N.S.F. 稽古九日目 夜カフェ 十二夜

おっと、九日目。
世間は雨やら台風やら。
心配しながらの一日でしたが、車でみんなを拾い集めて稽古でした。
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なんか、さすがに少し疲れてきたような。
いや、そんなことを言ってるのは僕だけ。
止めなければ延々と勝手に稽古をみんながしてたりして。
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僕だけ休憩したりなんだりしてたなぁ。
だって、こういう天気には弱いんだものに。
あ、すいません。いいわけでした。
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段々細かくシーンの中で組み立てなくてはならないものを見つけて、壊して、さらにまた、組み立ててという段階に入ってきて、同じことをやっているのだけど、形がどんどん変わっていくのが面白い時間になってきました。
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普段の生活の中では、息を合わせたり、意識の線を切らないようにしたり、うっかりして完全に見落としたりということは普通に出来ていても、お芝居では、それが繰り返し出来るようにしなくてはならないのが曲者だなぁ。と思います。dscf1422

何もかもがある意味では常に予定調和になるしかないはずなのに、毎回新しく起きることのように見せるためには、修練が必要。一方で、その人が持っている時間の動かし方や息の吸い方みたいなものがしっかり見えないと面白くもなんともない。

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形だけのシーンになってしまうと、本当にそれは形だけのことで、そこに人が存在していることにならない。どちらか一方が気を抜くと関係性というのは脆くも崩れていくのだなぁ。というのが稽古をしているとよく感じます。dscf1429

きっと普段の生活でもそういうことはよくあることで、やり取りの密度は聞く側がどれくらい聞きたいかということによって、話す側がどれくらい相手に伝えられるのかということと関係しているのかもしれないな。と思ったりします。dscf1424

僕自身はわがままなもので、空気を読んだりするのが得意じゃないし、する気もあまりないのだけど、そういう察することよりも、気を遣うことの方が大事だと思っているからかもしれないと思います。ま、空気が読めるに越したことはないのだけど、苦手なものはしょうがないかと。
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きちんと自分が思っていることを相手に伝えられる。そういう場を作ることが稽古場づくりの中でとても重要なことだと思っていて、肯定的なやり取りはもちろんだけど、否定的なことを臆せず話して、それが次に進む材料になるようなやり取りがくみ上げられるような稽古場が自分としては理想的だな。と思っています。dscf1416

そういうのは、みんながお互いに思いやりが気遣いを率先してした結果として、ある種の自由な稽古場というものが作られていて、今の稽古の中でみんなが話していることを傍で聞いていて、よい空気だと思います。
ま、ちょうど今壁だらけなんですけどね。
登ったり壊したり更に高くしたりして、楽しみたいところです。
相変わらずの特に意味のない文章お読みいただきありがとうございます。
身のある詳細情報は以下

■劇団桃唄309 + N.S.F. + らまのだ + 劇団ひまわり
■短編劇集 volume 10 秋カフェ 『夜いろいろ』
2016年9月28日(水)~10月2日(日) 東中野/RAFT

タイプもいろいろな4つのカンパニーが、夜にまつわる諸々を、 見応えたっぷりの短編としてお届けします。
A,B,Cの3つのパートを順繰りに上演します。
N.S.F.はBです!
カフェコーナーで喉をうるおしつつ、 ゆったりとお楽しみください。

●公演情報
http://bit.ly/201609cafe
http://goo.gl/Pq7ZGS

●タイムテーブル(開演時間)
9月
28日(水) (A)20:00☆
29日(木) (B)18:00★/(C)20:00☆
30日(金) (A)15:30☆/(C)17:30★/(B)19:30☆
10月
1日(土) (C)15:30☆/(B)17:30★/(A)19:30★
2日(日) (A)13:30★/(B)15:30☆/(C)17:30★

※受付開始・開場は、各回の1時間前です。
※各回の上演時間は約55分+おまけコーナー
※開演前・終演後はカフェタイムです。

※おまけコーナーは、
☆→佐藤達のかみしばい
★→トーク
です。

【A】
◎らまのだ『まど』

◎桃唄309『一年後の月よ、バイバイ』

【B】
◎N.S.F『十二夜』
戯曲 シェイクスピア
企画・演出 伊藤馨
戯曲構成 村野玲子 (NICK-PRODUCE)
あら素敵ね。なんて思っても、なかなかうまく進まないっていうのは恋にはよくある話。
→中嶌聡 (クレイジーパワーロマンチスト) さいとうまこと 綾田將一 小林あや 関根信一(劇団フライングステージ)

◎桃唄309『魚の足をもむには』
戯曲・演出 長谷基弘
さえない夜の過ごし方。例えば殺人事件ごっこ。犯人は私。解いて。私はどうやって密室であなたを。
→高木充子 富山聡子 佐藤達

【C】
◎劇団ひまわり
『フォーマルハウトを見上げて』
◎桃唄309『肉屋トビーのひみつの庭』

●料金<日時指定・自由席>
予約・当日 1コマ目2,000円/2コマ目以降1,500円
※例えばAとBのコマをご観劇いただくと、3,500円になります。
※小さな会場ですので、なるべくご予約ください。
※連続してご覧いただく場合、予約の方が優先となります。

●チケット取り扱い先
窓口: http://goo.gl/Sxt6Sh
web予約: http://goo.gl/NV0TcG
e-mail: aki-cafe2016@softbank.ne.jp
Phone: 080-9676-3553 ※各公演日の前日まで
FAX: 03-3314-2446(ウィンドミルオフィス) ※9月27日 22時まで
メール・FAXでのご予約方法
(1)お名前 (2)日時・枚数 (3)ご連絡先電話番号
(4)メールアドレス(あれば) をお知らせください。
受付終了後、確認のご連絡をいたします。

●会場
RAFT
〒164-0001 東京都中野区中野1-4-4 1F
東中野駅から約1.0km・中野坂上駅から約0.8km
地図↓
http://goo.gl/1HQNYL

●企画・制作
ウィンドミルオフィス/劇団桃唄309
〒166-0003 杉並区高円寺南1-18-14 矢島ビル3F
http://www.momouta.org/