- 一人の人間が他者のことを真の意味で知ることは叶わない望みである。このことを知らぬ者に限って、他者を評価し、貶めようとしてしまう。それは、人間の根源的な未知への恐怖から来るんじゃないかって思った。 #
- 人間が木から降りた時か、洞窟から出たときか、どういう時だかわからないけど、数々の失敗を知識として集積することで、今現在の人間たちが生きているし、様々なものが食べられたりすることを知っている。知ることで何かを積み上げてきたとも言えるんだろう。そして、知らないことを畏怖することは、 #
- 能力が一定以上じゃない人たち（時に知識が極端に不足していたり、欲求が我慢できなかったりする人たちもふくむ）にとって、生きていくために必要な要素だったのだと思う。だから、畏怖するのは仕方がないと思う。 #
- んが、畏怖してしまう自分やその対象と向き合うことが出来なければ、大変残念ながら、どんなに言葉を尽くしても、両手を挙げてわからないと言っている者よりも、今後何かを知ることが出来る機会がない。未知を既知にするチャンスをみすみす逃しているからだ。 #
- 自己を構成している要素っていうやつは、そんなに守らなくても、大概は周りの人間に守ってもらえるもんだろうし、自分の中にある指標がしっかりしていれば、外界の情報なんて、積み上げて形成してきたものに比べれば、大したことじゃない。 #
- あ、それで自己肯定感が欠如してしまうのか。残念。 #
- 経験を元にして、認識や認知についての方法を加え、疑似的な体験を行うことで、物事の抽象性を踏まえて、外界の情報を捉え、身体的限界を超えて理解することを可能にしていくことから、人はより多くのことを知ることになったはずなんだが。なぁ。 #
- その場の環境や関係性や身体性を考えずに口語表現を捉えてしまう人は、言語と肉体とが持つ不断の連続性について、おそらく理解できんのだろうなぁ。言語が身体性を伴っているという言葉の持つ意味すらわからんのだろう。そういう人に言葉の持つ多様性や可能性を伝えるにはどうすりゃいいんだろう。 #
- ぼやいたので、寝よう。 #
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