラン。
time-out(ぴあとか、東京ウォーカーみたいなの)の広告だと、今日見に来たのはLuca Silvestrini & Bettina Stricklerのダンスパフォーマンス。ブリーフの上にタオル一枚だけで踊ると書いてある。こんな所でそんなもん見れるのだろうか・・・
心配になったので、お店のstuffに問い合わせたら、
「ああ、やるよ。席は予約しないと座れないけど、あっちのカウンターで飲み物でも買って適当に待っててよ」
うーん、アバウトな返事。とりあえずドリンクカウンターに向かう。しまったノンアルコールの飲み物のメニューがない・・・バーテンのお姉さんになんか作ってもらえるか?って聞いたら、うーんって困ってしまったのでレモネードを注文する。
しかし、こっちに来てからこっちの人たちと話したり、買い物したりすると、必ず親指を立てて「yeah!」ってしてくる。他の人に聞いたら、そんなことみんなしないよって言われるから不思議。なんだろ、英語下手くそなのにがんばって話してるからかなあ(苦笑)でも、こういうノリは嫌いじゃない(笑)
中をウロウロしてたら、幾つかvideoのインスタレーションが置いてあった。面白いのと時間つぶしで一通り見て回る。galleryとレストランが一緒になった感じの面白い作りだ。でも、なんか妙な気分。だって、見た目普通のレストランだし。
Artist(Tracy Moffat & Gary Hillberg 1999 10min)っていうインスタレーションがかなりお気に入り。いろんな映画とか、ドキュメントをcut&pasteして作ってるんだけど、前半は作品を作る過程。その後[art]っていう単語をひたすら抜き出して、そしてカタルシス。後半は作品をひたすらぶっ壊すぶっ壊すぶっ壊す。気持ちいいくらい作品の破壊のシーンが続く。なんか、妙な爽快感があるんだよね。なんかイベントの撤去の光景を彷彿とさせる。すげー面白い。
とか、なんとかやってる間に、開演。
カウンターにニュースキャスターみたいな人が出てきて前説。内容は分からないあんまり聞いてない内に開始。
このレストラン。別にステージもないので何処でやるのかなって思ったら、奥に外階段があって、その隣に壁に扉が二つ。しかも扉は上下に並んでる。そう、つまり壁に扉だけあって開けてもそこは空中しかないってこと。階段の方は一階と二階ガラスで外が見えるようになっていて、そこでダンス。狭そうに聞こえるけど、実際踊れるスペースはホントに狭い。
前半は階段がメインでダンス。ちょっとずつしか見えないけど、絶妙の動きですごい引き込まれた。パンツにタオル巻っていうすごい格好なんだけど、それがかっこいいくらい。しかもその狭い外階段に男が8人。
後半に入って、キッチンのシェフが1人階段に連れ込まれる。そのまま二階の扉まで連れてかれて、扉が開く。(勿論、この過程もガラスから見えてる。)
扉が開くと8人のタオル巻の男達に先ほどのシェフが捕まってる。
無理矢理服を脱がされて、みんなと同じタオル巻の格好にされてしまう(笑)それで、そのまま終わりかと思ったら、下の階までそのシェフ姿だったタオル巻のお兄ちゃんは連れてかれる。また、しばらく階段でダンス。
しばらくすると、シェフ姿だったタオル巻にされた男が、どっかでシェフの服を取り返してきて階段を登って逃げてくる。二階まで上がって、もう追いかけてきていないことを確認して、扉から飛び降りる。そうすると、他のシェフの内の1人が寄ってきて、話しかける。すると八つ当たり状態でそのシェフに「一体どうなってんだよ。なんで俺がこんな目にあわなきゃなんないんだよ!!」って感じで当たり散らし、カウンターに行って手を洗う。ここで終幕。
全部で15分くらいだけど、会場は大盛り上がり。俺も興奮して、拍手しまくり。みんなも大騒ぎ。多分、こっちに来て一番面白いパフォーマンスだったと思う。Rachel Whitereadといい、今日のといい素晴らしいよlondon。
wapping hydraulic power stationは結構穴場だな。キースへリングとかも来て展示とかやってたりするらしい、現地の人もあんまり行かない所らしい。最近under ground通ったばっかみたいだし。他のイベントもいろいろやるみたいだから、また来てみようと思う。
興奮しつつ帰宅。
家に帰って、この面白さを誰かに伝えないと気が済まない感じだったのでyasminに聞いてもらう。すげー1人で大盛上がり。ごめんね。

