草野心平の詩に曲をつけたの。
誕生日にプレゼントでもらってループで聞いてる。
一周20分ちょいなので限りなくループ。
もともと高校生の時の地区の合同公演で蛙の唄を再編したのを公演でやったのが今の僕の原点でもあるので、つんつんつるんぶという音にひかれて欲しいなぁって言ってたの。
蛙の詩には思い入れが強いのだけど、百姓の詩がある、百姓は偉いよな。普通に思う。
でも、百姓をやる体力も気力もないのが正直なところ。
だからこそよりそういう思いが強くなる。
昨年から今年にかけて、千葉県の長生村でワークショップをしたときも同じ思いを感じた。
生産農家の方々が多く、彼らは体験的にとても知的でおよそ僕にはたちうちできない経験値を持っている。
素敵だ。
彼らがそのことを語り、経験値を生かす場として、朗読があれば、それは生涯の愉しみになりうるのだと思った。