昨日に引き続き、薄磯に支援物資を届けに行ってきた。
昨日と同様に今度は南側の豊間に近いほうで撤去作業を進めていた。
車が通りぬけ出来るくらいにまで、道が片付いていてびっくりした。
豊間小学校の入り口に近いところまで、波が来たのが瓦礫でわかる。
すこしだけ話をして、昨日来なかった豊間小学校と中学校のエリアを見て回った。
ほぼ完全に蹂躙された車たち。 どうやるとこうなるのだろうという位、壊れている。 フロントガラスが飴のようにひん曲がっている。
すっかり基礎だけになっているが、そのなかで何件かは建っている。もちろん使い物にはならないので、撤去願いの紙が貼ってあった。 しかし、他は基礎だけになっているのに、よく建っているものだ。 とても不思議。
海岸線に出てみた。 海は穏やかでサーフィンは難しそう。 シーズンになるとサーフィンやボディボードをする人たちが来ていたところだ。 海は凪ぎで静かに寄せて返している。
豊間中学校に近づく。校庭は瓦礫置き場になっていた。 種別で瓦礫を集めておいている。 これは重機で運んでいるようだった。
物体と言ってもいいと思う。
床は砂で覆われていて、足で掘ると10センチ近い砂で覆われているのが分かる。
地元の方々とも話をしながら、元気に作業をしていた。
みんないい笑顔で仕事をしていた。写真は撮ったのだけど、許可をもらうのを忘れたので、アップ出来ないのが残念。
持っていったお菓子の中に「じゃんがら」を入れておいた。
スタッフに差し入れでもらったものだったのだけど、うちのスタッフはほとんどがいわきの人なので、
県外から来ているボランティアの人に食べてもらいたくて持っていった。
案の定、配ってくれた人はいわきの銘菓なんです。って説明してた。
美味しそうに食べてくれてた。なんか。とても嬉しい。
厳しいことも多いし、瓦礫の撤去は大変。
家の形が残っている家の中の片付けをしていても、家主もボランティアもなんとも言えないいい顔で、片付けている。
人は人と繋がって、何かを成し遂げていくっていうことを教えてもらえる。
そんな彼らに水やお茶やお菓子を渡すっていうことや、この後、片付いた家に必要なものを運んだり、手配したり、
まだまだすることは、ある。むしろ、僕らの役目はそちらがメイン。
人には役割もあるんだな。少し羨ましいけれど。自分の仕事に戻った。