英国顛末記 8日目
今日は、昨日の夜に作った「タマネギと白キャベツとベーコンとトマトのスープ」。昨日、話ししてる最中にこないだ買ったキャベツを食べてないことに気がつく。こっちのキャベツは火の通りが悪いから、今の内に煮ておかないと美味しく食べられない。朝から煮込むのはやだしってことで、昨日の内に作って置いた。今日は女王kamranご帰還の日なことだし。
これで、夜中に遅くてもkamranのご飯は大丈夫。
さて、今日は何しようかな。。。
とりあえず、vauxhallのmilchに行くことにする。映像のインスタレーションらしい。
小一時間かけてvauxhallに到着。ここで困ったことが発覚。持ってる地図がこの近所は載ってない。適当に歩いて行って。お腹が減ったのでサンドイッチ屋に行ってサンドイッチ買いつつ道を聞く。なんだ、逆方向だった。
もと来た道を、サンドイッチ喰いつつ歩いてく、この辺はなんかなんもない感じ。てくてく歩いてくと、なんとなく古びた感じの建物がある。ちっさい看板で[milch ]って書いてある。注意して歩かないと見過ごしそうな場所だ。しかもなんとなく薄気味悪い建物だ。
外の入り口から入るとスロープがあって、そこを登ってくとまた[milch]って書いたドアがある。中に入る。なんか異様な雰囲気。
病院みたいだ・・・
と、思って右を見るとストレッチャー(病院とかに置いてある移動用ベッド)が置いてある。うーん、まさに廃病院。怖い。
しかも、誰も居ない。受付にも人が居ない。
奥に入っていくと、展示室らしきドアに張り紙がしてあった。
「奥の左側の扉の奥がオフィスになっています。御用の方はお声をおかけ下さい。そしたら、出てきます」
みたいな事が英語で書いてある。
マジで気持ち悪い。まるで廃墟のような誰も居ない感じ。
展示室に入る。何もない・・・しかも、真っ暗。
ビデオのインスタレーションなので当たり前か。入って右側を見ると、でかい白のボードっていうか、壁が立っている。暗い中で見ると不気味だ。
その白の壁を回り込むと、もう一枚壁が平行にあった。どうやら、その壁は投影用のスクリーンを兼ねているよう。
映像はひたすら誰も居ない廊下を上から下に写してる。ちょうど建物を縦に切って、それを前からカメラで撮ってる感じ。床とかを突き抜けて下の階に行く映像だ。
もう一枚の映像はそれの横バージョン。右から左に部屋が移動していく。どちらの映像にも人は写っていない。
とっても怖い。感覚的な恐怖だ。
この映像インスタレーションは誰も居ない場所っていうのがコンセプトだとはtime-out(ぴあとか、東京ウォーカーみたいなもの)には書いてあったけど。展示場まで、それと同じ状況を作ってる。展示室に来る途中にも同じ状態の部屋が。中には人の気配がない部屋の扉が開いてる。しかも、物置みたいな部屋。
まるで、新手のお化け屋敷のようだ。この感覚的な空虚な感じは人を不安にさせるには充分な恐怖感がある。とっても怖い。しかも、入り口のストレッチャーが、それを増長してる。
これは、多分制作者の展示コンセプトの意図を反映してる状態なのだろうけど、俺はたまたま人が居ない時間に来たけど他に人が居たら、なんでもないことになってしまうので、したいことは分かるけどになるところだった。いいんだか、わるいんだか。
後味が悪い感じで、milchを出ると親子が話ししながら歩いてた。なんだか、ホッとした。トワイライトゾーンから帰ってきたみたいだ。
その後、バスに乗ってblack fliarにある、H.M.S.presidentに行く。Thams Riverにある船だ。船上クラブだな。
ここではLondon International Festival of Theatre(LIFT)をやっている。Frank Chikenっていう日本人のパフォーマンスの団体が出る。yasminがここのリーダーのkazukoの髪を切りに行くから見においでよ。と言っていたので、来てみたが誰も居ない。困った。
しかも、中にstuffじゃないと入れないはずが日本でのstuffの時のクセですんなりと入れてしまう。(なんていうか、stuffの匂いがするみたいで通過できる。困ったもんだ。)仕方ないので中でぼーっとmilchの感想でも書きながら時間を潰す。雨が降ってきたので、stuffの内の1人が椅子を片づけ始めたので、手伝ってみた(笑)taiwanから来たstuffと少し仲良くなる。
