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国民生活センター 平成21年度 消費者教育に関わる講師養成講座 演劇創作ワークショップ

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国民生活センター 平成21年度 消費者教育に関わる講師養成講座 演劇創作ワークショップ
準備段階
・グループ分け
・尾崎放哉カードを作成
・シチュエーションを準備
グループわけについて
午前
124人
受講No. 奇数番 62名  →講堂
受講No. 偶数番 62名  →宿泊棟ロビー
午後
赤組  (1~32, 91~124)    →講堂
白組  (33~90)    →宿泊棟ロビー
※それぞれ 10人か9 人のグループに分かれる。
※名札にグループ番号がついている。
午前  – ロールプレイングに活かすコミュニケーションゲームの手法
10:00 –
・説明
講師、アシスタントの自己紹介
今日やることの説明
・ウォーミング・アップ(ゲーム)
全員で散る
体を動かす  – 体幹の旋回
足首ほぐし
空間を二分し、自己紹介を兼ねた、集合ゲーム
東日本に住んでいる人・西日本の人(※自分が思うのでいい)
メガネをかけている人・かけていない人
1月から6月生まれの人、7月から12月生まれの人
空間を四分し、集合ゲーム
生まれが、北海道の人、本州の人、九州沖縄の人、四国の人
自分の受講番号を4で割って、あまりが1、2、3,0の人 – –
2
※1,2,3の人は、その番号が「あまり」
→輪になる
入れ替わりゲーム(オプショナル)
ランダム歩き
誰とも目を合わさない
いろんな人と目を合わせる
いろんな人と挨拶を交わす
いろんな人をほめる
感覚を使う  – 暑がりながら
感覚を使う  – 寒がりながら
感覚を使う  – 風が強い
※ランダムに繰り返し
・グループに分かれる
あまりが1か3 →奇数 →講堂
あまりが2か0 →偶数 →宿泊等ロビー
10:40
各講師あらためて挨拶(簡単に)
ランダム歩き→止まると同時に 2人 1組になる
2 人1 組→1.2.3ゲーム
ランダムに歩く→止まると同時に2 人1 組になる
3 人1 組→めつぶり電車ゲーム
・説明
・3パターン、やる
・ふりかえり1分
・ベストポジションをつくる
・連結ゲーム、説明
・連結ゲーム、やる
・挨拶して解散
ランダムに歩く→止まると同時に2 人1 組になる
– –
3
11:00
・フローズンピクチャーによる身体表現
・ものや抽象概念を言う。それを体全体で数秒以内に表現。
・それを使っている人ではなく、それそのものを体全体で表現する。
・繰り返し可能であれば動きがあったもかまわない。
・言葉を使って相談しあわないこと。暗黙のうちにつくる。
・できた「作品」に音はなし。喋らない。
2人で1つのもの
洗濯機/携帯電話/たき火/腕時計/ローソク
テレビのリモコン/ギター/アコーディオン
新幹線/東京タワー/小銭入れ
2人で2つのもの
物差しとコンパス/鉛筆と消しゴム/机と椅子/うちわと扇風機
ナイフとフォーク/サンダルと革靴/ハンカチとネクタイ
メガネとサングラス/マッチとライター/木琴と鉄琴/英和辞典と国語辞典
4人で1つのもの
8人で1つのもの
かに/えび/ヨット/バナナ/スペースシャトル
勇気/若さ/誘惑/ふとした過ち/旅行の思い出
海のそばに建っている家/飼い主に忘れられた猫
桜の木にまつわる思い出
※抽象的なものに入る前には、改めて「人はナシ」なことを示唆する。
※でもやってみて人が入っていても、そこはツッコまない。
11:20
・休憩&グループ分け
休憩後に、さらにグループに分かれることを説明
赤組  (1~32, 91~124)    →講堂
白組  (33~90)    →宿泊棟ロビー
※それぞれ 10人か9 人のグループに分かれる。
※名札にグループ番号がついている。
11:30
・創作グループで輪をつくる
※名札にグループ番号がついている。
※講師はグループが使うエリアを指示する。 – –
4
・キーワード・フレーズを用いた場面創作
・尾崎放哉の句を用いる
・文字は、身体から発せられて、言葉となる
身体が伴わなければ、ただの音。
身体を伴うと、感覚と共になにかが相手に伝わる。
そのことを体験的に味わう。
カード配布(裏面を保持)
初見読み(一人ずつ、表にし、声に出して読む、を繰り返す)
※読めない漢字があったら、とりあえず雰囲気で読む。間違っても OK
個人作業  – 身体に落とし込む
散る
・体を揺すりながら読む
・その場でジョギングしながら読む
・遠くめがけて読む
・人以外の具体的ななにかを指さしながら読む
・誰か(人)を指さしながら読む
・人以外の何かに、近距離で語りかける
・誰か(人)に語りかける
・ことばをすきまに滑り込ませる
・手話化する(説明→やる)
グループに戻る
二度目の読み、そして味わう
・午後のための準備
時間があるならば 句を選ぶ作業
時間がないならば、昼食休憩時の宿題にする
12:00
食事休憩
※この間、午後の進行について打ち合わせ
12:40
午後  – 演劇創作の手法を用いたシナリオの発展とグループワーク体験
・創作グループに分かれる – –
5
句を選ぶ作業が終わっていることを確認。
→終わっていなければ速攻で選ばせる。
・創作1
グループになり、各自が持っているカードの句うち「一つ」だけを選ぶ
まずは全員で、その句を味わう。
そのカードに書かれ句からイメージされる場面を考える。
それを短い場面として表現する。
書かれていることをそのままやるのではない。
その句全体から伝わること、書かれていないことを、想像させること。
午前にやった内容も思い出し、参考になるようであれば取り入れる。
条件  上演時間は 10秒から30秒(目安)程度。
台詞はナシ。
ただし選んだ句を、必ずどこかで発語すること。→全員で声をそろえて言  って
も分けて言っても良いし、一人が発するのでもよい。
全員が必ず出ること。
13:00
・創作1  – 発表と講評
13:20
・創作2
ロールプレイングに使えそうなシチュエーションを配布
そのシチュエーションを用いてシーンを創作する
創作1を活かすこと。
そのまま使えたり、ディティールをふくらませて使ったりすること歓迎。
シチュエーションをつかう。
ただし説明はしなくていい。
そういう状況がある、という前提で、たとえば自宅であったり、電車のなか  だっ
たり、公園だったり、など。
抽象的になってもいい。
登場人物は、必ずしも人間である必要はない。
条件  1~3分(目安)程度
台詞は使って良い。ただし説明にならないよう注意。 – –
6
創作1で用いた句を、必ずどこかで発すること。
全員が必ず登場すること。
※休憩は、各グループ内で判断し、適宜。
13:50
・創作2  – 発表と講評
14:15
・代表作品を(講師が)選び、講堂に集合
・代表作品(2 作)の発表
・講評
14:30
・ふりかえり
グループになって、ふりかえりをする
・どういうときに壁にぶつかったのか、どういう壁か
・それをどうやって乗り越えたのか
・作品の感想
・講師の指導方法について、今後の参考になりそうなところがあったか、なかったか
あったとしたら、どんなところか
・講師に質問したいことはあるか?
講師が選んだ数グループに、代表者から話した内容を発表し、質問をしてもらう。
14:55
・まとめとクールダウン
適当に散る
講師(長谷)によるまとめ
クールダウン
15:00
・終了
※自由質問タイム?
創作のためのミッションシート
創作1 – ミッション
先程使った各自のカードをグループ内で見せあい、
グループで一つの句を選ぶ。そして、
最初にもっていた人のイメージにとらわれなくていい。
グループメンバー全員で、新しいイメージを考える。
書かれていることをそのままやるというよりは、その句全体から伝わることや、書かれてい
ないことを、観る人に想像させたり感じさせたりするように創る。
午前にやった内容も思い出し、参考になるようであれば取り入れる。
表現として抽象的になってもいい。例えば登場人物は、必ずしも人間である必要はない。
例えば「風」や「落ち葉」や「○○な気持ち」の役があっても良い。
条件:
・上演時間は 10 秒から 30 秒(あくまでも目安)。
・必ず全員が登場すること。
・台詞は使わない。
・1シーンであること(舞台上の時間と実時間が一致していること)。
・場面中、選んだ句を、なんらかの形で発すること。
全員で言ってもいいし、何人かで分けて言ってもいい。一人だけが言うのもアリ。
コツ:
・創作の制限時間は短い。話し合いに時間をとられると完成できない。
・実際に身体を動かして、やってみながら考えると、意外と早くできる。
・横幅広く空間を使おうとすると、見づらい作品になる。狭めにつくるのが見やすいコツ。
– –
創作のためのミッションシート2
創作2 – ミッション
配られたシチュエーションを読み、、
創作1を活かすこと。
そのまま使っても良いし、ディティールをふくらませて使っても良い。
あるいはイメージを広げ、そこから連想される新たなイメージを作っても良い。
あまりにも難しそうだったら、句だけ使うのもの OK。
シチュエーションの説明を言葉でしないこと。
そういう状況がある、という前提で、文章中にない新たなシーンを作る。
シチュエーションの再現を目的とはしていない。
なので、シチュエーションのすべてを盛り込む必要はない。
特に気になるところだけを抽出したり、大胆にシンプル化するのもアリ。
表現として抽象的になってもいい。例えば登場人物は、必ずしも人間である必要はない。
条件:
・上演時間は 1 分から最長で 3 分程度。
・必ず全員が登場すること。
・台詞も使って良い。
・1シーンであること(舞台上の時間と実時間が一致していること)。
・場面中、選んだ句を、なんらかの形で発すること。※創作1と同条件
全員で言ってもいいし、何人かで分けて言ってもいい。一人だけが言うのもアリ。
コツ:
・「どんな場所」かをまず決める。
・次に「時間帯」を決める。
・その「場所」と「時間」がリアルに感じられるような工夫をする。
・全員登場するためには、無関係な人の出入りもあり得るオープンな場所・時間帯に
しておくと、つくるのが楽。
・客席から見て平面的な空間の使い方をすると、リアルさが薄れる。奥行きも使おう。
※  これはあくまで事前に立てたプログラムです。
途中、進行の都合などにより、時間や内容の変更をしている部分もあります。
※ 上記プログラムの無断転用、使用を禁じます。必要がある場合はterraceまでご連絡ください。

