今日は合同稽古です。
カフェ公演の稽古は団体ごとにバラバラに稽古をしているので、普段はお互いの稽古が見られません。
なので、今回が初めてみるタイミングになっています。
(写真は、長谷くんが作ってくれたレモン芋羊羹。すげえすっぱあまくてうまい。)
合同公演のよいところは、いろんな芝居を自分たちも見られるところです。
ま、僕は舞台スタッフなので、全部をほぼ毎回観る(いや、観るっていうかオペ?)ので、余裕がないです。
合同稽古くらいかな、安心して見てられるのは、まだ、稽古の途中ではありますが、完成を楽しみにしながら観るわけです。
というわけで、以下より速報。じゃんじゃん更新していきますね。
【C】
◎劇団桃唄309『ずっと待ってる』
戯曲・演出 長谷基弘
オープンカフェのあの席にはいつも、
→竹田まどか 大谷拓弥 (劇団ひまわり)
阪上善樹 山西真帆
再演ものです。久しぶりに見たな。なんか、人が変わると雰囲気がすごい変わるな。前回よりも少し大人な人たちのお芝居になってる。
なんとも寂しい感じがなんとも言えない。真夏のお話。残暑って感じかな。稽古場の外のセミの音がなんとなくいいSEに聞こえる。
たっくん(大谷)とまどか(竹田まどか)の組み合わせって、意外だけど面白いな。
幽鬼のように現れる坂上くんが、かなり面白い。っていうか、初演は國津がやったんだよな。
ほんと、人が変わると芝居も変わるよね。
この本って、ものすごい人の本質的な会話なんだろうと思う。なので、俳優が持っているバックボーンが出てきてしまうかのような面白さがある。俳優にとっては怖さなのかな。
じわっとくる。何か。そして、夏だけど甘酸っぱい。夏の甘い恋ではなくて。甘酸っぱいやつ。恋。ではないのか。
味わうといいよ、この夏。
◎劇団桃唄309『知らない星、光る』
戯曲・演出 長谷基弘
望めば手に入る……なんて嘘。
だから彼女たちは最後の旅に出た、内側への。
→高木充子 富山聡子 中濱弘祐 (劇団ひまわり) 成本千枝
女三人かしましいな。
なるちえ(成本)とおみつ(高木)は、もとアンで一緒だったから、なんか懐かしい並びよね。
この二人が並んでお芝居してるのみると幸せになるなぁ。
これにはまちゃん(中濱)、いい組み合わせだな。なんだろう。この怖いダメ女子にダメ男子。
おかしい。なんともおかしい。笑える。ならんでるだけでおかしい。
卑怯だこのキャスト。並んでるだけで笑えるとかっていうのが既に。
はまちゃん、すげえな。この女子たち相手にいい味だしてくるなぁ。なんだろう。女子ってほんとに三人集まるとパワフルだな。
それにしても、男ってさぁ。。。
いいよ。大人向けの寓話みたいなの。ちょっと前向こうって思う。いいお話。
【A】
◎劇団桃唄309『あいまい宝島』
戯曲・演出 長谷基弘
係の人から名前をもらい、島での生活が始まりました。
桃唄309が来年春に上演予定の、
登場人物、全員記憶喪失。
→佐藤達 山西真帆 阪上善樹
富山聡子 高木充子
成本千枝 竹田まどか
大谷拓弥 (劇団ひまわり) 中濱弘祐 (劇団ひまわり)
※中編1本の上演です。
前回のカフェ公演で作ったハンセン病についての演劇の第二弾。
カフェ公演だけど、中編。少し長めの少し不思議なお話。
状況がわからない空間に巻き込まれていってしまいます。
頭がぐるぐるします。
人間ってどうしてなんでも知りたくなってしまうんだろうか。
そして、知ることについての怯えもあるし。
徐々に明らかになる「何か」、何一つわかった気がしないまま進んでいく。
一つわかったような気がすると一つ何かがわからなくなった気がする。
まるで、生きている日々のようだ。な。と思います。
そういう人たちも結構いるのかもしれないな。
少しずつ何かのことを忘れてしまったり、なんとなくスマホをいじってると。
記憶を外に依存するようになってしまってきている今の世界はそうかもしれない。
そんな怖さはなんとなく僕らの生活に忍び寄る何かのようだ。
笑ってるけど、薄ら寒い何かが通っていくような気がして。
そんな遠いような近いような、なんとも。
そんなに遠いところではなくて、今の自分自身のことのような。
あの島での空気や風が自分の周りを包んでくるような気がする。
暑いような、まとわりつくような湿気のような。
【B】
◎N.S.F.『から騒ぎ』
戯曲 シェイクスピア
企画・演出 伊藤馨
戯曲構成 村野玲子 (NICK-PRODUCE)
恋はいつでもから騒ぎ。っていうイメージだけど、原作はそんな話じゃないですね。
→中嶌聡 (クレイジーパワーロマンチスト) 近藤ミキヲ (劇団カンタービレ) 齋藤真
綾田將一 小林あや
まいどおなじみN.S.F.でございます。
なんかうちがやり始めると温度が上がるな。
なんでなんだろうか。
つねさんが出てくるだけで、なんだか盛り上がってしまうのはなんでなんだろうか。
今日もあやさんはかわいいね。
ほんとに今回はつねさんを土台にして、みんなで好き放題するぜ!
