今年は音楽家の人とのコラボが多い。

自分自身は作曲とか演奏とかはしないのだけど。

そういうことはしなくても、音楽の持つ力や作り上げている世界観と自分の作る明かりの世界観が相互補完のように世界を作っていくときに聴く力みたいなものが働く。

そういや、人の鼓動もリズムだ。

オペレートをするときに俳優のリズム、そこの空間のアトモスフィアを感じることをとても大事にしようと思ってやっている。

そこで作られる拍に合わせて、変化を作り上げていく。

ビビッドに繊細に。

作っていく。

それがなによりも楽しい。

今年出会った音楽家の人たちは僕からすれば大先輩たちも居れば、下の子も居たりする。

みんな面白い。

失礼だけど。

感覚をびりびりと刺激して、何かをくみ上げる。

汲み上げたり、組み上げたり。

変化を作るというより、作られた、誰かが感じた流れに合わせて、変化する。

それが僕なりの照明の基本的な理論。

びっくりするようなことをするりとやってのけたい。

そう思う。

最終的には誰がいじっても、何をしても負けない明かりが作れないものかな。

そう考えたりする。

明かりを作って俳優に渡して、オペしてもらったりしてね。

結構、そういうのも楽しい。

冬は内向的になりやすい。

追い詰められることが多い。

ま、それは致し方ないのだ。だって寒いのだもの。

こういうことをして生きていていいのだろうか。と、ふと思う。

なんだかよくわからんけど。求められてここに居る。

ストイックに自分のしたい現場だけを残して、徐々に仕事の範囲を狭めたりして、わがままだな。

そう思う。

目下の悩みはやりたいことがありすぎること。

どれかだけをやって生きていけないということ。

困る。

僕がぼーっとしてても、周りは動いてる。

決めないといけないんだよな。

」への4件のフィードバック

  1. Anne

    そうなんだよね。

    シンプルに強くなるか。

    単純に自分が何をしていたいのかを考えるだけのことなんだけどね。

    West Mt.

    生き生きとしているか。

    なんかね。

    悩んでる時期なのよ。

    もうなんとなく決めたけど。できるのかな。

    それも少し不安。

    でも、少し晴れてきた。

    よみこ

    すごくないですよ。

    ただの器用貧乏なだけで。

    自分って人間が生まれてきたことの理由なんてないとは思うけど。

    きっと何かを成さないと気がすまないと思うのです。

    いつも、少しだけ違和感を感じながら、何かをしているのです。

    結局、したいようにしかしない人間なので、好きなようにするのですけど。

  2. おつかれさまです(^^)

    私も居場所を探す旅を長いことしているけれど、

    そもそも、同じ場所にずっと居れないから、旅になるんだよなあ…。

    人生、ロールプレイングだ~。

    その場所で、人と会って、使命をこなして、また次へ行く、みたいな生活がずっと続いています。

    でも私の場合は基本的には一種類の稼業。

    けいさんは、いくつもの選択肢があって、すごいね。

  3. ただ自分の望まない方向性へ行くのを指をくわえて見ているのなら…

    決めた方が救われるケースもあると思う。

    そんなにたくさんの人たちに恵まれて仕事を出来る環境って正直うらやましいよほっとした顔

    自分も色々決めなくちゃならない時期にさしかかってるだけに…

    こういう活き活きとした日記を読むと元気になる。

    ありがとう(・∀・)

  4. 決めなくちゃいけないのかな。

    でも、決めた方がシンプルに強くなるんじゃ、

    とずっと思っていたりもする。これは自分の話。

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