プログラム作成 長谷基弘 (terrace,劇団桃唄309主催)

コーディネート 伊藤馨 (terrace代表)

受講者数 120人

メイン講師 長谷基弘

講堂

講師 北村耕治

フォロワー 澤唯

アシスタント 古澤理紗

宿泊棟ロビー

講師 林成彦

フォロワー 伊藤馨

アシスタント 中村公平

準備段階

・グループ分け

・尾崎放哉カードを作成

・シチュエーションを準備

グループわけについて

午前

124人

受講No. 奇数番 62名  →講堂

受講No. 偶数番 62名  →宿泊棟ロビー

午後

赤組  (1~32, 91~124)    →講堂

白組  (33~90)    →宿泊棟ロビー

※それぞれ 10人か9 人のグループに分かれる。

※名札にグループ番号がついている。

午前  – ロールプレイングに活かすコミュニケーションゲームの手法

10:00 –

・説明

講師、アシスタントの自己紹介

今日やることの説明

・ウォーミング・アップ(ゲーム)

全員で散る

体を動かす  – 体幹の旋回

足首ほぐし

空間を二分し、自己紹介を兼ねた、集合ゲーム

東日本に住んでいる人・西日本の人(※自分が思うのでいい)

メガネをかけている人・かけていない人

1月から6月生まれの人、7月から12月生まれの人

空間を四分し、集合ゲーム

生まれが、北海道の人、本州の人、九州沖縄の人、四国の人

自分の受講番号を4で割って、あまりが1、2、3,0の人 – –

2

※1,2,3の人は、その番号が「あまり」

→輪になる

入れ替わりゲーム(オプショナル)

