休みにならないかなぁ。
って、いつも思ってた。
今も思うけど。
さ-っていう雨の音をききながら部屋にいると、だんだん心臓の音や耳のなかの血管の音が聞こえてくる。
そうなるともうただただ死体のように寝ていたくなる。
日が暮れてからの夜の雨のなか、車を運転するのは好きだ。
あのなんとも言えない異次元に繋がっていそうなかんじ。
特に深夜光の洪水や、ときおり流れる流星のような他の車のヘッドライトやテールランプが少し幻想的に見えて、不安なのだけど、わくわくしてる感じ。
でも、雨降っててよかったかな。
これで水源地にも降ってるといいんだけど。
そして、ほとんどささない傘を持って家を出る。