的な感じになってるな。
まぁ。一応、うちだって戯曲があって、その通りに作ってるんだけど。
お客さんがいると、ちょっとテンションがあがるな。
なんだろうか、ていうか、綾田汗だらだらだな。
自分で作っておきながら、なんだけど、くだらないなぁ。(いい意味で)
ひどいなぁ(いい意味で)
レゲエのおかげもあって、横ノリなんだよね。
なんていうかさ。
いいよ、暑いときに見る芝居だな。
◎劇団桃唄309『佐藤達のかみしばい』
毎度おなじみ佐藤達の紙芝居ライブ。まだ話してなかった、あの話をします。
→佐藤達
今日は紙芝居が見られませんでした。
残念。本番楽しみにしてるよ。
そんな感じで、全体稽古が終わりました。
こうやって、お互いに作品を見合って、げらげら笑い、楽しく見合いました。
いやー。楽しかった。
チケットもぜひ!
よろしくお願い致します!
■劇団桃唄309 + N.S.F.
■短編劇集 volume 9 夏カフェ 『冒険いろいろ』
2015年8月20日(木)~23日(日) @中野/スタジオあくとれ
夏の「冒険」を楽しみませんか?
大きな何かに挑むのも冒険ならば、心のなかのさざ波にそっと足を踏み入れるのもまた冒険です。
様々な冒険を題材にした珠玉の短編劇を、おいしい飲み物を手にしつつゆったりとお楽しみください。
●公演情報
http://bit.ly/201508cafe
●タイムテーブル
N.S.F.はBだよ!!!
8月
20日(木) (A)20:00~
21日(金) (B)18:00~/(C)20:00~
22日(土) (A)15:30~/(C)17:30~/(B)19:30~
23日(日) (C)13:30~/(B)15:30~/(A)17:30~
※受付開始・開場は、各回の1時間前です。
※各回の上演時間は約55分+おまけコーナー
※開演前・終演後はカフェタイムです。
●料金<日時指定・自由席>
予約・当日 初回2,000円/2回目以降1,500円
※例えばAとBのコマをご観劇いただくと、3,500円になります。
※小さな会場ですので、なるべくご予約ください。
※連続してご覧いただく場合、予約の方が優先となります。
●チケット取り扱い先
Web購入: http://www.momouta.org/m/tickets/box/15
e-mail: natsu-cafe2015@softbank.ne.jp
Phone: 080-9676-3553 ※各公演日の前日まで
FAX: 03-3314-2446(ウィンドミルオフィス) ※8月19日 22時まで
メール・FAXでのご予約方法
(1)お名前 (2)日時・枚数 (3)ご連絡先電話番号
(4)メールアドレス(あれば) をお知らせください。
受付終了後、確認のご連絡をいたします。
●会場
中野/スタジオあくとれ
※会場は東中野/RAFTではありません。ご注意ください!
東京都中野区中野2-11-2 サン中野マンションB1
Phone: 03-3384-3495
JR/東京メトロ 中野駅
南口改札を出て左 線路沿いに新宿方面へ 徒歩3分
ベローチェの手前
地図:http://studioactre.sunnyday.jp/mitijyun.html
●企画・制作
ウィンドミルオフィス/劇団桃唄309
〒166-0003 杉並区高円寺南1-18-14 丸江ビル3F
http://www.momouta.org/