ランダム歩き

誰とも目を合わさない

いろんな人と目を合わせる

いろんな人と挨拶を交わす

いろんな人をほめる

感覚を使う  – 暑がりながら

感覚を使う  – 寒がりながら

感覚を使う  – 風が強い

※ランダムに繰り返し

・グループに分かれる

あまりが1か3 →奇数 →講堂

あまりが2か0 →偶数 →宿泊等ロビー

10:40

各講師あらためて挨拶(簡単に)

ランダム歩き→止まると同時に 2人 1組になる

2 人1 組→1.2.3ゲーム

ランダムに歩く→止まると同時に2 人1 組になる

3 人1 組→めつぶり電車ゲーム

・説明

・3パターン、やる

・ふりかえり1分

・ベストポジションをつくる

・連結ゲーム、説明

・連結ゲーム、やる

・挨拶して解散

ランダムに歩く→止まると同時に2 人1 組になる

– –

3

11:00

・フローズンピクチャーによる身体表現

・ものや抽象概念を言う。それを体全体で数秒以内に表現。

・それを使っている人ではなく、それそのものを体全体で表現する。

・繰り返し可能であれば動きがあったもかまわない。

・言葉を使って相談しあわないこと。暗黙のうちにつくる。

・できた「作品」に音はなし。喋らない。

2人で1つのもの

洗濯機/携帯電話/たき火/腕時計/ローソク

テレビのリモコン/ギター/アコーディオン

新幹線/東京タワー/小銭入れ

2人で2つのもの

物差しとコンパス/鉛筆と消しゴム/机と椅子/うちわと扇風機

ナイフとフォーク/サンダルと革靴/ハンカチとネクタイ

メガネとサングラス/マッチとライター/木琴と鉄琴/英和辞典と国語辞典

4人で1つのもの

8人で1つのもの

かに/えび/ヨット/バナナ/スペースシャトル

勇気/若さ/誘惑/ふとした過ち/旅行の思い出

海のそばに建っている家/飼い主に忘れられた猫

桜の木にまつわる思い出

※抽象的なものに入る前には、改めて「人はナシ」なことを示唆する。

※でもやってみて人が入っていても、そこはツッコまない。

11:20

・休憩&グループ分け

休憩後に、さらにグループに分かれることを説明

赤組  (1~32, 91~124)    →講堂

白組  (33~90)    →宿泊棟ロビー

※それぞれ 10人か9 人のグループに分かれる。

※名札にグループ番号がついている。

11:30

・創作グループで輪をつくる

※名札にグループ番号がついている。

※講師はグループが使うエリアを指示する。 – –

4

・キーワード・フレーズを用いた場面創作

・尾崎放哉の句を用いる

・文字は、身体から発せられて、言葉となる

身体が伴わなければ、ただの音。

身体を伴うと、感覚と共になにかが相手に伝わる。

そのことを体験的に味わう。

カード配布(裏面を保持)

初見読み(一人ずつ、表にし、声に出して読む、を繰り返す)

※読めない漢字があったら、とりあえず雰囲気で読む。間違っても OK

個人作業  – 身体に落とし込む

散る

・体を揺すりながら読む

・その場でジョギングしながら読む

・遠くめがけて読む

・人以外の具体的ななにかを指さしながら読む

・誰か(人)を指さしながら読む

・人以外の何かに、近距離で語りかける

・誰か(人)に語りかける

・ことばをすきまに滑り込ませる

・手話化する(説明→やる)

グループに戻る

二度目の読み、そして味わう

・午後のための準備

時間があるならば 句を選ぶ作業

時間がないならば、昼食休憩時の宿題にする

12:00

食事休憩

※この間、午後の進行について打ち合わせ

12:40

午後  – 演劇創作の手法を用いたシナリオの発展とグループワーク体験

・創作グループに分かれる – –

5

句を選ぶ作業が終わっていることを確認。

→終わっていなければ速攻で選ばせる。

・創作1

グループになり、各自が持っているカードの句うち「一つ」だけを選ぶ

まずは全員で、その句を味わう。

そのカードに書かれ句からイメージされる場面を考える。

それを短い場面として表現する。

書かれていることをそのままやるのではない。

その句全体から伝わること、書かれていないことを、想像させること。

午前にやった内容も思い出し、参考になるようであれば取り入れる。

条件  上演時間は 10秒から30秒(目安)程度。

台詞はナシ。

ただし選んだ句を、必ずどこかで発語すること。→全員で声をそろえて言  って

も分けて言っても良いし、一人が発するのでもよい。

全員が必ず出ること。

13:00

・創作1  – 発表と講評

13:20

・創作2

ロールプレイングに使えそうなシチュエーションを配布

そのシチュエーションを用いてシーンを創作する

創作1を活かすこと。

そのまま使えたり、ディティールをふくらませて使ったりすること歓迎。

シチュエーションをつかう。

ただし説明はしなくていい。

そういう状況がある、という前提で、たとえば自宅であったり、電車のなか  だっ

たり、公園だったり、など。

抽象的になってもいい。

登場人物は、必ずしも人間である必要はない。

条件  1~3分(目安)程度

台詞は使って良い。ただし説明にならないよう注意。 – –

6

創作1で用いた句を、必ずどこかで発すること。

全員が必ず登場すること。

※休憩は、各グループ内で判断し、適宜。

13:50

・創作2  – 発表と講評

14:15

・代表作品を(講師が)選び、講堂に集合

・代表作品(2 作)の発表

・講評

14:30

・ふりかえり

グループになって、ふりかえりをする

・どういうときに壁にぶつかったのか、どういう壁か

・それをどうやって乗り越えたのか

・作品の感想

・講師の指導方法について、今後の参考になりそうなところがあったか、なかったか

あったとしたら、どんなところか

・講師に質問したいことはあるか?

