何屋だ。

なんでも屋です。

ええ、そうですとも。

っていうわけで、明日は本番です。

今回はやることが多いです。

何にしても。コーディネート、制作、照明、アシスタント、演出。

素敵だわ。なんでもかんでもやってるわ。

実は切り替えが得意ではないので、切り替えに時間がかかるのが自分で面倒だなぁ。と思ったりもする。

これが終わったら、今度はミーティングをはさんで、旅公演の準備をしつつ、ワークショップ準備。

夏なんて。あっていう間に終わってるさ。

あ、愚痴った。すみません。

今回はベーシックコースで岸田國士を読んでる。レギュラーワークショップ参加者が多いと難しい戯曲もやれるから、やりがいがあります。

新規の参加者の新しい一面を見る楽しみもありますが、成長してくるのを見るのもまた楽しみ。

難しいといっても戯曲で扱いやすいとかにくいとかっていうのは、形式上の問題なんだけど、岸田戯曲なんぞをやるときには抽象的な思考が出来た方が面白く読めるし、具体的な表現は逆に戯曲のもつおかしみやエレジーをそぐことになりかねないから、初心者だと何が面白いかわかりにくいことになることが多いです。

何より旧仮名遣いなので、読めないっていうことを無理やり乗り切るというのも出来ないといけないのだけど。

読んでりゃわかってくるんじゃないの。という感覚というのは思いのほか高度な思考や感覚を要求することなので結構難しいのです。

そんなわけで、ベーシックもマスターコースもどっちも面白いものになります。します。

いわき近辺の方は、アリオスに15時くらいに足を運んで見てください。500円で2つの戯曲が堪能できます。