芥川賞

やっと読めた。移動時間が多くて助かる。
読後感はいまいち。というか、ま、今後に期待。というか、なんかここ最近は出来がよくないな。
閉塞感が題材になっているものが多いような気がするけど、その先がない。ぽっかり空いた感じがあってもいいはずなのに、そこにもクライシスが埋められている。
事件性が無ければいけないのかという感じだ。
というわけであまり好みではないものでした。
前は結構あたったんだけどな。
それよりも戦争の言葉特集の方がだいぶよい。
事実【個々が語るという意味での】が淡々と書いてあるのがいいと思う。
一面的で単純だけど、それもまた真実なのだと思う。そういう捉え方をしていくことでしか実像には迫れないのだな。というのが実感。まだ読みきってないのだけど。
鳩山のこととかどうでもいい。