講師が選んだ数グループに、代表者から話した内容を発表し、質問をしてもらう。

14:55

・まとめとクールダウン

適当に散る

講師(長谷)によるまとめ

クールダウン

15:00

・終了

※自由質問タイム?

創作のためのミッションシート

創作1 – ミッション

先程使った各自のカードをグループ内で見せあい、

グループで一つの句を選ぶ。そして、

最初にもっていた人のイメージにとらわれなくていい。

グループメンバー全員で、新しいイメージを考える。

書かれていることをそのままやるというよりは、その句全体から伝わることや、書かれてい

ないことを、観る人に想像させたり感じさせたりするように創る。

午前にやった内容も思い出し、参考になるようであれば取り入れる。

表現として抽象的になってもいい。例えば登場人物は、必ずしも人間である必要はない。

例えば「風」や「落ち葉」や「○○な気持ち」の役があっても良い。

条件:

・上演時間は 10 秒から 30 秒(あくまでも目安)。

・必ず全員が登場すること。

・台詞は使わない。

・1シーンであること(舞台上の時間と実時間が一致していること)。

・場面中、選んだ句を、なんらかの形で発すること。

全員で言ってもいいし、何人かで分けて言ってもいい。一人だけが言うのもアリ。

コツ:

・創作の制限時間は短い。話し合いに時間をとられると完成できない。

・実際に身体を動かして、やってみながら考えると、意外と早くできる。

・横幅広く空間を使おうとすると、見づらい作品になる。狭めにつくるのが見やすいコツ。

– –

創作のためのミッションシート2

創作2 – ミッション

配られたシチュエーションを読み、、

創作1を活かすこと。

そのまま使っても良いし、ディティールをふくらませて使っても良い。

あるいはイメージを広げ、そこから連想される新たなイメージを作っても良い。

あまりにも難しそうだったら、句だけ使うのもの OK。

シチュエーションの説明を言葉でしないこと。

そういう状況がある、という前提で、文章中にない新たなシーンを作る。

シチュエーションの再現を目的とはしていない。

なので、シチュエーションのすべてを盛り込む必要はない。

特に気になるところだけを抽出したり、大胆にシンプル化するのもアリ。

表現として抽象的になってもいい。例えば登場人物は、必ずしも人間である必要はない。

条件:

・上演時間は 1 分から最長で 3 分程度。

・必ず全員が登場すること。

・台詞も使って良い。

・1シーンであること(舞台上の時間と実時間が一致していること)。

・場面中、選んだ句を、なんらかの形で発すること。※創作1と同条件

全員で言ってもいいし、何人かで分けて言ってもいい。一人だけが言うのもアリ。

コツ:

・「どんな場所」かをまず決める。

・次に「時間帯」を決める。

・その「場所」と「時間」がリアルに感じられるような工夫をする。

・全員登場するためには、無関係な人の出入りもあり得るオープンな場所・時間帯に

しておくと、つくるのが楽。

・客席から見て平面的な空間の使い方をすると、リアルさが薄れる。奥行きも使おう。

※  これはあくまで事前に立てたプログラムです。

途中、進行の都合などにより、時間や内容の変更をしている部分もあります。

※ 上記プログラムの無断転用、使用を禁じます。必要がある場合はterraceまでご連絡ください。

国民生活センターワークショップ

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昨日になりますが、120名超の参加者で、国民生活センターの消費生活相談員の方向けのワークショップを開催しました。

10月30日 10:00から15:00まで

プログラム 長谷基弘

コーディネート 伊藤馨

メイン講師 長谷基弘

サブ講師 林成彦 澤唯 北村耕治 中村公平 古澤理沙

120名超なので、講師陣も大量でした。

主な内容は、ウォーミングアップから、言葉の身体化、シーン創作。という形の創作ワークショップでした。

このワークショップは2年前から国民生活センターからの依頼で、長谷と伊藤が二人で行っていました。毎回同じプログラムを行っています。前回までは30名程度の参加者での開催でしたが、今回は4倍の人数になってしまったので、講師も7人で同じプログラムを行いました。

ワークショップの総評、プログラムの詳細はまた別に書きます。

メンバー公演情報 あひるなんちゃら企画公演ジェネラルテープレコーダー

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北村耕治が俳優として出演します。
ぜひ。
でも、どっちにしろ駄弁芝居70分。

脚本・演出

関村 俊介

[A面]

あひるなんちゃらメンバーだけで

出演

  • 黒岩 三佳
  • 根津 茂尚
  • 関村 俊介

日時

  • 2009年11月18日(水) 19:30
  • 2009年11月19日(木)
  • 2009年11月20日(金) 19:30
  • 2009年11月21日(土) 19:00
  • 2009年11月22日(日) 15:00
  • 2009年11月23日(祝)

[B面]

客演の役者だけで

出演

日時

  • 2009年11月18日(水)
  • 2009年11月19日(木) 19:30
  • 2009年11月20日(金)
  • 2009年11月21日(土) 15:00
  • 2009年11月22日(日) 19:00
  • 2009年11月23日(祝) 15:00

※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前より。

チケット

前売券 2000円/予約あり 2000円/予約なし 2500円
※全席自由・日時指定
※前売券は、「劇」小劇場窓口で発売中。
※予約受付開始日は2009年10月24日(土)です。もうしばらくお待ちください。

公演当日はご予約頂いたお客様から優先してご案内致します。当日の定員を超えますと、ご入場頂けない場合がございますので、ご予約されることをお勧め致します。

会場

下北沢 「劇」小劇場

adr. 東京都世田谷区北沢2-6-6
tel. 03(3466)0020

【劇場への行き方】
小田急線、京王井の頭線・下北沢駅南口下車徒歩3分。

スタッフ

音楽:綱島慎平 / 舞台にあるもの:コマツバラミワ / WEB:ムー / 宣伝美術:垈 / 取材協力:伯美乃里 / 協力:なんわりなんわり / 制作:中川加奈子、塩田友克、村松佑香 / 企画・製作:あひるなんちゃら

