MDの伊藤馨です。
昨日、紹介した吉岡小学校のblogですが、また更新してもらいました。
コミュニケーション能力育成事業 第3回目!!
http://yoshioka-e.esnet.ed.jp/modules/wordpress0/index.php?p=367
こうやって、紹介してもらえるのもとてもうれしいし。
残念ながら、初回しか見られていない僕にはなおうれしい限りです。
写真で見る限り、思ってた以上にいろんなことが出来るようになっているんだなぁ。と。感慨深くなってしまいます。
たった一日しか出会えなかったけど、そこで気になっていた子がニコニコしていたり、がんばってるなーっていう姿を見ると、こういう活動をしていてよかったな。と思います。
でも、演劇のワークショップで表れる成果というのは、普段の生活の中で担任の先生がこどもたちに一生懸命教えたことの成果なのだと思います。
そして、もしも発表の時にがんばれなかったら、それは僕らの力が及ばなかったということなのだとも思います。
だって、先生たちってものすごい時間を割いてこどもたちにいろいろなことを伝えて教えているのに、僕らが来て魔法みたいに何かが出来るわけがないんです。
もしも、そんなことが起きているとしたら、それはきっと何かやり方が間違えてるし。
成果を自分のおかげなんて考える傲慢な態度はよくないのだと思うのです。
むしろ、僕らは上澄みの部分をすくっているだけで、そこに到達するためにはそこまでの生活というものがあるから成立するものなのです。
演劇は人を見せる芸術なので、こどもたち自身がそこで考え、積み上げたものを見せることになります。
そして、ここでの発表はあくまでもどこまで積みあがったのかをお互いが確認するための場であります。
また、その先に何が積み上げていけるのかを先生と考えるための指標となる時間でもあります。
なので、これは過程の一部で結果ではありません。
発表よりも大事なのは、そこでこどもたちが何を感じたのかということや、何が出来て、何が出来なかったのかという内省的な部分です。
その一番大事な部分は見えるようで見えないものです。
この活動が彼らの生きる糧になり。少しでも先生方によいものが残せていれば、と思います。
まだまだ、いろんな地域でワークショップがありますので、blogなどで紹介されたら、ここに掲載したいと思います。
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RT @terrace_info: 愛媛県西条市吉岡小学校のblogで紹介してもらいました。その2。: http://t.co/aDeDGTIXsv