MD伊藤馨です。
平成25年度国語問題研究協議会、東日本、西日本ともに終了いたしました。
東日本、西日本ともに、とてもいいワークショップを行うことが出来ました。
今回は、ワークショップの解説を国語調査官の鈴木仁也さんにお願い出来、ワークショップというものを主観的に体感する。客観的に理解するという両側面からのアプローチを出来ました。
感想もいくつかいただいて、概ね好評であったようです。
こども向けのワークショップが近年の活動での中心的なことになっておりますが、terraceという団体は大人向けのコミュニティ形成型ワークショップなどがもともとの得意分野です。
今回のような機会を与えて下さった文化庁国語課の方々にお礼を申し上げます。
今後の活動でも、こうした対大人向けのワークショップの拡充はキーになってくるように思います。
他者との協働をするということを実感として得ることが、タスク過剰な状態では難しいというのが、今の日本の標準的な社会的な状況であると思います。
今回のワークショップが終わった後に、こういう解説という形の知的な充足感を含めたものも重要であるということと。
単発ではなく、継続的な活動として、ワークショップという形式を使った自律的な創作や話し合いの場の形成をしていくような環境づくりに貢献できる方法はないか。
そんなことを考えました。
まだ、具体的にどういう活動を行おうというものではなく、全国の多様な地域で、他者との協働を促すようなワークショップが行えればよいなと思います。
ご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひコンタクトいただけると幸いです。