メンバー情報 猫の会その3「ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル」

メンバー情報 猫の会その3「ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル」 published on メンバー情報 猫の会その3「ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル」 へのコメントはまだありません

terraceメンバーの公演情報です。

北村耕治が書いた戯曲を上演します。

澤唯は俳優として参加します。

ぜひ。
2009年12月2日(水)~7(月)
場所:日暮里 d-倉庫
戯曲:北村耕治
演出:三谷麻里子
出演:東俊樹(SPINNERS) 五十嵐勇(風琴工房) 池田ヒロユキ(リュカ.) 小川拓哉 勝俣良苗 神戸誠治
澤 唯(projectサマカトポロジー) 篠本美帆(チーム下剋上) 大間剛志(HUSTLE MANIA)
土谷朋子 野村沙月(のむらんぷ) 畑雅之 服部奈央 福岡佑美子 他

次回の猫の会は変な芝居を作ります。
ゆるくやさしくとんがります。
情報は猫の会 official web siteにて随時更新して参ります。

劇団桃唄309公演案内

劇団桃唄309公演案内 published on 劇団桃唄309公演案内 へのコメントはまだありません

terraceメンバーの長谷基弘演出作品の公演情報です。

澤唯は客演として、伊藤馨は照明として、工藤ケンタはDJとして参加します。

劇団のホームページは、http://www.momouta.org

公演情報は、http://www.momouta.org/products/200910motherstone/

公演用ブログはhttp://www.momouta.org/blogs/mstone/

テアトルBONBONオープニングシリーズ

■劇団桃唄309公演
「死すべき母の石」
戯曲・演出 長谷基弘

~~~~~~~~~~
久しぶりに実家に。
鍵を開け、入ると、そこには一人暮らしの老母の遺体が。
大都市のなかでは目立たない、きわめて小さな殺人。
短く報道され、翌日には忘れられてしまうような。
しかし、誰が? なぜ?
人々の善意と悪意が工作する。
真相を解き明かしていく過程で、
さすべきでない光が、都市の暗部を照らしていく。
犯人は東京。
~~~~~~~~~~

■出演
吉原清司/森宮なつめ
吉田晩秋/山口柚香
佐藤達/貝塚建
國津篤志
洪明花(ユニークポイント)
澤唯(projectサマカトポロジー)
竹田まどか/あらきひとみ
井坂浩/スガナミ(地球割project)

■会場
テアトルBONBON
(中野、ザ・ポケットの横道を挟んだ向かいに新設された新しい劇場です!)

■タイムテーブル
10月
15日 19時30分
16日 19時30分
17日 14時★
18日 15時
19日 19時30分
20日 休演日
21日 14時
22日 19時30分
23日 14時
19時30分
24日 14時★
19時30分
25日 15時
★の回終了後バックステージツアー(要予約・無料)

■チケット<全席指定>
一般前売り・予約3000円/当日3500円
学生前売り予約当日2000円
小学生前売り予約当日1000円

■お得な割引システム
・はや割 9/27までのお申し込み限定全ステージ500円割引!!(10/5までにご入金ください。)
・はじめて割 10/15 16 19 21の4ステージ、桃唄を初めて観るお客様と二人で
ご来場いただくと1名様分が無料になります。
初めて同士でも利用できます(1名様分が無料。
※はや割とはじめて割は併用できません。
・おか割 本公演もしくは併設ワークショップ発表会をご覧いただいた方全員に
500円のキャッシュバッククーポンをプレゼント。

いわきアリオスドラマリーディングワークショップ 11月開催

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いわきアリオスでドラマリーディングワークショップを行います。

今回も小劇場の舞台を使ってのワークショップになります。

今年度の開催はこれで最終で次回は次年度の開催になります。受付は先着順となりますので、お早めにご予約ください。

東北地区の劇作家ということで、今回はなかじょうのぶさんと文月奈緒子さんという仙台の劇作家さん2名がゲストトークに参加していただきます。

近隣地域の演劇事情も含めて、面白い話が聴けるかと思います。

参加するには勇気がという方はトークと発表会だけでも参加を受け付けておりますので、宜しくお願い致します。

ご予約の受付方法はいわきアリオスのチケットセンターで電話のみの取り扱いになります。お問い合わせはアリオスチケットセンターまで。

アリオスチケットセンター。http://iwaki-alios.jp/event/ticketguide.html

以下はパブリシティテキストの引用。

戯曲朗読研究会 in いわき vol.7

秋のドラマリーディングワークショップ

[主催事業]

カラオケを楽しむように、演劇体験!

カラオケを楽しむように、演劇を体験してもらいたい。セリフを覚えなくてもいいのです。戯曲(台本)を手に持って、声にだして読んでみる。無理に演技をする必要もありません。ただ、読むだけでも、それぞれの個性がでてきます。それだけで、ドラマが生まれてきます。毎回、高校生から60代までの様々な方が集まっています。

日時

1日目 2009年11月14日(土) 14:00〜17:00

2日目 2009年11月15日(日) 10:00〜18:00

会場 小劇場

料金 1,000円(2日間通し)

出演 講師:長谷基弘(劇団桃唄309代表 日本劇作家協会常任理事)

コーディネート:terrace

内容 ※2日間通しての参加になります

11月14日(土)14:00 〜 17:00

14:00  はじめに「戯曲の基本構造について」

15:00  サンプルリーディング(グループごとに指定シーンを読む)

11月15日(日)10:00 〜 18:00

10:00  発表会に向けた稽古(14:30まで)

15:30  ゲスト劇作家なかじょうのぶさんと文月奈緒子さんによるトーク

16:00  リーディングワークショップ発表会

17:00  劇作家たちと講師長谷基弘によるトーク

18:00  終了予定

対象 高校生以上 定員:30名程度

受付 受付中 / 先着順

申込み方法 お電話にてお申込みください。

備考 主催:いわき芸術文化交流館アリオス 日本劇作家協会

平成21年度文化庁芸術団体人材育成支援事業

助成:財団法人地域創造 いわき演劇ダンス創造環境整備プロジェクト

【プロフィール】

講師:長谷基弘(はせもとひろ)

劇団桃唄309代表 劇作家、演出家 日本劇作家協会常務理事

立教大学在学中に劇団桃唄309を結成。以降、同劇団の劇作家・演出家として活動を続けている。00年には文化庁芸術家派遣在外研修員として、1年間アメリカ合衆国にて戯曲と演劇全般について学ぶ。

06年にいわき総合高等学校表現系列の特別講師を務め、07年にはいわきでの綿密な取材に基づく「三つの頭と一本の腕」を発表。また、08年12月劇団桃唄309による「おやすみ、おじさん3 草の子、見えずの雪ふる」をいわきアリオス小劇場にて上演。

ドラマリーディングとは?

