してるけど、していないような感じなのだけど、職安に行って病名を書いたら、絶対に仕事がもらえないであろう病気で通院してる。
躁鬱というやつだ。
ちょっと前までパニック状態を起こした時の薬も処方されていたが、今はない。
少し前にパニック状態が出るようになり、元から持っていた躁鬱が表に顔を出してきた。
照明や演劇教育の仕事では、パニック状態のような症状がまったく出ないことを考えると、よほど合わないことをしていたということだ。
さらに幸いなことに、舞台に関わる人、教育に関わる人達に戻ってきたことを歓迎してもらえているようだ。本来は確信を持って言うべきだと思うのだけど、どうも気恥ずかしい。
少なくとも生きていく場所があって、求められていることが実感できるということはとてもありがたいことだ。
躁鬱を自覚して、更に驚いたのはそういう部分まで含めて、僕のパーソナリティとして周りの人が受け入れてくれていたということだ。これまた感謝してもしきれないくらいありがたいこと。
今、通院してる理由は、躁と鬱の波を減らすことを目的にしてる。ほんの少しだけど、周りの負担が減るのであればそれもよいことだと思う。
おかげさまでパニック障害はまったく出ていない。
精神から肉体から否定してたということの表れだったのだろう。
躁鬱の遺伝因子は母方の家系にある。母方の祖父が躁鬱だった。
今回のことで、たまたま外に見やすい形で出てきただけで、高校生くらいから熟成に熟成を重ねて居たようだ。
いっときに比べ、仕事を戻したことで安定感が出てきた。
一抹の不安が残るものの、このまま何事もなければ、悪化することはないだろう。
そんなわけで、僕は躁鬱持ちなのでした。