とか、やって時間潰してたらyasmin登場。ふー。
なんとなく、Frank Chickenの面々を紹介してもらう。リハーサルを見させてもらう。照明が沢山あるのに、使い切ってない。勿体ない。仕込んであったのはSouce4とSouce4Par。当たりもおかしいし、使い方間違ってる・・・直したいのを必死で我慢する。だって、今からなんか言って引っかき回しても仕方ないし、やられた方はいい気はしないだろうし。でも、気になるのは気になる。
ま、我慢我慢。パフォーマンス自体は結構面白い。似非ジャパニーズって感じ(笑)
本番まで、時間があるので腹ごしらえのための買い物に付き合う。black fliarは何もない所なので、under groundに乗ってお買い物。Frank Chickenの内のakikoとhiroeと買い物に行く。面白い人たちだ。
結局、St.James Parkのsainsberry(tescoみたいなもの)に行く。いろいろ買い物してく。暑いからついでにアイスも買った。食べながら帰る。しかし、飲み物も買ったから重いぞ。
船のデッキでみんなでご飯。しかし、面白いっていうか、良い感じの壊れ具合の人たちだ。
ご飯を食べ終わって時間が余ったのでyasminとLIFTを見物する。一応、クラブみたいな感じになってる、short filmの上映と後はDJ。どっちも今一面白くない。DJは下手くそ。音も悪い。照明は主張しすぎっていうか客席に向きすぎてまぶしいし、効果がない。うーん、いいとこなし。
Frank Chickenの出番だ。客も沢山集まってきた。
昔のコンセプトショー系のバンドみたいだ。初期の米米とかあんな感じ(笑)ピンクレディのカバーとかやってる。(笑)後は主婦の格好をして歌ったり。踊ったり。なかなか面白い。日本では最近やる人たちが居ないジャンルかもしれない。客も盛り上がってて良い感じだ。
出番が終わったので、みんなに挨拶して帰宅。
だって、クラブとしてあまり見るべきモノがないのだもの・・・
メンバーの内の何人かは日本に帰って来るらしいので、来たときに遊びに行く約束をする。しかし、パワフルで濃いメンバーだ。
終電ギリギリの電車に乗って帰ってきて、yasminと少し話しをして消灯(笑)
女王kamranは仕事が終わらずに帰宅できず、、、大変だなあ。

英国顛末記 9日目
久しぶりに遅くまで寝てしまった。目が覚めたら11時だった。
今日の予定は、union dance companyのマチネの公演を見に行く予定。
朝ご飯っていうか、昼ご飯をyasminとともに、昨日のスープの残りをメインディッシュにして食べる。今日はかなり手抜き。
ご飯を食べ終わってくらいにkamran帰宅。かなりお疲れのご様子。昨日は残業で帰って来れなかったらしい。
kamranのご飯を用意してから、yasminとtescoにお買い物。
とうとう俺の晴れ男っぷりも限界。雨が降ってる。雨は嫌いなんだけどねえ・・・
なんか魚買ったりいろいろ買う。しかし、なんで重いものばっかり買ってしまうかな。ビールが安売りしてたから、買えばとそそのかして買わせてしまった(ちなみに俺は下戸なので飲めない(笑))24本入りの瓶のビールはやっぱり重いな。と思いつつ帰宅。
そうこうしてる間に出かけないとな時間になる。
今日はAngelのsadler’s wells theatreにダンスを見に行く。
Angelに着いたはいいけど、theatreの場所が分からない。。。困った。
仕方ないので、近所に立ってるお兄さんに道を聞く。
「おいおい逆方向だぜboy…」
ってなノリで道を教えてもらう。看板出てるからその通りに行けばあるよ。とのこと。
しばらく、言われた通りに行くと看板発見。うーん、なんとなく微妙な角度だ(苦笑)まっすぐなのか、曲がるのか・・・
信じてみるか。
と、曲がっててくてく行くとまた看板がある。と、看板をおっかけて行ってなんとか到着。ふー(ー。ー)遠いぞ駅から・・・
中は、日本で言うところのWestEnd(新井薬師)によく似た感じの劇場。おっきな箱形の小劇場?だ。幅が6mくらいあるから、そんなに小さくもないか。
着いたらギリギリで開演した所だった。
Vとか使ってバリバリのモダンだと思って見に来たら、そうでもない。日本みたいにnoiseものの音楽使ってないし。DJがステージに居て、クラブ系の音楽で踊ってる。なんとなくフリースタイルっぽい。なんとなく適当に踊ってる所から、段々と4人の群舞みたいになっていく。
