どうも、MD伊藤馨です。
先週の土日に、大島青松園っていうところで、ラジオつくりのワークショップをしてきました。
メンバーは、プログラムディレクターの長谷と伊藤。それから、俳優の竹田まどか、同じく俳優の中嶌聡の4名で行ってきました。
大島青松園がどういうところなのか。というのは、ちょっと説明が難しいので、ウィキペディアのリンクを下に貼っておきます。
当日までに、長谷、伊藤でリサーチをしたり、こえび隊に録音をお願いしたりと、島の入所者の方々や職員さんなど、大島に関わる声をいっぱい録音して、長谷が編集。
録音の様子。この人がとってもおもしろかったー。ラジオにも、おもしろ話を提供してくれました。
島の今昔の話を聞きました。人に歴史ありだよねー。話聞いてるだけで、本当に面白かった。
リサーチで一泊だけ、先に長谷と僕は泊まったんだけど。その時に、島の畑で採れた野菜をもらったよ。
これは、もらったのではなく収穫したての野菜。
そういう下準備をだいたい2か月くらいして、当日は小学生に島内を見学してもらって、そのあとワークショップの形式でラジオ番組を作り、翌日オンエア!(ただし、島内のみ)
という、かなりハードなワークショップでした。
ちなみにこえび隊というのは、瀬戸内芸術祭のスタッフをやっていたりする団体です。詳細は下記。
今回とってもお世話になった、こえびの笹川尚子姫。いやー。ほんとに、助かった。
やっぱり、現地の人と話が出来る人がこういう仕事には欠かせない。島内の人たちとしっかり地盤を築いてきてくれたおかげでいろいろできたと思います。
ちなみに、高松港を出て、写ってるは高松港の第一桟橋。官用船のまつかぜ。
これに乗って、大体8キロ。船で20分くらいで。
大島に到着。
みんなで荷物を置いて、こどもたちと竹田まどかと中嶌聡は島内をガイドしてもらっていました。
ワークショップの中身は、島のことを聞いたり、それから連想して詩を作ったりと、いろんなことをしました。
時折、録音をして、また、話をして。寝ないで編集して。
帰りしなに、島の方に「放送聞いてもらえました?」って、ドキドキしながら聞いたら、「楽しかったよー」って言ってもらえて、ちょっと泣きそうになった。
帰りの船の中から見た。夕日。
この様子は新聞社とか各メディアにのっかりました。
四国新聞
大島でラジオ局“開設”/小中生らドラマ制作
大島で「ラジオ番組」作ろう/参加の小中生募集
朝日新聞
香川)小中学生、ハンセン病療養所大島青松園訪れ交流
読売新聞
大島舞台に“ラジオ番組”
毎日新聞
ラジオ番組作り:小中学生が収録 ハンセン病療養所で放送−−高松 /香川
いろんなメディアの人たちが来てくれました。
ワークショップ中に、取材に夢中になってくれてたりして、ワークショップの中では邪魔だったけど、そういう意欲はとてもうれしかった。
のめり込んでしまった結果、前に出すぎたりしてくれるっていうのは、やってる側としては、すごいうれしい。
いろいろ大変でハードなワークショップだったけど、また、そう遠くないうちに大島に伺いたいと思っています。
ラジオって、単発じゃないからね。
ほんとは、ちゃんと毎日流せるものとか、定期的に流せるものにしたいなぁ。
と、思います。
あ、最後のは、勝手な希望。