moving around

いわきに住み、いわきから狭山の学校に行き、途中、熊本からの電話に出る。
一年前には想像もつかないほど、周りがひろがっていく。
拡がる先に見てるのは地域。
中央に対しての地方ではなく、地域。
地域ごとの独立性やコミュニティを作るときに、交通インフラが整備され過ぎると、より中央集権化が進む。
この国の100年後のためにするべきことは、暮らしというものの楽しみだ。
LOHASとかいう戯れ言ではなく、高速の無料化でもない。
断じて、もう消費型経済からは何も生まれない。そもそも消費するだけのものしか産んで居ないのだから、はなから何もしていないで、ニートのように文化でも経済でも食い潰してるだけなのだ。
地域に循環する方法を考えるとき、芸術はその大きな助けになりうる。
もう経済も文化も他の近隣の国には抜かれている。基盤技術も国外に出ていっている。
政権交替に関して、僕は悲観的だ。
相対的に舌触りのいい政策は国民のためにならない。かといって、自民党がいいとは微塵も思わない。
実際、そんなに変わらない、利権や既得権益を議員たちは絶対に手離さない、だから当選できたとも言えるのだし。政策転換をする利益のほとんどは国益ではなく、会社の利益だ。
上手に?隠して、すり替えている。
国益という観点は明日お金が入ることではない、その先のリスクを減らし、メリットの裏のデメリットを精査することだ。お金は使うもので配るものでも掠めとるものでもない。
だから、地域という小さい単位でモデルを作ろうと思う。
考える人を動く人を作れる土壌を作ろうと思う。
東京は空気が重い。