甘いとすっぱいと渋い

帰りがけに俳優たちと雑談。
恋の悩みを聞いたりなんだり。

小一時間はだらだらと路上で話してた。高校生のようだ。
懐かしい。

まぁ、甘ずっぱい話かと思って聞いてたら、大して甘酸っぱくはなかったけど。

惚れた腫れたの先にある付き合うという行為は、思いを抱えてるときとはある種の違う覚悟が居る。
何度付き合っても、新しい相手になれば、その受け入れ方や居方はかわるものだ。
慣れではなく、いつだって新鮮だもの。

男と女はきっと一生分かり合えない。それでいいのだ。
そんなこと幻想なのだから。
分からないから知りたいと思う。分かり切れないからこそ、お互いを尊重して歩むのだ。

まぁ、それ以前に自分が傷つくのがいやなら、告白も思うのもやめてしまえばいい。
相手よりも自分のことが大事なのだから。
人と関わり合うことは傷つけ合うということとあまり変わらない。より近くに居ることになるなら、その傷はより深くなる。
それが生きるということ。

ま、そんな話の後。
飯食いながら、俳優の仕事についてということ、演技についてのことなんてのを同じ地元の俳優と渋く3時間以上話した。

とてもよい時間であった。
芝居バカだね。

あ-、楽しかった。