MDの伊藤馨です。
今日から、西条市でのコミュニケーション教育(児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業-派遣事業)が始まります。
西条市では4年目。
この事業の初年度からお世話になっています。
こうして地方の自治体レベルで協力し続けてくれる地域があると、それだけ地域のことをピックアップしていけるし、また、先生同士の間での情報交換も行われてくるし、だんだん実施自体がこなれて中身もよいものになっていきます。
僕らのワークショップは、演劇の非日常空間で日常空間(学校生活)で培ったものをこどもたちに再確認、再認識してもらうものだと思っています。
必要なのは、人と人がわかりあうために、少しでも人の間にあるものに興味を持ってもらうこと。
そのために、シンプルでわかりやすく、こどもたちの状態に合わせて運用を変えることが出来るプログラムが必要だと思っています。
西条市で運用しているプログラムもバージョンの変化を重ねつつ、こういう基本的なところは変わらないものが徐々に出来上がってきています。
これは、ひとえに西条市の教育委員会や学校の先生方のご協力の賜物です。
ワークショップが一過性のものではなく、その後に残るものにしていくという、短期間のものであるからこそ、こどもたちの中に、先生の中に大事な時間に少しでもなるように今回もがんばって行きたいと思います。
学校のblogなどで紹介されたり、また、色々とご報告出来ればと思います。
今日はあいにくの雨模様ですが、がんばってきます。