MDの伊藤馨です。
プログラムディレクターの長谷くんのFacebookの投稿を転載。
「先日全三回目の三回目を終えた愛媛県の某小学校では、いろいろ思うところ・得るものが多かった。
約三年前初めてこの小学校に行ったときと比較すると、学校の雰囲気、学校を取り巻く雰囲気が、とっても良い方向に変わった。子供達の感じも、なにをしても無反応でどこか重たかった最初の頃と全然違う。軽くて明るくて元気で、ごく自然に助け合っている感じ。シャイはシャイだけど、ちゃんと子供らしくて良い。
ぼくらのワークショップのせい? いやいや、んなわけない。たった3回のワークショップで子供たちが変わったりしたら、怖いじゃないか、ヤバイじゃないか。そんなヤバイことはしないよー。そこはホレ、特に気をつけていることの一つだ。
これはもうひたすら、校長・教頭・先生方の、子供達のためならなんでもしてやるぞという貪欲さと、毎日の不断の努力の成果なのである。もしぼくらのワークショップが役に立ったとしたら、先生方の指導指針に別の視点を提供したり、子ども達はいまどういう状態なのかなーという物差しとして機能したり、とか、そういう効率を向上させるタイプの効果なのだろうと思う。逆に言えば、それ以上のことはぼくらにはできないし、やっちゃいけないんだよなー、とも思う。子供を育て、良き方向に導くのは、普段日常的に接している大人。いい悪いじゃなくて、「よく考えれば当たり前」のことなのだが。」
と、こんなことを考えてワークショップしてたりします。