演劇ってなんだ。

猛烈に何かがしたい衝動に駆られている。今年度は、なんでもいいから、いっぱい発表の場を設けて、いろんな公演に関わる&やれるなら自分でやる。
いま、いくつか立ち上げてるけど、とにかく目についたものを端からやって、後でこんなにやったのか。くらい今年はやらないといけない。
生きている時間は短く、今という時間も今しかない。
世間でいろんなことがあって、いろんな情報がいろんなところから入ってくる。
そんなことに向き合う時間を創作の中で見出していくことしか、僕という人間の出来ることは何もないんだな。
と、震災後の指輪ホテルで痛感したけど、一番気になることが他にあったから、動きが鈍かったと思う。
加速装置がついているなら、加速したいくらいの勢いで今年はモノを作っていく。
今、考えなくちゃいけないことは、とてもシンプルでみんながずっと考えていて、まだ、何もないものだ。
演劇が日本の中で出来ることを形にしていく。
一件、演劇が関係なさそうなことでも、演劇がするべきことはいっぱいある。
何かを繋ぐ、共有する、しかもダイレクトに、これが演劇が持つ最大の機能だと思ってる。
俳優はもちろん、スタッフも観客も、演劇に関わる人すべてがこれをよく使える場所や鍛える場所を作っていく。
これが、今一番したいこと。
だから、もう一回考える。
演劇ってなんだ。