しかし、どうしてこの国の人たちはユニゾンが揃わないんだろう。。。
ダンスの個人の技量はすごいものがあるのに、息が合わないんだよな(笑)
ま、そういうのは中国とか日本にやらせておけばいいんだろうが。。。おいおい(汗)でも、ユニゾンの動きを入れなくても、ちゃんと構成できるんだからそうすればいいのに。もっと見栄えもよくなるし。
照明は、今一つっていう感じ。プログラムの照明担当の人のプロファイルには、きちんと学校で照明を学びましたみたいなことが書いてあるけど、どうも想像力にかける照明だった。やりたいことは分かるけど雑っていうか、芯が見えにくい感じの照明。
結構visualの使い方が気になっててそれもあって見に行ったんだけど、今二つかな。日本でのあまりうまくいってないVの使い方とそんなに大差ない。大体これにVはなくてもいいのではっていう感じだ。うーむ。なかなかライブものにVをまぜるのは難しいのは国が違ってもかわらないか。かなり具体的なVだったので、演目から考えると抽象的なVを使った方がよかったのかもしれない。
ま、どれも岡目八目。自分がやってないからいい加減なことが言えるだけかもしれない。ただ、想像力を喚起するには充分のダンスだったのは確かだ。
文句が多いけどそのわりには楽しんでる。劇場もお洒落でとてもいい感じだし。
見終わって、駅に向かっていく一団にくっついて歩いてく。あ、来るときに通った道はえらい遠回りなこと判明。イギリスでは看板は信用しない事っていうのを身を持って体感。
駅に行く途中に近所のgalleryで今日から展示をしてるPaperArtがあったのを思い出して行ってみる。
紙を使ってさえいれば、なんでもありって括りの展示だった。チラシはそんな感じではなく、紙の広告の展示かと思ったのだが違った。
日本人が創作折り紙を出していたり、紙の服の展示もしてた。
紙の服を出展してる人が俺と同じ名前でびっくりした。多分女の人だと思うけど。もちろんローマ字表記なので、読みが一緒なだけで漢字多分違うと思う。
帰りがけ、道ばたにある。InformationMachineで妹にe-mailを送ってみる。e-mail送れたり、チケット予約できたり、地図を表示してくれたり、おもちゃとしてはとても面白いものだ。
帰ったら、yasminとkamranがご飯を作ってたので参加してみんなでご飯。なんとなくダラダラ話しをしてからおやすみ。

英国顛末記 10日目
今日は特にすることを決めてない。昨日の夕食の残りを食べて済ます。ちと手抜き。
kamranにspital field marketの場所を教えてもらって遊びに行く。
liverpool st.の駅の近所にあるノミの市だ。いろんなartistみたいな人たちが自分の作品売ってたり、古着があったり。なんでもありな感じだ。フリーマーケットと縁日を足したみたいな感じ。covent gardenよりも雑多な感じがして面白い。
入ってすぐの所にused army goodsのお店に行って、旧西ドイツのarmy shirtsを買う。£3(大体550円くらい)安いなあ。
中をうろうろ歩き回ってお土産買ったりする。ガラスの切り子みたいなのがお気に入りで、5回くらい行って、30分くらい何を買うか悩む。。。切り子って自分の出身の名産なのになあ、、、なんてことを思いつつも買ってしまう。(ちなみに江戸っ子。そして江戸切り子は一応名産品。)結局、ちっちゃいショットグラスにdandelionの絵が描いてあるのを買う。(これは切り子にはなってない。)ま、後はその他もろもろ。
日本のおもちゃとか売ってたりした。スーパードールリカちゃんのおもちゃ(こんなものいつの間に発売されたのかしら(笑))とか、ポケモンのおもちゃとか。
後、テクノ系のT-shirtsのお店ので面白いものを発見。「の為に生きる」ってでっかく胸にprintしてあるT-shirts、さらに何故かその下に「精神神経病治療」って書いてある。うーんとってもシュール。(写真を撮らなかったのが悔やまれる。)欲しかったけど値段高すぎてやめた£18は少し高い。っていうか、T-shirtsの質が良くないから多分すぐに文字がおちるよな。
お家でkamranとyasminがスープボウルで米を食べてるのを思い出して、お世話になってることだしとお土産にちょっとよさげなrice-bowlを買う。ちゃんと釉薬かけてあるまともな茶碗だ。茶色でとても良い感じの綺麗なお茶碗。喜ぶかな?