欧米では幅広く扱われている演劇の上演形態の一種です。戯曲を持って声にだして読む、いわば演劇のシンプルな上演の形です。初心者にとっても「セリフを覚える」という制約がないため、演劇の楽しさを手軽に楽しめる方法といえます。

携帯電話に対応しました。

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携帯電話に対応しました。

3Gの携帯の方しか見られなかったと思いますが、これで他のキャリアの方も形が崩れずに見られるようになりました。

今後ともよろしくお願い致します。

敬語ワークショップ プログラム

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敬語ワークショップ プログラム
・概要
敬語を使うシチュエーションを使った演劇ワークショップ
・内容
ディスカッションを中心とした演劇ワークショップによる敬語の用法についての体感的理解
注意点
敬語についてのワークショップではありますが、このプログラムは正しい敬語の使い方についての技術講習ではなく、敬語のある風景を考える、再現することにより、敬語を使う場面についての体感的な理解を深めるために行っているワークショップです。
ただし、教育的な意味合いとして、ワークショップの現場においての有識者のコメントなどにより、用法や用例についてのコメントがあった方が教育効果が望めます。
事前に敬語の分類についての指導および事後にワークショップの振り返りの時間を持つことを前提としたプログラムです。
事前指導では、主な敬語の種類、分類、用法、用例などについての講習を行います。
事後指導では、ワークショップ中にどんな障害を感じたか、またその障害をどのように乗り越えたのか、乗り越えられなかったのかという点を中心にディスカッションを想定しています。
言葉の身体性というメタ認知の領域を扱うことなので、基本的に創作を台本化したり、それを読むということをせずに、状況に応じた対応をすることで敬語を使う場面を体感的に理解することを目的にしています。メモなどは最低限に抑え、グループ内のディスカッションに意識を集中させましょう。
・事前準備
ガムテープにマジックで呼ばれたい名前を書き(ひらがな、カタカナのみ)見えやすいところに貼る
動きやすい服装
プログラム概要
●ガイダンス
・始まりの挨拶と講師陣紹介
・内容の説明
●ウォーミングアップ
準備運動
コミュニケーション系のウォーミングアップ
身体表現系のウォーミングアップ
●シチュエーションを考える
敬語を使う場面を考えよう。
敬語を使うのはどういうときか、考えてみよう。
この段階では、話し合いのときには、他者の意見の否定をしないこと。
肯定的に、相手の意見を楽しみつつ、自分の意見も言っていこう。
●シチュエーションを発表する
各グループの「代表者」に発表してもらう
ホワイトボードに書き出す
●休憩
●創作 – ディスカッション
考えたシチュエーションのうちの一つを、実際の場面としてつくり発表してもらう
・ルール
全員登場すること。
長さは特に問わない。1分程度できればよい。
無理に「お芝居」をつくろうと思わなくてよい。
登場するのは、人間に限る必要はない。
機械や家具、気持ちなど抽象的なものになってもよい。
まずは話し合いをしよう。
・登場人物を考えよう
・そのシチュエーションで
成功するパターンと失敗するパターンの二つを考える
・どんなことが起きるか考えよう
●創作 – 状況の発表
各グループに、話あいの内容を発表してもらう
・どんな人物が出てくるか
・どんなことが起きるか
など
●創作 – 実創作
身体を動かしながら場面をつくっていこう
※台本化するのではなく、その場面を身体を動かしながら創作することで敬語の必要な場面を体感的に理解させることが目的になっています。
●発表
1チームごとに発表
1チームが終わるごとに講師が演劇的な部分についてのコメントをしていく
●まとめ
有識者による敬語の用法についてコメント
●ふりかえり
ワークショップ内で起きた事柄、印象などについてのグループでの共有
グループごとのフィードバックの発表による全体共有
所見とまとめ
●クールダウン
●終了

・概要

敬語を使うシチュエーションを使った演劇ワークショップ

・内容

ディスカッションを中心とした演劇ワークショップによる敬語の用法についての体感的理解

注意点

敬語についてのワークショップではありますが、このプログラムは正しい敬語の使い方についての技術講習ではなく、敬語のある風景を考える、再現することにより、敬語を使う場面についての体感的な理解を深めるために行っているワークショップです。

ただし、教育的な意味合いとして、ワークショップの現場においての有識者のコメントなどにより、用法や用例についてのコメントがあった方が教育効果が望めます。

事前に敬語の分類についての指導および事後にワークショップの振り返りの時間を持つことを前提としたプログラムです。

事前指導では、主な敬語の種類、分類、用法、用例などについての講習を行います。

事後指導では、ワークショップ中にどんな障害を感じたか、またその障害をどのように乗り越えたのか、乗り越えられなかったのかという点を中心にディスカッションを想定しています。

言葉の身体性というメタ認知の領域を扱うことなので、基本的に創作を台本化したり、それを読むということをせずに、状況に応じた対応をすることで敬語を使う場面を体感的に理解することを目的にしています。メモなどは最低限に抑え、グループ内のディスカッションに意識を集中させましょう。

