またもや、千葉にてワークショップ。
俺の仕事はコーディネーターなので、実際にやるというよりは、進行を管理してみたり、方向性の修正をしたり、雰囲気を盛り上げたりなんてことをしてたりする。
なんだけど、今回はグループワークの1チームを演出っていうか、ブラッシュアップをやったりしてる。
簡単に要素をツボ治療のように追加して、もともと持っている要素に足していく。
こちらが想定していた以上の効果があったりして、感動する。
東京駅から1時間半のところの何もない村の人たちの営みを生き方がそこに現れる。
人は生きている限り、人と関わるかぎり、関係性の呪縛から逃れられない。
人と関わる上で表現というのは、切っても切り離せない。
なにをどう伝えるのか。
人とどう関わるのか。
生きることと表現は同値。
そこには幸せや辛さがあり、喜びも悲しみもある。内省的なものだけでは表現足りえない。むしろ、その力は相手の行為、行動のなかに答えがある。
ワークショップが終わり、帰りの駅で夕日を見る。
千葉の広い空を見る。
帰りの線路がずっと東京に伸びている。僕には帰るところがある。夕焼けに心を奪われて、カバンを置き、陸橋に駆け寄る。
階段を一気に登った先には広い夕陽に染まったオレンジのマーブルの空がある。
夕日の下の街を想像して、世界はこんなにも広く、僕らはこんなにもちっさいっていう当たり前のことに出会う。
帰り道もワークショップのことで、新しいプログラムを作ることに夢中になる。
もしかしたら、学校用に面白い教材が作れるかもしれない。
ワクワクする。
尽きることなく話をして、駅に着くと照明の仕事仲間が待ち構えてた。
夜中のミーティングを延々と深夜までする。
なんかいっぱい話した。
素敵なことがしたいなぁ…
今日はアンのワークショップ手伝いに行く。
アンと指輪と桃唄。
アヴァンギャルドにどっぷり。
その先が見たいという思いでここまで来た。
どこまで行けるだろう。
どこまでもだ。