ダラダラ回ってたら、少しお腹が減ったのでindo系の人がやってるcurry屋さんでcurryを食べる。£2.50だ。安いな。。。。まずい。この国では安い旨いっていうモノは存在しないことを忘れていた。vegitabl curry with riceなんだけど、vegitableがキャベツとジャガイモ、タマネギ。。。これがcurryなのに甘い。まあ甘い野菜を死ぬほど入れて煮込めば甘くなるよな。しかも、ほんのり辛い。良くいえば素材の味を生かしてる。悪くいえば素材の味にスパイスが負けて、ただの温野菜になってる。しかも量が多すぎる。。。あまりのまずさに悶絶しつつ、近所のstar bucksでlatte買って飲む。ふー(ー。ー)珈琲は大事だ。
もう少しノミの市を見て回ってから、帰宅。さすがに少し疲れたので、CDshopに行ってfrierでも拾ってこようと思ったけど断念。荷物多いしね。
帰ったら、kamranにお客さんが来てた。邪魔しないように、二階に行って仕事をしてるyasminの邪魔をして相手をしてもらう。
kamranがお客さんを送りに行って出かけたので、その間に夕食の支度。冷蔵庫のものを少し片づける為に今日はpasta。野菜が腐ってしまう前に使ってしまおうっていう狙いでトマトでごった煮のスープを作ってpastaにかける。
用意があらかた済んだ所にkamran帰宅。kamranは明日の仕事が早いから、今日の内に出かけるそうなので、ちゃっちゃとご飯。
kamranが外に行ったら前にco-op(スーパー)があった所でraveやってたから行って来いって言われる。skwad(居座り、空き家に勝手に入り込んで住んでる連中って意味)のraveだから、面白いぞーって言ってた。これでも上品な方の人なので遠慮しようかなって思ってると行っておいでってばと言われる。うーん。どうしよう。
ご飯が終わって、出張に出かけるkamranを送って駅まで行く。
帰りがけに、一応skwadのraveを覗きに行く。中は真っ暗で外からでも聞こえるくらいでかい音がしてる。きっとでっかいspeakerが仕込んであるんだろう。
中に入るとco-opの中はガランとした感じで、奥の方にでかいspeakerが計7発仕込んであった。mirror movingも3台。結構立派なクラブの装備だ。
それ以外に中は、何もない。ほんとに使われてないスーパーマーケットを乗っ取ってrave。床はなんかぬるぬるしてる感じでとっても汚い。掃除してないものな。あと何故か犬が来てた(笑)何してるんだろう。ま、いいけど。raveには何故か犬がいる。いつもの事らしい、こっちでは。
音楽はgoa-trance。techno系でもdrugが安全な(?)葉っぱだからまあいいかって思って中に入ってく。(結局遊びに来てる(笑))
でかい音を聞いてると自然と体が勝手に動く。みんなタバコを吸ってるから、中はsmokeたいたみたいに煙が充満してる。こっちに来てのクラブ系で一番いい音させていた。DJもまともなDJらしく、曲の繋ぎもとっても良い感じ。11時を過ぎたくらいから、段々ディジリドゥ(アボリジニの民俗楽器。長いパイプ状の木に息を送って音を出す。)に変わってく。周りの煙が段々葉っぱの匂いに変わってきた。でも、安い葉っぱだな(苦笑)俺は葉っぱが効かない。(というか、drug全般に耐性が強いらしい)でも、音の方には落ちやすいので段々とspeakerの近所のcoreで踊ってる連中に混じって踊る。かなり調子良い感じ。
そのまま結局一時間くらい踊ってから帰宅。
帰ってyasminとでれーっとテレビを見てしまう。気がついたら4時だった。。。また、ダメっぽい。

英国顛末記 11日目
作者急病のため今回はおやすみさせて頂きます。

ウソです。でも、起きたら既にお昼を過ぎて居ました。
yasminとtesco(近所のスーパー)にお買い物に行く。特にしたいことも無かったっていうか、もうギャラリーも何もかにも閉まってるので、諦めて真面目にご飯を作ることにした。