・事前準備

ガムテープにマジックで呼ばれたい名前を書き(ひらがな、カタカナのみ)見えやすいところに貼る

動きやすい服装

プログラム概要

●ガイダンス

・始まりの挨拶と講師陣紹介

・内容の説明

●ウォーミングアップ

準備運動

コミュニケーション系のウォーミングアップ

身体表現系のウォーミングアップ

●シチュエーションを考える

敬語を使う場面を考えよう。

敬語を使うのはどういうときか、考えてみよう。

この段階では、話し合いのときには、他者の意見の否定をしないこと。

肯定的に、相手の意見を楽しみつつ、自分の意見も言っていこう。

●シチュエーションを発表する

各グループの「代表者」に発表してもらう

ホワイトボードに書き出す

●休憩

●創作 – ディスカッション

考えたシチュエーションのうちの一つを、実際の場面としてつくり発表してもらう

・ルール

全員登場すること。

長さは特に問わない。1分程度できればよい。

無理に「お芝居」をつくろうと思わなくてよい。

登場するのは、人間に限る必要はない。

機械や家具、気持ちなど抽象的なものになってもよい。

まずは話し合いをしよう。

・登場人物を考えよう

・そのシチュエーションで

成功するパターンと失敗するパターンの二つを考える

・どんなことが起きるか考えよう

●創作 – 状況の発表

各グループに、話あいの内容を発表してもらう

・どんな人物が出てくるか

・どんなことが起きるか

など

●創作 – 実創作

身体を動かしながら場面をつくっていこう

※台本化するのではなく、その場面を身体を動かしながら創作することで敬語の必要な場面を体感的に理解させることが目的になっています。

●発表

1チームごとに発表

1チームが終わるごとに講師が演劇的な部分についてのコメントをしていく

●まとめ

有識者による敬語の用法についてコメント

●ふりかえり

ワークショップ内で起きた事柄、印象などについてのグループでの共有

グループごとのフィードバックの発表による全体共有

所見とまとめ

●クールダウン

●終了

国語問題研究協議会 西日本大会所見

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国語問題研究協議会 西日本大会2009
高松のサンポート高松でで行われた、国語問題研究協議会の西日本大会の第4部会でワークショップをしてきました。
内容は一昨日にウィルあいちで行った敬語のワークショップと同じ、敬語を行うシチュエーションの創作です。
今回も全体的な所見だけ、先にアップします。
プログラムの概要は後ほど。
西日本でもプログラムの微調整はしたもののほぼ同じプログラムを行いました。
前半のウォーミングアップからどちらかというと、戸惑いはありつつもとにかくやってみるという姿勢がすばらしかったのが印象に残りました。
今回の敬語のワークショップでは、敬語を使う場面の想定をして、その中で敬語が上手使えた場合と使えなかった場合という2つの課題を与えていました。
東日本でのことと同じことですが、敬語を日常的に使うのが普通の大人の中で、今回は使わない状態での関係性の想像するということが一つのハードルになっていたようでした。
発表時にそれが敬語を本来使う場面で使わないという役割を担った人が、言葉としては敬語を使っていないのですが、身体的状態は敬意を表してしまっているという状態が起きてしまうということに、特徴的に表れていました。
敬語という人間関係のツールを使うときに身体性や敬意による裏づけが必要で、その裏づけのない敬語、つまりマニュアル敬語といわれるような敬語とは大きく違います。
今回はどちらかというとハイペースで進行出来たので、最後に振り返りの時間を設けることが出来ました。その中でも敬語を使わないということが難しいというような感想があがってきていました。敬語の中での親しさと丁寧さとの違いということもあがっていました。
敬語の用法についてはスペシャリストではないので、ワークショップ内でも文化庁の国語調査官の方にお任せしていました。
この敬語のワークショップは敬語に対しての啓蒙というよりも、人間関係の中における他者への尊敬や言葉と身体性について考える機会を作り、敬語というツールを通して人との関係を見ていく。
状況に応じた表現を用いることで如何にして人と関わっていくのかという演劇の中でも根源に近い部分を使ったものであるように思います。
日本語という言語を使ったコミュニケーションの中での身体性を見ることが、「敬語」という切り口はとてもいいサンプルにもなるということがいえると思います

高松のサンポート高松で行われた、国語問題研究協議会の西日本大会の第4部会でワークショップをしてきました。

内容は一昨日にウィルあいちで行った敬語のワークショップと同じ、敬語を行うシチュエーションの創作です。

今回も全体的な所見だけ、先にアップします。

プログラムの概要は後ほど。

西日本でもプログラムの微調整はしたもののほぼ同じプログラムを行いました。

前半のウォーミングアップからどちらかというと、戸惑いはありつつもとにかくやってみるという姿勢がすばらしかったのが印象に残りました。

今回の敬語のワークショップでは、敬語を使う場面の想定をして、その中で敬語が上手使えた場合と使えなかった場合という2つの課題を与えていました。

東日本でのことと同じことですが、敬語を日常的に使うのが普通の大人の中で、今回は使わない状態での関係性の想像するということが一つのハードルになっていたようでした。

発表時にそれが敬語を本来使う場面で使わないという役割を担った人が、言葉としては敬語を使っていないのですが、身体的状態は敬意を表してしまっているという状態が起きてしまうということに、特徴的に表れていました。

敬語という人間関係のツールを使うときに身体性や敬意による裏づけが必要で、その裏づけのない敬語、つまりマニュアル敬語といわれるような敬語とは大きく違います。

今回はどちらかというとハイペースで進行出来たので、最後に振り返りの時間を設けることが出来ました。その中でも敬語を使わないということが難しいというような感想があがってきていました。敬語の中での親しさと丁寧さとの違いということもあがっていました。

敬語の用法についてはスペシャリストではないので、ワークショップ内でも文化庁の国語調査官の方にお任せしていました。

この敬語のワークショップは敬語に対しての啓蒙というよりも、人間関係の中における他者への尊敬や言葉と身体性について考える機会を作り、敬語というツールを通して人との関係を見ていく。

