今週末。公演です。
シアターXにて。
詳細は別途。
旗揚げからずっと一緒にやってきてるモーメンツ。
今回は坂口安吾。
絶対的な孤独。
ここんところ僕自身が抱えてるテーマみたいなもの。
虚空。
何もない空間に一人で居ることを複数の人が居ても浮き彫りにする。
単純に明かりを狭くして見せるということではなく。
そこに居る人々とその間の空間にフォーカスを持っていく。
本来、絶対的に孤独でいることを持ってして、人と繋がろうとするものだ。それは具体的な現象というよりは頭の中にある。
肉体的や精神的な繋がりというのは、その孤独を自覚した先に諦念とともに現れるものなのではないだろうか。
この桜の森の満開の下は、ただの人殺しの話でも天皇制に対しての恨み言でもない。人の有り様を見つめた寓話なのだと思う。
そこには諦念があり、猜疑があり、無常があり、人は常態として孤独を抱えている様が見える。
そんなことを思いながら、どんな明かりにするのかと頭をひねっている。
追伸。実際に読んでみて描いてないというクレームはうけつけないので悪しからず。