Kの似非世界の料理show。
本日は冷蔵庫で余ってる豚肉のミンチを料理したいと思います。名付けて「豚肉香草スープレックス」
食材の説明から、豚肉のミンチ。バジル。コリアンダー。タマネギ。大蒜。生姜。塩。胡椒。醤油。みりん。オリーブオイル。卵。小麦粉。を用意します。
次に、タマネギをみじん切りに。大蒜は包丁で潰してから、やはりみじん切りに。同じく生姜、コリアンダー、バジルもみじん切りにしておきます。
オリーブオイルをフライパンにひき、そこに大蒜と生姜を入れます。この時フライパンを温めてからオリーブオイルを入れないこと。オリーブオイルが焦げて風味がなくなります。大蒜と生姜が少し茶色くなってきたらタマネギと入れ、塩胡椒をしてしばらく炒めます。大体タマネギが透き通って来たら、ちょうどいいでしょう。この塩胡椒が味付けの決めてになりますので注意して下さい。塩がきついとしょっぱくて食べられません。
タマネギを炒めたら、フライパンを火からおろします。
ミンチを大きめのボウルに入れて、練ります。ある程度粘りけが出てきたら、先ほど炒めたタマネギと混ぜます。この後コリアンダー、バジル、卵、醤油、みりんを入れてしばらく練り合わせます。しばらく練っても緩い場合は小麦粉を少しだけ入れて適当な固さになるまでかき混ぜてください。
練り終わったら、ラップをかけて冷蔵庫などで、しばらく寝かせます。
この間にビデオ屋さんにビデオを借りに行くなり、ご飯を炊くなり、本を読むなりしてください。大体一時間ほど寝かせればいいでしょう。
はい、そして一時間経った所で今度はフライパンにサラダ油をひいて焼きます。この時大体拳より少し小さいくらいの固まりにして、なるべく薄くして焼いてください。それと、焼いてる間に油が出てきますので、あまり油は多くしない方がいいです。
少し焦げ目がつくくらいまで、焼いたら出来上がりです。
焼いて一晩寝かせてから食べるとソーセージみたいな味になります。
よろしかったらお試し下さい。では。良い夕食を。
・・・じゃなかった。
こういうコラムじゃないよな。。。でも、今日はこれくらいしかしてないんだよね。
豚肉を寝かせてる間に借りてきた[snatch]を見たくらいしかしてない。
さすがに連日で少しお疲れのようだったので、これで勘弁してくらさい。

英国顛末記 12日目
今日はshakespears globeに行く予定。でも、ソワレ(夜の公演)なので昼間は適当に散歩して過ごす。ついでに、こっちに本拠がある照明の機材のメーカーに行ってみた。何故か想像以上に金額が安い。でも、こっちで買ってもって行くには少し大変かも・・・大体仕様240Vだしな。
shakespears globeは言わずとしれた、royal shakesepears companyが常時公演を行ってる。観光客がとっても多い。もちろん観光以外の芝居好きな人も沢山来てる。
中のcafeでだらーっと珈琲を飲んでたら、雨が降ってきた。
この劇場は野外劇場なので、雨の中見るのがイヤだなって思ってたら、開演15分前にやんだ。やっぱり晴れ男だ(笑)
劇場は3階立ての劇場で全体が丸い感じになっている。
奥が舞台になっていて、そのすぐ正面の一階部分っていうか地面がyardと言われる立ち見席。(ちなみに俺が見るのはここ)
その周りを取り囲むように屋根付きの席がある。それが3階まで。
舞台の奥の3階部分はやっぱり席になっていて、ちょうど舞台を真裏から見る感じになる。一階から三階まで人が入るとどっち向いても人だらけって感じだ。今日はyardだから余計にそう思うのかもしれないけど。
なんてことを考えてたら、開演時間。
全員白の上下。ゆったりとしたかんじの寝間着みたいな衣装だ。女の人が二人と男の人が4人。それと楽師が二人。これで全部。
今日見に来てる芝居はCymblineっていう芝居。喜劇。時代背景的にはリア王とかマクベスとかと同じ古代ローマ時代。場所はBritain。題名のCymbline(シンブリンと読む)はBritainの王様。