状況に応じた表現を用いることで如何にして人と関わっていくのかという演劇の中でも根源に近い部分を使ったものであるように思います。

日本語という言語を使ったコミュニケーションの中での身体性を見ることが、「敬語」という切り口はとてもいいサンプルにもなるということがいえると思います。

国語問題研究協議会 東日本大会所見

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国語問題研究協議会 東日本2009
愛知県のウィルあいちで行われた、国語問題研究協議会の東日本で第4部会でワークショップをしてきました。
当日は名古屋が実家のメンバーの林も参加して手伝ってくれました。
内容は、敬語を使うシチュエーションを考えて創作するというものでした。
今回は学校教諭の参加者が多かったように思います。
今回の所見だけ、先にあげておきます。
全体的に創作としての出来がいいものであったので、参加者がとても楽しそうだったのが印象的です。
それと、このプログラムはもともと文化庁の「言葉」に関する事業の中の一環で依頼されて宮古島の高校で高校生対象に行われたものでした。その後、横浜国立大学付属中学で中学生対象に書き換えられ、今回初めて大人相手にプログラムを行いました。
さすがに大人ならではのシチュエーションも多かったですが、学生対象と違い社会経験があり、敬語を日常的に使う機会がある人が行う創作となると見える場所、目的がずいぶん変わります。
特に、敬語を上手に使いというのがどちらかというときちんと敬語を使わなくてはいけないという感覚がたってしまうのは学生たちと変わらないのですが、そこに焦点が当たってしまい創作が進まなくなる場面も見受けられました。
最終的な発表は全部で5チームあったのですが、独自の視点や地域性を取り入れたもの、キャラクターを強く押し出したものなどバラエティに富んでいたものが出来、よい作品群だったと思います。
発表の良し悪しが直接ワークショップの可否ではないとは思いますが、面白い作品でかつ敬語についての扱い方や場面についてのディスカッションが順調に行われた成果ではあります。
このプログラムの進行では、必ず付いてきてくださって敬語の使い方、用法についての所見を文化庁の国語調査官の鈴木仁也さんが行ってくれています。その所見の中で、敬語を使う体とそうではない体という身体性の違いについて仰られていました。
演劇というとどうしても表現という形に取られがちなのですが、ことばを語るということは必ず身体性を伴ったものであり、その使い方をわかりやすい形で自覚する機会として演劇ワークショップのような手法はとても有効で、今回の敬語を使う体、使わない体という違いは些細な変化でしかないのですが、これを実演して、観て、振り返るという3段階を踏んで確認できるという意味でも有効な手段足りえるのだと思いました。
ただ、惜しむらく時間が足りなかったのと、学校教育転用やそれについてどうしていくかというステップまでの方法論を語るところまでは進められなかったのが残念です。
教育制度として演劇教育という大上段に構えた形ではなく、学校内でのレクリエーションも兼ねた教育手段の一方法として落とし込んでいく、もしくはPTAまでを巻き込んだ形で、学校教育の周辺分野との融和を図る方法論など、まだ議論の余地は大きく残されているところですので、こういった場でワークショップだけに留まらず、実際の現場に落とし込んでいくということについてのラウンドテーブルを行えれば、さらに可能性が出てくるように思います。
その一方で演劇ワークショップの危険な部分についての知識についての啓蒙もしていく必要があります。これについては、別稿でまた書きたいと思います。

愛知県のウィルあいちで行われた、国語問題研究協議会の東日本で第4部会でワークショップをしてきました。

当日は名古屋が実家のメンバーの林も参加して手伝ってくれました。

内容は、敬語を使うシチュエーションを考えて創作するというものでした。

今回は学校教諭の参加者が多かったように思います。

今回の所見だけ、先にあげておきます。

全体的に創作としての出来がいいものであったので、参加者がとても楽しそうだったのが印象的です。

それと、このプログラムはもともと文化庁の「言葉」に関する事業の中の一環で依頼されて宮古島の高校で高校生対象に行われたものでした。その後、横浜国立大学付属中学で中学生対象に書き換えられ、今回初めて大人相手にプログラムを行いました。

さすがに大人ならではのシチュエーションも多かったですが、学生対象と違い社会経験があり、敬語を日常的に使う機会がある人が行う創作となると見える場所、目的がずいぶん変わります。

特に、敬語を上手に使いというのがどちらかというときちんと敬語を使わなくてはいけないという感覚がたってしまうのは学生たちと変わらないのですが、そこに焦点が当たってしまい創作が進まなくなる場面も見受けられました。

最終的な発表は全部で5チームあったのですが、独自の視点や地域性を取り入れたもの、キャラクターを強く押し出したものなどバラエティに富んでいたものが出来、よい作品群だったと思います。

発表の良し悪しが直接ワークショップの可否ではないとは思いますが、面白い作品でかつ敬語についての扱い方や場面についてのディスカッションが順調に行われた成果ではあります。

このプログラムの進行では、必ず付いてきてくださって敬語の使い方、用法についての所見を文化庁の国語調査官の鈴木仁也さんが行ってくれています。その所見の中で、敬語を使う体とそうではない体という身体性の違いについて仰られていました。

演劇というとどうしても表現という形に取られがちなのですが、ことばを語るということは必ず身体性を伴ったものであり、その使い方をわかりやすい形で自覚する機会として演劇ワークショップのような手法はとても有効で、今回の敬語を使う体、使わない体という違いは些細な変化でしかないのですが、これを実演して、観て、振り返るという3段階を踏んで確認できるという意味でも有効な手段足りえるのだと思いました。

ただ、惜しむらく時間が足りなかったのと、学校教育転用やそれについてどうしていくかというステップまでの方法論を語るところまでは進められなかったのが残念です。

教育制度として演劇教育という大上段に構えた形ではなく、学校内でのレクリエーションも兼ねた教育手段の一方法として落とし込んでいく、もしくはPTAまでを巻き込んだ形で、学校教育の周辺分野との融和を図る方法論など、まだ議論の余地は大きく残されているところですので、こういった場でワークショップだけに留まらず、実際の現場に落とし込んでいくということについてのラウンドテーブルを行えれば、さらに可能性が出てくるように思います。

その一方で演劇ワークショップの危険な部分についての知識についての啓蒙もしていく必要があります。これについては、別稿でまた書きたいと思います。