制作さんにしばらく専念するので、ミーティングだらけです。
いわきでも東京でも。
すべて、演劇のからんでるワークショップの制作なのですが、そんなことをやりながら空き時間に話す話も演劇の話。
わかってもらえないことが多いし、よく苦戦もするけど、変わらなくてはいけないのは演劇人なんだよな。
最近、強くそう思う。
どうして伝わらないのか。
理解してもらえないのか。
それは伝え方もあるけれど、まだ系統的な理解が足りていないからなのではないか。
そう思う。
一般化というプロセスなしに普及はあり得ない。そこには分析と系統化という作業が必要だ。
生きていくツールの一つとして芸術がある世を作ることが大事だと信じている。
僕は芸術に触れる機会を子供の時から与えられて育った。表現を楽しむことを教わった。
生活に芸術は必要。
おかげで今の仕事をしている。
人は美しいものと愛しい人を見るために目があり、素晴らしい音楽と愛しい人の声を聞くために耳があり、美味しいものと愛しい人とのキスを味わうために味覚があり、きれいな花と愛しい人の匂いを嗅ぐために嗅覚があり、肌触りがいいものと愛しい人に触れるために触覚がある。
そんな簡単な分かりやすいことが人を生かしているのよね。
芸術ってそういうことだと思う。
だいぶ乱暴だけど。