あらすじはネットで探して調べてください(笑)登場人物はとっても多いです。王様、王女、姫、その旦那、姫の侍従、王様の甥、王様の侍従、ローマの人、フランス人、オランダ人、スペイン人、姫の旦那の敵、ローマ海軍総督、旅の男、その息子1、2、、、、まだまだ居ます。
でも、これをたった6人で演じ分けてます。しかも、衣装は先ほど言った白い服の上下だけ。衣装替えは無しです。わずかな小道具と動きと台詞の口調だけでこの役の違いをきちんと伝えてる所はさすがRoyalShakespearsCompanyです。
英語があんまり分からなくても、表現してることは分かるのでストーリーも分かってとっても面白い。
前半が1時間半。20分休憩。後半が1時間ちょっとってかんじ。そんだけ長いこと立って見ていられるのはやっぱり面白いからだと思う。
今回は夜の公演なんだけど、londonは日がとっても長いから全然明るくて、照明による変化はありません。暗くなってきたら全体を明るくするだけ。
照明さんとしては複雑な感じ。だって、照明無くても成立してるし。それに僕のレベルでは、例えばここで照明のデザイナーとして何が出来るのかって考えても、それが芝居の邪魔をしてしまうのではないかって思ってしまう。矛盾してるけど、照明が何もしなくてもいいお芝居っていうのはとってもイイ芝居だと思ってる。照明による効果とか、そう言うモノが一切いらないシンプルな世界っていうのはある種の理想形だと思う。
ただ、あればあったで何が出来るのかを探さないといけない。
シンプルであることは何もしないことではない。照明による効果に頼るのではなく、照明によってより作品を理解しやすくしたり、舞台を引き立たせたり、そういう事をするのが照明の仕事だと思うので、今回みたいな芝居では何もしないっていうのが一番舞台を映えさせる手段だと思ってしまった。完全に惨敗。
でも、いい物が見れたのでとても幸せ。これに負けないようなモノを作りたいな。そう思いつつ。夜景が綺麗だったので、少し遠いタワーブリッジまで歩いてから帰った。
英国顛末記 13日目
まったく動く気力がない。困った。
昨日の3時間寒いなか立ちっぱなしは結構こたえたみたいだ。
昼頃までだらだらして、yasminとご飯を食べて適当に出かけようってなったけど、特に行きたい所が見あたらない。
いつも見てるTime-Outを見ても今日はエアポケットのように空いてる。
困ったな。。。
とりあえずの目的地をこないだ見たWappingにして一旦家を出る。
電車に乗ってる間に途中のwhite chapelっていう駅の近所にギャラリーがあるってことなので、降りて見に行く。
ちっちゃいギャラリーにいろんなアートがあるけどどうもピンと来るモノがない。
と、思っていたらRachel WhiteRead発見。Hyde-parkのギャラリーで展示をしていた作家だ。でも、小さいオブジェ一個だけ。今回の裏返しの対象は電気のスイッチでした。ちっと寂しい。ちっちゃくても存在感はある。
今一だなあ。って思いながらとりあえずWappingへ。
Wapping Hydraulic Power Station到着。
柳の下にドジョウは二匹居るのだろうか、、、
居なかった。
前回は(7日目参照)とっても面白かったのに~
今回は使ってる場所は同じだけど、外から見ることに。階段の上の方からダンスしながら降りてくるのだけど、このダンスが見えない。動きが少ない。そして、存在感が低い。む~。かなりご不満。
まあ、仕方ない。
凹んだまま帰宅。

英国顛末記 14日目
今日はyasminにチケットをもらったので、hayward galleryに行く。malcom marleyの展覧会をやってるので楽しみ。
artonik

英国顛末記 15日目
gallery周り。

英国顛末記 16日目
帰国前日
party & dance

英国顛末記 終章
飛行機

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